シューキーパー【せっかく買うならクリアすべき5条件】

シューキーパー無印

上質な革靴を永く履いていくのに必須のツールといえば「シューキーパー(シューツリー)」です。さすがに「使っていない」という男性は少ないと思いますが「正しく選び、正しく使いこなしている」という方は意外と少数派なのではないでしょうか?今回はシューキーパーの選び方から正しい使い方まで紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

革靴メンテナンスにおいてシューキーパーの果たす役割とは?

シューキーパー安い

シューキーパーを選んだり、正しい使い方をする際に重要となってくる「シューキーパーの役割」についておさえていきます。

①シューキーパーの役割「革靴の形状維持」

革靴シューツリーv2014.sgdf-antony.fr

一番重要な役割は「革靴の形状維持」、シューキーパーの存在価値の7割以上をこの機能が占めていると言っても過言ではありませ。シューキーパーを使うことによって革靴のアッパーに入りがちなシワを伸ばして、長期に渡って美しい状態を保つことが可能となります。

②シューキーパーの役割「乾燥・調湿」

シューキーパーで革靴を乾燥させるourhomemadelife.com

つづいてシューキーパーの果たす重要な役割として「乾燥・調湿」が挙げられます。足裏は身体の中で汗腺が多い部位、そんな部位を革が覆うわけですから蒸れがちです。革素材は湿気に弱いため、いかに乾燥させるかがメンテにおいて重要となります。それでは「乾燥させればさせるだけ良いのか?」、もちろん答えは「No!!」です。天然素材の革を乾燥させすぎると当然良くありません。同じく天然素材の木製シューキーパーであれば革靴を乾燥させすぎることなく適度な湿度状態に調整してくれます。

③シューキーパーの役割「脱臭・殺菌」

シューキーパーで殺菌steratech.swato.com

接待のお店が座敷、靴を脱いでプーンといやな臭いを発してしまってはイイ男も商談も台無しですよね。革靴内部は雑菌が繁殖しやすくイヤな臭いを発生させがち。脱臭効果・殺菌効果を持つシューキーパーを選ぶことでイヤな臭いを回避しましょう。

選ぶべきシューキーパーの5条件

これから入手するのであれば、前述のシューキーパーの役割を十二分に発揮するスペックのシューキーパーを購入するのがおすすめです。具体的にクリアすべき条件を紹介していきたいと思います。

①「しっかりと縦方向にテンションがかかる」シューキーパーを選択

革靴メンテナンスslickdeals.net

前述のようにシューキーパーの最も重要な役割は靴の形状維持です。とりわけ縦方向にしっかりと伸ばす力がかかるタイプを選択することが重要です。例えば、安価なシューキーパーとして下の画像のような、バネを湾曲させて機能させるタイプのシューキーパーがありますがテンションが縦方向以外にもかかることからテンションが分散して、十分な効果が発揮されないこともあるのでおすすめできません。

シューキーパーバネ式

下の画像のように縦方向へのテンションはかかるのですが、同時に上方向へのテンションもかかってしまいます。このタイプであっても「シューキーパーを使わないよりは使ったほうが100倍良い」のですができれば避けるのが無難なタイプです。

シューキーパー選び方

②「木製のムク仕上げ」のシューキーパーを選択!

シューキーパーブランド

www.diynetwork.com

乾燥・調湿機能を持つシューキーパーの条件として「木製ムク仕上げ」という点が挙げられます。当然プラスチックでは吸湿機能は見込めませんし、木製であっても「ニス仕上げ」されたタイプでは効果はほぼゼロに。もちろん、シューキーパーのメインの役割は「形状維持」なのでマスト条件ではないのですが、せっかく買うなら「木製ムク仕上げ」でシューキーパーの恩恵をフルに受けるのがおすすめです。

③「シダー製」のシューキーパーを選択!

シダーウッドシューツリーgalleryhip.com

木製シューキーパーの中でも「シダー製」を選択するのが吉です。シダーウッドには、抗菌・殺菌・消臭効果があるので革靴のいやなにおいを防止できます。

④「かかと部分が大きくて丸い」シューキーパーを選択!

シューキーパー選び方

オールデンシューキーパー

これは「可能であれば」というレベルの条件ですが、シューツリーのかかと部分が大きくて、かかとの形状にあわせて湾曲したタイプを選ぶのがおすすめです。いわゆるスティック型などのかかと部分が小さいタイプを選ぶと革靴のかかと部分にピンポイントでテンションがかかってしまい、最悪の場合には型崩れの原因になってしまうことがあります。(ヒールカップが柔らかかったり、芯が入っていない場合)

⑤「サイドスプリット」が入ったタイプなら横方向の縮みにも効く!

縦方向に伸ばすのがシューキーパーのメインの役割ですが、甲の横方向に対してテンションをかけることが可能なサイドスプリットタイプもおすすめです。甲幅が狭い革靴を甲幅が広いタイプの男性が履く際には特に有効です。
シューツリーおすすめ

Collonil アロマティックシーダーコロニルシュートゥリー

意外と知らないシューキーパーの正しい使い方

お気に入りのシューキーパーを使いこなすために必要なちょっとした基本知識を紹介していきます。

①「脱いですぐシューキーパーを使わない!」

革靴メンテbeautifulplumage

「帰宅後すぐのシューキーパー使い」これ意外とやってしまう間違った使い方です。1日履いた革靴内部には、かなり湿気がこもっていますのですぐ入れてしまうとシューキーパーの内部に湿気がこもり逆に乾燥を遅らせてしまう原因に。特に雨の日に履いた革靴にやってしまうのは厳禁です。風通しの良いところでまずは陰干しをすることによって「半乾燥状態」までもっていき、その後にシューキーパーを使用するのが正しい使い方です。どうしても次の日も続けて履く必要がある場合や雨で濡れてしまったような場合には、シューキーパーを使用する前に新聞紙を詰めるという手順も有効です。

②「シューキーパーは靴の数だけ必要ではない!」

シューキーパーは、所有する革靴の数だけ必要と思いがちですが「不要」です。前述のようにシューツリーは「半乾燥→乾燥」の段階で使用するものなので基本的には入れっぱなしにしておく必要がないのです。2〜3本あれば十分に使い回しが可能です。

③「シューキーパーのテンションかけすぎ、入れっぱなしには要注意!」

コードバン伸びやすいシューキーパー

コードバン素材の革靴や繊細な作りの革靴といった「伸びやすい革靴」に対してシューツリーを長時間差し込みっぱなしにしてたり、必要以上に強いテンションをかけ続けてしまうと、革が想定以上に伸びてしまうことがあるので注意しましょう。(とあるブランドのスウェードローファーにやってしまい失敗した経験者が男前研究所にもいます。伸びすぎてサイズがゆるくなってしまいました。泣)

④「時にはスニーカーにも使うと◎」

スニーカー用シューキーパーhypesrus.com

アシックスのゲルライトIIIなどタンが分厚いスニーカーやアッパーがレザーやエナメル製のスニーカーなどは、通常のスニーカーに比較して蒸れてイヤな臭いがつきやすいですよね。そんなスニーカーにシダー製ムク仕上げのシューキーパーを差し込むと驚くほど臭いが除去できます。レザーのシワ伸ばしにも一定の効果があるのでぜひ試してみてください。

FOLLOW US

Related post