今回は、ジーンズの王道「リーバイス」のモデルの中から細身でキレイめな「511」にフォーカスし、魅力的な特徴を定番の「501」と比較しながら紹介!
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ジーンズの生みの親「Levi’s(リーバイス)」の歩み
メンズ・レディース問わず、ファッション全体における大定番アイテムであるジーンズ。そんなジーンズを生み出したのは、今回紹介する「Levi’s(リーバイス)」が原点だと言われている。創業者は、ドイツから移民としてアメリカ・サンフランシスコにやってきたリーバイ・ストラウス。彼はリーバイスの前身となる雑貨商を開業し、金鉱で働く人々の声を取り入れたキャンバス地の丈夫なワークパンツを商品化した。その後、パンツの耐久性をさらに高めるため「リベットで補強を加える」という、仕立て屋のヤコブ・デイビスによるアイデアをパンツに取り入れることにより、1873年に今のジーンズの原型となるモデルが誕生。その後、時代に応じて様々なアップデートが施され、数多くのジーンズを開発していった。今でも“ジーンズの原点”、“ジーンズの生みの親”などと称され、老若男女問わず、幅広い年齢層に愛されているブランドだ。
定番「501」とは何が違う?リーバイス「511」の魅力的な特徴を解説
2000年代に入ってから登場した、リーバイスの中では比較的新しいジーンズ「511」は、都会的なファッションに馴染むキレイめなシルエットが特徴。もっとも細いと言われている「510」に次ぐ細さで、世界基準だと一番人気を集めている品番であるとリーバイスが公言するモデルだ。ここからは、ド定番の「501」と比較しながら「511」が多くの人々に支持される理由となる魅力を紐解いていく。
リーバイス「511」の特徴①「スマートに着こなせるスリムシルエット」
ブランド定番の「501」はほどよい太さのレギュラーシルエットを採用しているのに対し、今回のテーマにピックアップした「511」は、すっきりとしたスリムシルエットを採用しているのが最大の違いだと言える。ヒップから裾にかけてをスリムフィットに仕上げ、野暮ったさが出やすいジーンズながら、それを感じさせないスマートなデザインに。スキニーほどのタイト感はなく、ややゆとりを感じさせる絶妙なシルエットでこなれ感もバツグン。ロールアップしても大きくシルエットが崩れないので、ハイカットからローカットまで幅広いシューズと好相性だ。
リーバイス「511」の特徴②「開閉がラクなジップフライを採用」
「501」は昔ながらのクラシックなボタンフライを採用しているのに対して、「511」は現代的なジッパーフライを採用。片手でジップを開閉できる手軽さが魅力で、快適な脱ぎ穿きをサポートする。
リーバイス「511」の特徴③「下半身がすっきり見える浅めの股上設定」
「511」は「501」に比べて股上が浅く設定されており、ウエスト位置がやや低めにくることで下半身にフィット感が生まれ、すっきりとした印象に仕上がる。浅めでも窮屈に感じないシルエットに仕上げている絶妙なバランスはリーバイスならでは。この特徴以外にもベルトループを細めに設定することで腰回りをスマートに見せたり、バックポケットを小さくし上にずらすことで脚長効果を発揮したりと、細かい部分にスタイルアップできるディテールがちりばめられている。
リーバイス「511」の特徴④「快適な穿き心地を提供するストレッチ性」
スリムなジーンズで気になるのは、その穿き心地。「511」はストレッチ性の高い素材を採用したモデルも多数ラインナップされており、スリムなシルエットでも窮屈さを感じさせないのが人気の理由だ。柔らかな穿き心地を提供するキレイめな本格デニムは、一度穿いたら虜になること間違いなし。
リーバイス「511」の失敗しないサイズ選びとは?
スリムシルエットのジーンズを美しく穿きこなすなら、サイズ選びがキモ。「511」のシルエットの良さを活かすのであれば、ジャストフィットのモデルをチョイスするのがベターだ。ただ、キレイめに見せたいからといって、窮屈なサイズを選んでしまうと「511」の良さが台無しになってしまう。モデルによっても着用感やシルエットがやや異なるので、店頭で実際に試着をする、またはオンラインで購入する場合は採寸表をよくチェックすることが肝心だ。ジーンズは、穿き込む度に味わい深くなる、男心をくすぐるアイテム。自分にぴったりフィットし、長く愛せるモデルを穿きこなすのがおしゃれなスタイルを作るための近道だ。
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