数あるデニムジャケットの型の中で最もポピュラーな“3rd/4thタイプ”。実用性を重視した1stや2ndの系譜を継ぐモデルではあるものの、ファッション性を最優先してデザインされたアイテムだ。今回はそんな「3rd/4thタイプのデニムジャケット」にフォーカスし、特徴や注目のアイテムを紹介!
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デニムジャケットの完成形とも称される「3rd/4thタイプ」に洒落者は首ったけ!
3rdタイプのデニムジャケットが登場したのは1961年のこと。それまで“デニムジャケット=ワークウェア”として認識されていたが、若者の間でファッションとして楽しむ傾向が徐々に広まっていることをリーバイスが察知し、2ndから大きくモデルチェンジしてローンチされた。ワークウェアとして開発された1stや2ndとは違い、ファッションアイテムとして誕生しただけあり、最もポピュラーなモデルとして現在でも幅広い人々に愛されている。ファッション業界人や洒落者が集うピッティ ウオモでも多くの参加者が着用していることから、その人気ぶりが窺い知れる。
一方、4thタイプは1967年に誕生したアイテム。パッと見では3rdタイプとほとんど変わらないが、実はシルエットを大きく変化させている。1st~3rdまでは身幅たっぷりなショート丈だったが、4thタイプからスリムシルエットかつ着丈長めなデザインへと刷新。よりファッション性を高めたモデルとして4thタイプも根強い人気を獲得している。
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