ドレスシューズのエレガントさとスリッポンの履きやすさを併せ持つ “LOAFER”(ローファー)は、ミニマルなスタイルでドレススタイルからキレイめカジュアルコーデまでカバーできる汎用性が高い革靴だ。今回はそんな「ローファー」にフォーカスし、その魅力と着こなしのポイント、おすすめアイテムを紹介!
CONTENTS
- LOAFER(ローファー)はドレスシューズのエレガントさとスリッポンの履きやすさを併せ持つ優れモノ!
- ローファー着こなしポイント①「くるぶし丈のボトムスで足元をすっきりさせるのがお約束」
- ローファー着こなしポイント②「スエードタイプのローファーは素足履きと好相性!」
- ローファー着こなしポイント③「トレンド感のある足元を演出するなら、インパクト抜群の厚底タイプが有力な選択肢」
- 着こなしポイント④「ビットローファーでTシャツ×スラックスの着こなしをリッチに演出」
- 着こなしポイント⑤「タッセルローファーでスーツスタイルの足元をエレガントに演出」
- 着こなしポイント⑥「素足履きとノークッションのパンツ丈でカジュアルな夏のメンズコーデを涼しげでこなれ感のある雰囲気に」
- 着こなしポイント⑦「黒ローファーと黒スラックスで夏のトップス一枚コーデを格上げ」
- ローファーの最新コーデを一気見!理想のメンズ着こなしを探そう
- OTOKOMAE 編集部おすすめのローファーを紹介!
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LOAFER(ローファー)はドレスシューズのエレガントさとスリッポンの履きやすさを併せ持つ優れモノ!
足元が上品な印象に引き締まる革靴らしさと、シューレース要らずで着脱しやすいというリラックス感を備えているのが特徴のローファー。ドレススタイルはもちろんキレイめなカジュアルコーデの足元にもフィットする守備範囲の広さがあり、多くの洒落者から支持され続けている。
ローファーの起源とは?
1920年代、ノルウェーの靴職人Nils Gregoriusson Tverangerが 開発した「Aurland moccasin」と呼ばれるファームシューズを元祖とし、このモカシンにインスパイアされたアメリカのシューズメーカー「GH Bass」によって開発された「Weejuns(ウィージャンズ:ノルウィージャンをアレンジ)」が最初のペニーローファーとされている。
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ローファー着こなしポイント①「くるぶし丈のボトムスで足元をすっきりさせるのがお約束」
数年前はスニーカーをチョイスしているであろうスタイリングの足元にローファーを取り入れた洒落者をキャッチ。着こなし成功のコツはくるぶし丈のボトムスを合わせ、足元をスッキリさせること。革靴の洗練された雰囲気とマッチして、上品なカジュアルコーデが完成する。パンツ丈が長めに感じる場合は、適度にロールアップして丈感を調節するのがおすすめ。
ローファー着こなしポイント②「スエードタイプのローファーは素足履きと好相性!」
夏の革靴の着こなしといえば、素足履きが鉄板だ。そんな素足履きスタイルと相性が良いと言われているのがスエードタイプのローファー。日本ではスエード素材は秋冬のイメージが根強いが、ことローファーに関してはシーズン問わず着用可能で、夏コーデの取り入れも問題なし。コチラのスナップのようなリネンブレンドのスーツとの合わせもナチュラルで、もたらされるこなれ感も◎
ローファー着こなしポイント③「トレンド感のある足元を演出するなら、インパクト抜群の厚底タイプが有力な選択肢」
ローファーで積極的にトレンド感のある足元を演出するなら、厚底タイプが有力な選択肢。人気のプラダやドクターマーチンの厚底ローファーなら、流行りのオーバーサイズトップスとのバランスもとりやすい。もちろん身長を嵩上げしてスタイルアップするにも好都合。
着こなしポイント④「ビットローファーでTシャツ×スラックスの着こなしをリッチに演出」
サドル部分に金具の装飾が施されたビットローファーは、コーディネートの足元をリッチな印象に仕上げられる。下のスナップでは、シンプルな無地Tシャツ×スラックス合わせの足元にエキゾチックレザーのビットローファーをチョイス。洗練されたムードをキープしながら華やかさを感じるコーデにまとめている。
【関連記事】ビットローファー メンズ コーデ特集!
着こなしポイント⑤「タッセルローファーでスーツスタイルの足元をエレガントに演出」
スーツスタイルの足元をエレガントに演出するなら、アッパーに房飾りをつけたタッセルローファーをチョイス。ミニマルなフォルムが特徴のローファーの中でも装飾性が高いタッセルローファーなら、タイドアップしたスーツスタイルにも馴染みやすく差別化するにもうってつけだ。
【関連記事】タッセルローファーコーデ特集
着こなしポイント⑥「素足履きとノークッションのパンツ丈でカジュアルな夏のメンズコーデを涼しげでこなれ感のある雰囲気に」
カジュアルな夏のメンズコーデにローファーを素足履きで取り入れ。パンツのレングスをくるぶし丈に設定すれば、足元の抜けが際立ち暑さや蒸れを抑制しながら涼しげな見た目でコーデをアップデートできる。
着こなしポイント⑦「黒ローファーと黒スラックスで夏のトップス一枚コーデを格上げ」
Tシャツやシャツ、ポロシャツなど夏のトップス一枚コーデを格上げするには、黒ローファーと黒スラックスの合わせが絶好。黒でシックにまとめた革靴とスラックスがドレッシーなムードを高めるため、Tシャツやシャツ、ポロシャツなどトップス一枚コーデもシンプルながら洗練された雰囲気に。
ローファーの最新コーデを一気見!理想のメンズ着こなしを探そう
ローファーを履いたイカした男たちのスナップは他にも盛りだくさん。ぜひチェックして着こなしの参考にしてみてほしい。
ローファーのメンズコーデをもっと見たい方は“OTOKOMAEスナップページ”をチェック!
今回ピックアップしたローファーの着こなしをはじめとしたスナップは、OTOKOMAEスナップページで公開中だ。ハッシュタグ機能を使えば、ひとつのアイテムにフォーカスしたスナップをまとめてチェックできる。会員登録すれば、お気に入りのスナップや記事を保存できるため、ぜひ活用して欲しい。
OTOKOMAE 編集部おすすめのローファーを紹介!
最後にOTOKOMAE 編集部が注目ブランドの展示会や有力セレクトショップでのヒヤリング、主要ファッション都市での定点観測から得た情報を元に、読者にオススメしたい「ローファー」を紹介!
おすすめローファー①「G.H.Bass(ジーエイチバス) LOGAN」
ローファーの代名詞的存在とも言える「G.H.Bass」が誇る名作モデル「ローガン」。1960年代にはサドル部分に1セントコインを挟むのが学生の間で流行し、そこからペニーローファーという愛称で親しまれている。かのマイケル・ジャクソンが愛用したことでも知られ、トラッドな着こなしからカジュアルまで、幅広く対応してくれる王道アイテムとして絶大な人気を誇る。
おすすめローファー②「GUCCI(グッチ) 1953 HORSEBIT LOAFERS」
1953年に世に送り出されたグッチのホースビットローファーは、馬具をモチーフにしたゴールドのホースビットが特徴のラグジュアリーな逸品。プレッピースタイルに欠かせないシューズとして、強い影響力を持ち続けている。
おすすめローファー③「PRADA(プラダ) Monolith brushed leather loafers」
プラダの美学の本質である二面性のコンセプトが際立つ厚底ソールローファー「モノリス ブラッシュドレザーローファー」。インパクトのあるモノリシックデザインのモダンなマキシソールと、アイコニックなエナメルメタルのトライアングルロゴが特徴のモードな厚底ローファーの最右翼だ。
おすすめローファー④「PARABOOT(パラブーツ) REIMS」
1986年にデビューした定番チロリアンシューズ”MICHAEL”のローファーモデル「REIMS(ランス)」。コバのはみ出したソールが武骨な雰囲気を演出する定番ローファーのひとつだ。
おすすめローファー⑤「Dr.Martens(ドクターマーチン) ADRIAN」
1980年代に英国コブスレーンの工場で最初に製造された歴史ある定番のタッセルローファー「ADRIAN」。クラシックなローファーにダブルタッセルを配した存在感のある一足で、ソールにはドクターマーチン独自のエアウェイバウンスソールを採用している。