
スニーカーの大定番であるコンバースのオールスター。その定番モデルを取り入れたスタイルに、他とさりげなく差がつくこだわりを見せたいなら海外限定で展開されている「チャックテイラー CT70」がおすすめだ。今回はコンバースの「チャックテイラー CT70」にフォーカスし、現行のオールスターにはない7つの魅力を紹介!
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1960〜70年代のディテールを再現した復刻モデル「チャックテイラー CT70」
コンバースを象徴する名作スニーカーのチャックテイラー(オールスター)。1960〜70年代に販売されていたチャックテイラーのディテールを復刻したヴィンテージモデルが「チャックテイラー’70(Chuck Taylor’70)」通称「CT70」だ。当時のヒールラベルやシルエットを忠実に再現していることから、現行のオールスターとの違いはさまざま。つま先の当て布や厚めのソールなど、履き心地に関しても現行品より評価が高い。
豆知識!「オールスターが“チャックテイラー”と呼ばれる理由は歴史を辿るとわかる」
のちにチャックテイラーと呼ばれることとなる「オールスター」が発売されたのは1917年。当時YMCAで教鞭をとっていたネイスミス博士が考案したスポーツとしてバスケットボールが発祥したのが1891年のこと。創業者マーキス・M・コンバース氏は歴史の浅いこのスポーツにビジネスチャンスを見出し、バスケットボール専用のシューズとしてオールスターを開発した。最初期のモデルからすでにアンクルパッチやヒールラベルを備えており、現行品とほぼ変わらない姿をしていたことからも、いかに完成度が高かったかがうかがえる。当時のスタープレイヤーだったチャールズ・H・テイラー氏は、オールスターの品質に惚れ込み、現役時代を通じて愛用。引退後は全米中のハイスクールやカレッジなど、多くのプレイヤーにこのスニーカーを広めた。
さらに、今で言うプロフェッショナルアドバイザーとしてさまざまな助言を与え、改良に貢献。これらの功績が称えられ、1946年からオールスターのアンクルパッチに彼の名が記されるようになった。つまりチャックテイラーは、世界初のバスケットシューズのシグニチャーモデルなのである。チャールズ・H・テイラー氏(チャックテイラー)の名前はその後のマイナーチェンジによってさまざまな表記方法に移り変わるが、現行オールスターのアンクルパッチにも記されている。チャックテイラーCT70においては、ヒールラベルからもその名が確認できる。
コンバース「チャックテイラー CT70」は海外の洒落者もこぞって取り入れている!
古着好きからストリート、さらにはドレススタイルをベースにしたMIXコーディネートが好みのピッティ参戦者まで。CT70は幅広い層から支持を集めている。シンプルなキャンバスアッパーデザインは、あらゆるコーディネートに馴染むため一足備えておいて損は無いだろう。
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