CONTENTS
- 革靴種類別コーデ①フォーマルスタイルにも完全対応できる「ストレートチップシューズ」
- 革靴種類別コーデ②ビジネススーツ〜ジーンズスタイルまでカバーする万能プレイヤー「プレーントゥ」
- 革靴種類別コーデ③ファッション通好みのレザーシューズといえば..「Uチップ」
- 革靴種類別コーデ④オンオフ両用の紐なしシューズといえば..「ダブルモンクストラップ」
- 革靴種類別コーデ⑤男らしい武骨さ際立つ着こなしを目指すのに最適な「ブローグ・ウィングチップ」
- 革靴種類別コーデ⑥トラッドスタイルのマストハブアイテム「コインローファー」
- 革靴種類別コーデ⑦ここ数年で定番シューズにランクインした通称"弁護士の靴"といえば..「タッセルローファー」
- 革靴種類別コーデ⑧昨シーズンから赤丸急上昇のシューズといえば..「ビットローファー」
- 革靴種類別コーデ⑨秋冬の定番あの英国スポーツに起源をもつブーツといえば..「チャッカブーツ」
- 革靴種類別コーデ⑩着脱簡単な人気ブーツといえば..「サイドゴアブーツ」
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革靴種類別コーデ⑩着脱簡単な人気ブーツといえば..「サイドゴアブーツ」
サイドゴアブーツは、名前があらわすとおり両サイドにマチを設け、伸縮性のあるゴア素材を施したブーツのこと。他のブーツにはない、脱ぎ履きのしやすさが特徴だ。デザインとしては装飾のない「プレーントゥ」が多く、簡素なルックスとフォーマルなルーツを持つことから、スーツスタイルに合わせられるブーツとしても知られる。
ちなみに起源としては、1830年代中盤に英国のロンドンを拠点とする革靴メーカーが、当時即位したばかりのヴィクトリア女王のために、着脱が簡単でフィット感の良いブーツを作るべくサイドゴア仕様を取り入れたことにあるとされている。意外にもレディース靴を起源にもつのは面白い。
西口氏はジャケパンコーデの足元にサイドゴアブーツをセット!フォーマルなルーツを持つブーツはジャケットスタイルでも違和感なくフィットする
ビームスFのディレクターを務める西口氏は、モノトーンのジャケパンスタイルにブラックのサイドゴアブーツをセット。ウェアアイテムからサイドゴアブーツなどの小物にいたるまで、全身をモノトーンで統一した着こなしだ。
サイドゴアブーツはモードニュアンスのコーディネートにもハマる
ブラックスキニージーンズにブラックサイドゴアブーツですっきりとしたシルエットをキープしながら、トップスにミニマルデザインの気持ちオーバーサイジングのスイングトップを羽織ることで、さりげなくYラインを構築。黒で統一したメリハリのあるスタイリングがシャープでモードな印象を与える。
コンパクトなグレースーツにサイドゴアブーツをセットしてシャープに装うという選択
クラシックなサイジングがメインストリームになるメンズシーンにおいて、逆に新鮮味を感じさせるコンパクトなグレースーツに、サイドゴアブーツをセット。シャツのボタンを全て閉めてタイドアップしないことでモードな印象を強めている。
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