シックスパックを目指す人のための“腹直筋の筋トレ8選”

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シックスパックを目指す人のための“腹直筋の筋トレ8選”

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腹直筋の下部を鍛えるのに効果的な筋トレメニュー4選

続いては、腹直筋の下部に効く筋トレを紹介。こちらも低負荷なものから、高負荷なものまで紹介するので、自身のレベルに合わせて行なってみてほしい。

腹直筋 下部 トレーニング①「ニーレイズ」

ニーレイズとは、その名の通り膝を上げる筋トレのこと。下腹部を鍛える種目の中でも易しめであるため、初心者の方もトライしやすいはずだ。下腹部を鍛える種目は、基本的にどれも脚を上げる動作となるため、ニーレイズで感覚を掴んでおけば、この後に紹介する種目もスムーズに行えるだろう。

仰向けになり、手をお尻の下に置いて骨盤を後傾させ、膝は軽く曲げて脚を床から少し浮かせておく。腹筋には力を入れておくが、肩や首はリラックスさせておこう。そこから、膝を曲げながらお尻が少し浮くぐらいまで脚を上げていく。戻す時も床に足をつけないように意識するのがポイントだ。まずは30秒間でしっかり効かせることを意識しながら繰り返し、慣れてきたら秒数やセット数を増やしていこう。

 トレーナー  松浦 泰山さん
腹直筋の下部をしっかり収縮させるには、骨盤を肋骨に近づける必要があります。そのため、お尻が少し浮くぐらいまで上げないと効いてきません。また、手をお尻の下に置いておくと骨盤が後傾するので、それにより腰への負担が軽減し、かつ腹直筋が収縮しやすくなります。そのため、必ず手はお尻の下に置くのがおすすめです。

腹直筋 下部 トレーニング②「レッグレイズ」

腹筋の下部を鍛える種目の中で、もっともオーソドックスなのがレッグレイズ。上で紹介したニーレイズと似ているが、膝の曲げ具合や脚を上げる位置が大きく変わるうえ、目線をヘソに送りながら行うため難度は高くなる。初心者から上級者まで多くの人が取り入れている種目なので、ぜひマスターしておきたい。

仰向けになり、手をお尻の下に置いて、脚は揃えて伸ばしておき少し床から浮かせておく。この時、おへそを覗きこむように少しだけ上体を起こしておく。この上半身の姿勢をキープしたまま、脚を天井に向けてなるべく高く上げていく。お尻がしっかり浮くぐらいまで上げるのが◎ そして戻す時もコントロールしながら行うのが鉄則だ。30秒間で丁寧なフォームを意識しながら回数をこなし、慣れてきたら秒数やセット数を増やしていこう。

 トレーナー  松浦 泰山さん
脚を下ろす時に、重さに任せて下ろすのはNGです。必ずコントロールするようにして、下っ腹の筋肉が伸びているのを感じながら下ろすようにしましょう。また、レッグレイズは膝の曲げ具合で負荷が変わるので、最初はなるべく膝を伸ばしたまま行うようにして、キツくなってきたら曲げて追い込んでいくのもおすすめです。

腹直筋 下部 トレーニング③「キッククランチ」

キッククランチは、キックするように脚を曲げ伸ばしする筋トレだ。マイナーな種目ではあるものの、腹直筋の下部を効果的に鍛えられるうえ、フォームはさほど難しくないので、この機会にぜひトライしてみてほしい。ちなみに、レッグレイズと効き方はあまり変わらないので、レッグレイズに飽きたらやってみるのも良いだろう。

仰向けになり、手をお尻の下に置き、脚を揃えてピンと伸ばし、角度が40~50°になるよう床からしっかり浮かせておく。そして、顔を少し起こして足先の方に目線を送ろう。上半身の姿勢をキープしたまま、膝を胸に引きつけるように曲げる。この時、お尻が床から少し浮くのがベストだ。また、脚を元の位置へと戻す時は、下がったり上がりすぎたりしないように意識しよう。30秒間で丁寧なフォームを心がけながら繰り返し、慣れてきたら秒数やセット数を増やそう。

 トレーナー  松浦 泰山さん
今回は紹介してないですが、ニートゥチェストを寝転んで行うような種目だと思ってもらえたら、わりとトライしやすいかと思います。腹筋の下部にはしっかり効きますが、腰への負担は少ないので、慢性的な腰痛にお悩みの方にもおすすめですね。ポイントは、しっかり膝を胸へと引き付けること。くっつけるぐらいの勢いでグッと引き寄せると、強い収縮感が得られると思います。

腹直筋 下部 トレーニング④「V字クランチ」

数ある腹筋トレーニングの中でも上級者向けとされるV字クランチ。腹直筋の下部がメインではあるが、実は腹直筋全体を刺激できるかなり高負荷な種目だ。V字クランチはもともと腹筋が強くないと行えない種目であるうえ、筋力があったとしても始めのうちはキレイに動作するのは難しい。だが、何度も繰り返すことでフォームに磨きがかかってくるので、出来ないからといってスグに諦めないようにしよう。

床に仰向けになり、手は頭の上に上げておき、脚はしっかりと伸ばしておく。そこから、上半身を起こしながら、脚を上へと上げていき、身体をV字に折りたたむ。この時、手でくるぶしを触るイメージを持つことと、おへそを見るようにするのがポイントだ。正しいフォームを会得するまでに時間がかかる種目なので、まずは1回1回を丁寧に行い、しっかりフォームが板についてきたら秒数を設定して3~5セットほど行うのがおすすめだ。

 トレーナー  松浦 泰山さん
かなり難しい種目なので、フォームがしっかり身につくまで何度も練習してみてください。あらかじめ脚を上げておいて上体を起こすなど、少し簡単にして動作に慣れさせていくのもアリだと思います。腹筋の筋力が足りてなかったり、あまり無理して動くと思わぬ怪我をする可能性もあるので、慎重に行なってください。
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