パラブーツの「ミカエル(MICHAEL)」はエルメスの特注から始まった!?名作チロリアンシューズの魅力を紹介

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パラブーツの「ミカエル(MICHAEL)」はエルメスの特注から始まった!?名作チロリアンシューズの魅力を紹介

パラブーツ「ミカエル」の大きな履き口は、靴を脱ぐ機会が多い日本人にとって嬉しい要素

ミカエルは、シューレースを通す穴が左右2つずつ設けられた2アイレット仕様。シューレースを緩めるだけで履き口が大きく開口する設計で、厚手のソックスを履いていても靴の着脱が非常に楽に行える。靴を頻繁に脱ぎ履きする日本人にとって、この大きな履き口は嬉しいポイントだ。

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パラブーツ「ミカエル」のリスレザーは防水性と美しさを兼ね備えたフランスの宝石!

パラブーツでは、ほとんどのシューズのアッパーに「リスレザー」と呼ばれる独自の革を使用している。リスレザーは、一般的なカーフレザーよりも多くのオイルを染み込ませているのが特徴。オイルは水を弾く特性を持つことから、優れた撥水性を実現している。本来、革靴にとって水は最大の敵。水がカーフに染み込むことによって内部に湿気が滞留し、ニオイやカビの発生原因となってしまうからだ。一度水の侵入を許してしまうと、完全に乾燥させるまで数日を要してしまうことも。登山靴を得意としていたパラブーツが開発したリスレザーは、多少の水気であればカーフの表面でシャットアウトできるのである。

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撥水性の良さと傷みにくさを持つリスレザーだが、オイルドレザーならではの光沢感も魅力の一つ。オイル加工を施すシューズはパラブーツ以外にも存在するが、チープなレザーにオイルを入れても光沢が強くなりすぎ、野暮ったくなってしまうもの。その点ミカエルでは皮革の段階から上質なものを選別することで上品な光沢を宿している。素材へのこだわりは革靴ブランドの中でも随一で、革の裁断時にささいな血管の痕や傷跡すら避けてカッティングするほど。高級感溢れる光沢を放つことから、リスレザーはしばしば「フランスの宝石」とも形容されている。

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表情が白く変化する”ブルーム”はリスレザーの証!

使用していると、次第に白く粉を吹いたような現象が起こるのもリスレザーならでは。「ブルーム」と呼ばれるこの現象は、レザーに含まれた油分やロウが噴出したもの。革が元気である一つの証拠であり、きれいに磨き上げればまた新品状態のようなツヤ感が復活する。手入れさえすれば10年、20年と味わい深さを増していくのがこのレザーの魅力である。

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