ジージャン コーデ メンズ特集!着こなしを洗練させる7つのワザを紹介

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ジージャン コーデ メンズ特集!着こなしを洗練させる7つのワザを紹介

ジージャンといえばメンズファッションの定番アイテムだが、何故か着てみると“これじゃない感”が拭えずにお困りの方も少なく無いのでは?今回は、そんなジージャンの洗練された着こなしを成功させるためのポイントを、具体的な着こなし事例とともに紹介!

様々な名称を持つ「ジージャン」

ジージャンは「jean jumper」の略称。しかし実は「ジージャン」は和製英語で、英語圏では一般的に「jean jacket」「denim jacket」と呼ばれている。本来なら「ジージャケ」や「デニジャケ」という呼称の方がオリジナルに近い表現だが、語呂が良いこともあって「ジージャン」という呼称が日本では一般化している。

ジージャンの誕生は1930年代、リーバイスがジーンズに合わせる作業上着の製造を開始したことが起源だ。ちなみに、デニム好きやヴィンテージフリークの間では有名な話だが、リーバイスが1900年代初頭にリリースした初代モデルから徐々にシルエットやディテールを変化させている。古い順に「ファースト」「セカンド」「サード」「フォース」と4種類に分けて語られることが多い。この区別は日本の古着輸入業者が便宜的に分類した呼称であり、リーバイス社がつけた正式名称ではないことはおさえておきたい。ちなみに、多くのブランドがデザインベースとして用いるのはファッション的にも高い評価を得ている「サードタイプ」だ。

ジージャンの4タイプそれぞれのデザインや仕様の違いを紹介!

ジージャンのタイプによって、デザインや仕様は変化する。続いては、ジージャン4タイプそれぞれにフォーカスして特徴を紹介!

ジージャンのタイプ①「元祖デザインの“ファーストタイプ”」

名前の通り、初めてデニムジャケットが完成された際のデザインが「ファーストタイプ」だ。前たて部分にヒダのディテールが存在している。また、胸ポケットは左の身頃のみに施されており、位置は低め。バックのウエスト部分にストラップ(シンチバック)が縫い付けられているのも特徴のひとつだ。

1stタイプのジージャンを探す

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ジージャンのタイプ②「両ポケット&ヒダ付き前立てが特徴的な“セカンドタイプ”」

ファーストモデルからアップデートされた「セカンドモデル」。前立てヒダのディテールはそのままで、ポケットが両身頃の低い位置に配置されているのが特徴だ。バックウエストに縫い付けられていたストラップもセカンドモデルからは取り除かれている。

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ジージャンのタイプ③「最もメジャーなデザインの“サードタイプ”」

最もメジャーであり、デニムジャケットの完成形とも言われるデニムジャケットの「サードタイプ」。2ndタイプまで施されていた前立てヒダのディテールは排され、胸ポケット部分から裾にかけてV字の切り替えが施されている。胸ポケットの位置は高めにモディファイすることで、1stや2ndよりもスタイリッシュな印象に。以上のようなポイントから、都会的でファッションアイテムとして使いやすいとされており、現在デニムジャケットの中で最もメジャーなデザインとなっている。

3rdタイプのジージャンを探す

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ジージャンのタイプ④「サードタイプより着丈が若干長い“フォースタイプ”」

3rdタイプと極めて近い見た目の「4thタイプ」。歴代のジージャンと比べて、程よくスリムで着丈が長いシルエットに設計されているのが特徴だ。生産効率を意識した型紙に調整されており、サードタイプから見られるフロントの特徴的なV字の傾斜も、縫いやすいよう緩やかな設計に。V字の末端部分が離れているのも4thタイプの特徴と言われている。以上のような特徴を挙げたものの、3rdタイプがリリースされてすぐ4thタイプが登場したこともあり、どこからを4thタイプと呼ぶかは諸説あり。たとえば、ハンドウォーマーポケットが施された「70506」から4thと呼ぶ説も有力と言われている。それぞれのタイプは、あくまでもヴィンテージデニムジャケットの年代を区別するために作られた通称であるため、ひとつの参考情報として捉えておくのがオススメだ。

4thタイプのジージャンを探す

ジージャンの起源は作業着であるため、適当に着てしまうとコーデが野暮ったい印象になりがち。続いては、洗練された着こなしを実現する上で重要となるポイントをおさえながら7つのワザを紹介!

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