男らしさを表す文句として「男は黙って背中で語る」という言い回しがあるように、バックスタイルのカッコよさは男にとって超重要なもの。そう考えると、夏はバックプリントがカッコいいTシャツを一着は持っておきたくなる。そこでバックプリント入りの白Tシャツを5つ厳選したので、今年の夏コーデはぜひ背中でセンスを語る男を目指してみてほしい。
①大柄ロゴデザインが夏コーデの主役にふさわしい白T032c「ホワイト プリントTシャツ」
ドイツ・ベルリン発のブランド 032cは、ドイツでカルト的人気を誇るカルチャー雑誌が手がけるファッションブランド。THRASHERと同様のパターンで、日本ではファッションブランドとしての認知が圧倒的だろう。そんな032cのブランド名をスプレー文字のように背中にプリントした白Tシャツを紹介。フロントは左胸にワンポイントデザインが入った前後バランスの良いプリント配置で、バックプリントは大柄ながらモノトーンで統一されているので着回しやすい。肘あたりまで袖がかぶるオーバーサイズで、夏コーデの主役にぴったりだ。
②大胆なバックプリントと無地のフロントでメリハリを効かせた一着ACRONYM「ホワイト S24-PR-A Tシャツ」
同じくドイツ・ベルリンを拠点とするブランドであるアクロニウムのバックプリントTシャツ。フロントは完全に無地、バックに大胆なレタードプリントを入れたデザインで、まさに「背中で語る」と言うにふさわしい一着だ。
③得体の知れない謎デザインが妙にそそる…OUR LEGACY「ホワイト Box Tシャツ」
真っ白ではなくオフホワイトのTシャツも紹介。こちらはアワーレガシーからで、オフホワイトのベースに赤いプリントデザインを乗せたTシャツで、心臓や動物の頭にも見える得体の知れない不気味さにハングル文字を組み合わせたエキセントリックな一着だ。ちなみにこの「손맛」というハングル文字は直訳すると「手の味」で、丁寧に作られた“手作りの味”を表す韓国語だそう。意味を知るとよりエキセントリックな印象が強まるが、そんな意味の分からなさがこのTシャツの魅力だと言えるだろう。
④フロントからバックまでプリントをつなげた独創性が◎ADER ERROR「Significantコレクション ホワイト＆ブルー プリントTシャツ」
フロントからバックにかけて、肩を渡るようにしてアーダーエラーのロゴのシルエットがプリントされた白Tシャツを最後に紹介。ローラーペイントのようなかすれたプリントの表情が良い感じで、肩を股にかけて前後に行き渡るプリントを施した独創性がアーダーエラーらしい。右の肩甲骨部分にはブランドお馴染みのタグが付けられている。
⑤注目のアジアンブランドが放つバック&フロントプリントTシャツDEVÁ STATES「ホワイト ロゴ Tシャツ」
インドネシア発のディーバ ステイツは、世界的な人気を誇るハイセンスなセレクトショップのSSENSEでも取り扱いがスタートした注目のアジアンブランドだ。同ブランドからピックアップしたのは、「DEVA」の文字をチェーングラフィックでデザインしたバックプリント白Tシャツ。フロントにもグリーンをアクセントにしたプリントが施されているが、プリントの枠は大きいものの、線が細いタッチでデザインされているので、主張がそこまで強くない着やすさがある。若干肩が落ちたちょいユルなシルエットデザインも◎
