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カジュアルスーツ・ビジネススーツ・フォーマルスーツそれぞれの違いと適したシーンをチェック!
カジュアル・ビジネス・フォーマルそれぞれのスーツの基本的な特徴やよくあるディテールについて、大人の男なら知っておいて損はない。ではどんな特徴があるのだろうか?
①「カジュアルスーツ」
まずカジュアルスーツとは大雑把に、前項でも軽く触れたとおりラフで休日に来ていてもカッチリした印象を与えないもののことを指す。使用される素材はウールの他に、リネンやコットン、シアサッカー、コーデュロイなどのラフなものだったり、ナイロンやポリエステルなどの機能素材を使用したアイテムが多い。ポケットはパッチポケットであったり、シルエットがゆったりとしたリラックスフィットのスーツもこれに当てはまる。こういったスーツは休日の服としてスニーカーと合わせたスタイルでも違和感がなく、ビジカジスタイルが許容されている職場であればビジネススーツとしても使える汎用性の高さが魅力だ。パーティーやドレスコードがあるレストランでの食事の際にも適したスーツであると言える。カジュアルな雰囲気であれば結婚式の披露宴や二次会で着用してもOK。
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②「ビジネススーツ」
読んで字のごとく、ビジネスの場にふさわしいスーツのこと。カジュアルスーツよりもカッチリとした印象で、素材は天然のウールを使用していることが多く光沢のある質感が基本。また、型崩れを防ぐために芯地がしっかりと入っていることも特徴のひとつ。芯の通ったフォルムで、生地の質感もツヤがある上品な表情のものがビジネスシーンに適したスーツであると言える。色はネイビーやグレーがベーシックで、ブラウンスーツやブラックスーツは敬遠される場合もあるため、まずはベーシックカラーを押さえておくのがマスト。オフィスでの作業だけであればカジュアルなスーツでも問題ないが、大事な商談などがある場合は精悍な顔立ちのビジネススーツでカチッとキメて臨むのがベターだ。
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③「フォーマルスーツ」
フォーマルスーツとは基本的に冠婚葬祭や式典などのフォーマルなシーンで着用されるスーツのこと指す。格式高い場で着用することを目的としているため、オフの日やビジネスの場で着用するのはNG。また、色はブラックがもっともフォーマルであるとされている。素材は上質なウールで上品な光沢があり、華やかな表情が特徴。インナーには白シャツを合わせるのが基本だ。タキシードなどはフォーマルスーツの代表的なアイテムであり、結婚式で着用されることからイメージしやすいはず。反対に、葬式では光沢のない墨黒の喪服を着用するのが基本ルール。光沢がある華やかなスーツは喪に服する場には相応しくないため、やむを得ない事情がある場合以外は正式な喪服で参列するのがマナーだ。フォーマルスーツは時間帯やシーンによって着用すべきデザインが変わってくるため、下調べは念入りにしておきたい。
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