グレンチェックスーツの着こなしポイントは?メンズコーデの手本を紹介!

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グレンチェックスーツの着こなしポイントは?メンズコーデの手本を紹介!

英国調のクラシックなムードを漂わせるグレンチェックのスーツは、スーチングスタイルをグッと洒落た印象に格上げしてくれるアイテム。柄モノのスーツに興味はあるけどハードルが高く感じて手を出しづらい…という方は、一度グレンチェックのスーツを検討してみてはいかがだろうか?今回は、グレンチェックスーツの印象や合わせるアイテムの選び方、着こなし例を一挙紹介!

グレンチェックとはどんな柄?

英国の伝統的なチェック柄のひとつであるグレンチェックは、ハウンドトゥース(千鳥格子)とヘアラインストラプを組み合わせた複合柄。正式名称はグレナカート・チェックとされている。スーツやテーラードジャケットの生地によく使われる柄であり、この柄を見たことがあるという方も多いだろう。名称の由来として、①14世紀ごろにスコットランドのアーカートの谷(グレン)で織られたことから命名された、②グレナカート家の柄として命名された、という2つの説がある。グレンチェックを拡大したような大きな格子柄のものは「グレンプレイド」と呼ばれ、イギリスのウィンザー公が王子時代に好んだ柄であったことから「プリンス・オブ・ウェールズ・プレイド」という別称も持つ。王道は黒と白で構成されたモノトーンだが、ブラウン系の色味で配色されたグレンチェックもメジャーで、他にもブルーやレッドなどのオーバーペーンを乗せたデザインも人気だ。

グレンチェックスーツの印象は?派手?

“チェック柄のスーツ”と聞くと、柄モノのイメージが先行して派手な印象を持っている方も少なくないかもしれないが、グレンチェックは基本的に柄の入り方が細かく、そこまでインパクトのあるデザインではない。近くに寄って見ると細かいハウンドトゥースの目を視認できるが、遠目から見るとくすんだグレー地に見えるため、比較的無地に近いチェック柄だと言える。色使いもシンプルな色数に絞ったものが多いので、その色を拾って合わせるアイテムを選べばコーディネートの難易度は高くない柄だ。

グレンチェックのスーツはシーンを選べばビジネスで着ても問題なし!

ビジネススーツとしてストライプ以外の柄モノを選ぶのは勇気がいるもの。業界によっても柄選びの幅は変わってくるが、お堅い業種でなければグレンチェックのスーツでも問題はないだろう。こちらのスナップのように、ダウンジャケットを羽織ったカジュアルなビジネススタイルにはよくハマることが分かるはず。ただし、重要な商談やプレゼンがある場合は無地のシンプルなスーツを選ぶのがベター。スーツのデザインの選び方はシーンによって決めるのがセオリーだ。

グレンチェックのスーツに合うネクタイの色味は?

グレンチェックのスーツをタイドアップして着る場合はネクタイの色選びが重要。決してハッキリとした柄ではないため、ネクタイの色味が淡いと着こなし全体がぼんやりとした印象になってしまう可能性が高い。ウェルドレッサーが集うピッティウオモでもグレンチェックのスーツは人気銘柄だが、皆が揃って濃い色味のネクタイを着用。これらのスナップを見れば分かる通り、Vゾーンにパキッとした存在感のあるネクタイが鎮座することで、メリハリのある洒脱なスーツスタイルが完成する。色はグレンチェックの色味やシャツなどを基準に選ぼう。

続いてはグレンチェックのスーツを着こなした洒落者たちのストリートスナップを厳選紹介!

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