
ドレスとカジュアルのMIXスタイルが浸透してきている現代において、スーツ×マウンテンパーカーの着こなしは新定番スタイルのひとつと言えるかもしれない。過酷な自然環境を耐え抜くために設計されたマウンテンパーカーが備える防寒や防風、撥水といった機能の数々は、会社勤めや営業周りなどで外出が多いビジネスパーソンをサポートするのにも最適だ。今回はそんなスーツに合うマウンテンパーカーをテーマに、ダサくみせない着こなし方のポイントや注目モデルをピックアップ!
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「スーツ」×「マウンテンパーカー」というテイストの異なる組み合わせだからこそ基本をおさえた着こなし意識を!
ドレススタイルを象徴するような存在であるスーツと、山登りでの使用を前提として作られているマウンテンパーカー。こんなテイストが異なるアイテム同士の組み合わせは、スタイリングを間違えるとコーディネートがチグハグな印象に仕上がってしまう恐れがある。「適切なサイズ感で着こなす」「素材や色味の統一感を意識する」といった着こなしをおしゃれに見せる基本的な要素をおさえながら、コーディネートを組むことを心掛けたい。
上のスナップは、ビジネスとは一味違うおしゃれ着としてのスーツスタイルだが、テイストの統一感を演出する参考資料としてピックアップ。適切なサイズ感で着こなすのはもちろん、マウンテンパーカーに合わせて足元に山岳民族の靴として生まれたチロリアンシューズをチョイスするといったアイテムそれぞれの背景を理解したコーディネートがグッとくる。
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スーツに合うマウンテンパーカー選びで意識したい2つのポイント
スーツにも合うマウンテンパーカーをお探しの方は、これから紹介する2つのポイントをおさえたモデルを選ぶことをおすすめしたい。
①スーツのジャケットが隠れる着丈を選ぶ
基本的には、マウンテンパーカーを羽織ったときにジャケットの裾が見えない着丈のモデルを選ぶのが好ましい。マウンテンパーカーの裾からジャケットの裾が見えてしまうと、一気にカジュアルな雰囲気が出てしまう。ジャケットの着丈は大体46サイズで72cm前後の場合が多いため、オンラインで購入する際はそれ以上の着丈のマウンテンパーカーを選ぶのが良いだろう。
②主張が控えめな洗練デザインを選ぶ
“主張しない品”が求められるビジネススタイルに合わせる想定であれば、ブラックやネイビーといったベーシックカラーを基調とした、なるべくシンプルなデザインのマウンテンパーカーを選ぶことをおすすめしたい。これ見よがしなロゴや、カラフルなパーツを切り替えたモデルを選ぶのは避けるのがベターだ。
ARC’TERYX(アークテリクス) のマウンテンパーカー
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