
昨今オンライン通販にて洋服を購入することが当たり前となったが、“何となく”でサイズを選んでいる方も少なくないのでは?自分がイメージしているコーディネートを精度高く実現するためにも、やはりサイズの正しいチェック方法は押さえておきたいところ。そこで今回は、そのサイズ選びの指標の一つである「肩幅」について解説していく。
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肩幅の測り方は2通り!どちらの採寸方法も覚えておくと便利
“肩幅(かたはば)”とは読んで字のごとく肩の幅を指す言葉で、両肩のつけ根からつけ根までの長さを表している。そんな肩幅の測り方には、平らな場所に広げた洋服を測る方法(仕上がり寸法)と、服を着た体をそのまま測る方法(ヌード寸法)の二つの方法があるのをご存知だろうか?ECサイトに記載されることが多いのは仕上がり寸法だが、メーカー・サイトによってはヌード寸で記載していることも少なくないため、どちらの測り方も覚えておくと安心だ。
一般的にECサイトが記載しているのが“仕上がり寸法”!
一般的にECサイトなどに記載されることが多い仕上がり寸法は、洋服を実際に測ったサイズを示したもの。つまり普段着ている服のサイズと照らし合わせて、サイズが合うか合わないかを判断できる指標となっている。仕上がり寸法の測り方は至ってシンプルで、計測する洋服を平置きして、片方の肩の縫い目の頂点から反対側の縫い目の頂点までを測るだけだ。
おおまかな体格さえ分かれば似合うサイズが分かるのが“ヌード寸法”!
その一方でヌード寸法とは、商品そのもののサイズではなく、着用者の身体のサイズを示したもの。「身長165-175cm・肩幅45cm・胸囲94~104」という風に表記されることが多く、“このサイズの体型であれば無理なく服を着用できる”ことを表している。そんなヌード寸法は、首を前に倒した時に飛び出す骨(頸椎点)を通るように、肩先から肩先までを採寸するのが正確な測り方だ。ちなみに、もし測るのが面倒だという場合には「肩幅=身長×0.23~0.24」という計算式で大体のサイズを割り出せるので活用してみてほしい。