
N.W.AやPublic Enemyなどのヒップホップアーティストが着用したことで、ファッションアイテムとして広がったコーチジャケット。薄手かつ軽やかでサラリと羽織れ、どんなカジュアルウェアとも好相性などオフシーンの着こなしに重宝すること間違いなし。今回は、そんな「コーチジャケット」にフォーカスして、OTOKOMAE編集部がオススメする注目のアイテムをピックアップ!
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コーチジャケットはアメカジと横ノリスタイルを同時に演出可能な定番やんちゃアウター
コーチジャケットとは、アメカジファッションを象徴するアウターのひとつだ。アメリカで誕生し、学生やスポーツ観戦者、野外で作業をする労働者など幅広い人がユニフォームとして着用していたという。80年代後半から90年代にかけては「N.W.A」や「Public Enemy」といったヒップホップグループが愛用したことでファッションアイテムとして市民権を獲得。それ以来ストリートウェアとして親しまれるようになり、昨今では80’sや90’sのリバイバルの流れから人気が再燃している。現在ではストリート系ブランドのみならず、メゾンからセレクトショップのプライベートブラントなどあらゆるブランドから展開されており、メンズの定番ウェアとしても定着した感がある。
主に使われる素材としてはポリエステルやナイロンなどの化繊で、防風性や耐水性に秀でていて軽やかな着心地なのが特徴。また、首元は一枚襟で袖口がゴム縛り、そして裾にはドローコードが配されており遮風性を高めた機能的なデザインを採用しているケースが多い。中にはポケット口にドットボタンやファスナーをあしらうことで、より機能性を高めたものも存在。基本的には春や秋のライトアウターといったポジションだが、裏地にフランネルやフリースなどを配した防寒性に優れたモデルなども秋冬には展開される。ちなみにコーチジャケットとは和製英語であり、アメリカの競技スポーツで監督が着用していたサマから呼ぶようになったというのが定説だ。英語圏では基本的にウィンドブレーカーと呼ばれるため覚えておきたい。
コーチジャケットをどう着こなす?洒落者のコーデ術3選
コーチジャケット コーデ①「オールブラックでモードな雰囲気をまとう」
コーチジャケットを筆頭に、ジーンズやスニーカー、ソックス、時計の盤面など細部に至るまでブラックで統一したメンズをキャッチ。全身黒はのっぺりした印象を与えかねないが、光沢のあるコーチジャケットのおかげで変化のある表情に。
コーチジャケット コーデ②「襟の大きなコーチジャケットをセレクトして存在感を演出」
バレンシアガのキャップやThe TenのAJ1などプレミアムなアイテムが目に留まるが、コーデの主役であるコーチジャケットの存在感はやはりピカイチ。コーチジャケットとしては珍しい大きな襟を備え、ボディを白に仕上げた1着は、それだけで人目を惹くこと間違いなし。コーチジャケットのヒネりがきいている分、インナーやボトムスは引き算マインドでシンプルなものを選びコーデのバランスを整えている。
コーチジャケット コーデ③「インパクト大のボトムスにはシンプル顔のコーチジャケットを」
主張の強いボトムスを穿いた場合、トップスにはシンプル顔のアイテムを選んで中和させるのがオシャレの常識。そしてコーディネートのテイストを統一させるのも大事なポイントだ。その2点を押さえた、まさに好例のコーディネートがこちら。派手柄のパンツを上手に中和しつつ、全体をストリートテイストにまとめあげているのが見事。
続いては、編集部がオススメする注目のコーチジャケットを紹介!
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