シックスパックを目指す人のための“腹直筋の筋トレ8選”

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シックスパックを目指す人のための“腹直筋の筋トレ8選”

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腹直筋の“上部”と“下部”それぞれを意識して鍛えるのが効果的!

腹直筋は縦に長く伸びた面積の広い筋肉であるため、上部と下部に分けて鍛えるのが一般的だ。上部を鍛える場合は脚を固定したまま上体を動かし、下部を鍛える場合には上体を固定して脚だけを動かすメニューを取り入れると良い。上部・下部それぞれに特化した筋トレを行うことで、バランスの整ったシックスパックが手に入るだろう。ちなみに、脂肪は下っ腹につきやすいため、どちらかと言うとすぐ割れて見えやすいのは上部だ。

腹直筋の上部を鍛えるのに効果的な筋トレメニュー4選

まずは腹直筋の上部に効く、腹筋トレーニングから紹介。簡単に行えるけど低負荷なものから、難度が高くて高負荷なものまで紹介するのでぜひ参考に。

腹直筋 上部 筋トレ①「カールアップ」

腹直筋の上部を鍛える種目の中でも、とりわけ可動域が狭めなカールアップは、腰に負担をかけにくく運動初心者にもおすすめの種目。易しめな種目ではあるが、しっかり行えば存分に腹筋を追い込むことも可能だ。高負荷の種目を行なった後の、さらなる追い込み種目としても優秀であるため、フォームをしっかりマスターしておきたい。

仰向けになり、膝が90度になるよう足を置き、手は太ももに添えておく。そこから、肩甲骨が2~3cmほど浮かせながら手を膝の方へと滑らせていく。下ろす時も動きをコントロールして、ゆっくりした動作を心がけよう。まずは30秒間の中で、丁寧なフォームで効かせることを意識しながら繰り返し、慣れてきたら秒数やセット数を増やしていこう。

 トレーナー  松浦 泰山さん
今回紹介する全ての種目に言えることですが、腰をしっかり床につけたまま行うことを意識してください。腰が反って床から浮いてしまうと、腹直筋が上手く収縮しないうえに、腰に負担がかかってしまうので注意しましょう。

腹直筋 上部 トレーニング②「クランチ」

上で紹介したカールアップの強化版とも言うべき種目がクランチだ。カールアップより可動域を広げて行うことで、腹直筋の上部をしっかり収縮させられる筋トレになっている。とは言っても、カールアップと意識すべきポイントは変わらないため、カールアップのフォームをマスターした方にとっては易しく感じるはずだ。

仰向けになり、膝が90度になるよう足を置き、手を太ももに添えておく。そこから、上体を起こしながら手を膝まで滑らせていく。肩甲骨は5~8cmほど浮かせられると良いだろう。また、上体を起こす際に、へそ辺りを見るようにして腰を丸めるのも大事なポイントだ。しっかり手が膝まで届いたら、コントロールしながら上体を戻していこう。まずは30秒間でしっかり効かせることを意識しながら繰り返し、慣れてきたら秒数やセット数を増やすのがおすすめだ。

 トレーナー  松浦 泰山さん
カールアップよりもしっかり目に上体を起こさないといけないので、最初はかなりキツく感じると思います。キツくなるとどうしても反動を使ってしまったり、腰を反って行なったりしがちですが、それは腰を痛めるうえに腹筋に効かないので絶対に止めましょう。丁寧な動作のまま出来る限りの可動域で腹筋をするのが、シックスパックを作るための秘訣です。

腹直筋 上部 トレーニング③「スカイタッチ」

スカイタッチとは、手を肩の真上に上げたまま上体起こしを繰り返す筋トレだ。腕の重さがそのまま負荷となるため、クランチよりも腹筋上部に刺激を与えられる種目となっている。すでに腹筋に筋力がついていて、スカイタッチでは物足りない場合は、応用編としてダンベルやプレートなどを持って行うのがおすすめだ。

仰向けになり、膝が90度になるよう足を置き、手は床と垂直になるよう肩の真上に上げておく。そこから、手を天井へと近づけるようなイメージで上体を起こしていく。この時、目線も天井に送るが、あごが上がってしまわないように意識しよう。しっかり上がりきったら、ゆっくりと上体を戻して、また繰り返していく。この種目も30秒間で出来る限り行い、慣れてきたら秒数やセット数を増やしていこう。

 トレーナー  松浦 泰山さん
どの腹筋運動も基本的には背中を丸めて腹筋を収縮させるために目線をおへそに送るんですが、この種目は“上体を高く起こすこと”が効かせるカギになるので、目線を天井に置いてます。しかし、それだと背中がしっかり丸まらない可能性があるので、あごを軽く引いて行うのがおすすめです。また、腰が床から離れてしまうほど上体を起こすと腹筋から負荷が抜けるので、起こしすぎにも注意しましょう。

腹直筋 上部 トレーニング④「ロングアームクランチ」

今回紹介する腹直筋上部のトレーニングの中で、もっとも高負荷な種目がロングアームクランチだ。バンザイしたまま腹筋運動を繰り返す種目で、上体を起こす際にも腕の重さがウエイトとなるため、スカイタッチより負荷が高いとされている。この種目も手にダンベルやプレートを持つことで負荷を高められるので、物足りなさを感じたらウエイトをプラスしてトライしてみよう。

仰向けになり、膝が90度になるよう足を置き、手は肘をピンと伸ばして頭の上に上げておく。腕の位置が耳の横から離れないようにしつつ、上体を起こしていく。この時、顔の向きはナチュラルにし、目線は太ももに。上体を起こしたあとは、同じような軌道でゆっくり戻し、また繰り返していく。30秒間で丁寧なフォームで出来る限りの回数をこなし、慣れてきたら秒数やセット数を増やしていこう。


 トレーナー  松浦 泰山さん
ロングアームクランチを行う時に気をつけたいのが、腕を振ってしまうことです。腕は上げておくことだけを意識して、振るようにして上体を起こさないよう注意しましょう。もしバンザイのポーズがやりにくい場合は、両手を重ねたり組むのもアリです。しかし、肘が曲がらないように注意しましょう。

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