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お腹周りに脂肪がつく4の理由とは?
ここではお腹周りにとくに脂肪がつく理由を解説する。
理由①「想定外のカロリーの摂りすぎ」
脂肪が付く=1日の消費カロリーが摂取カロリーを上回っている、という話は広く知られており、普段からカロリーを気にしている方は多いだろう。しかし、ここで注意してほしいのは、意外と摂取カロリーが上回っているケースが多いということだ。たとえば、調味料やアルコールのカロリーを計算に含めないという方は珍しくない。日常的に使われる塩以外の調味料には基本的にカロリーがあるため、計算上と実際の摂取カロリーで1日100kcal以上の誤差が生まれてしまうことも。また、アルコールに関しては糖質0のものだとしてもアルコール自体にエンプティカロリーという栄養がないカロリーが含まれているので注意しよう。
理由②「トランス脂肪酸の摂り過ぎ」
トランス脂肪酸は数多くある脂肪酸の1種で、不飽和脂肪酸に分類される。不飽和脂肪酸と言うとオリーブオイルや魚の油などの良質な脂質というイメージがあるかもしれない。しかし、トランス脂肪酸を多く摂ることでお腹周りの脂肪がつきやすくなるという研究結果があったり、心臓病のリスクが高まると示唆されていたりするので注意が必要。油脂の加工精製でできるトランス脂肪酸と天然にあるトランス脂肪酸の違い、どのトランス脂肪酸がとくに悪影響があるのかなどはまだきちんと解明されていないが、食品から摂る必要はないと言われている。ちなみに大量生産されているスナックやスイーツ、ファーストフードにトランス脂肪酸が含まれているので気をつけよう。
理由③「過度なストレス」
ストレスによりコルチゾールというホルモンが多くなると、血糖値に関係があるインスリンが分泌される。インスリンが分泌され続けると、食欲を抑えるレプチンの分泌が低下してしまい、食欲をコントロールするのが難しくなってしまう。また、ストレスによって判断力が鈍ることが食欲を暴走させる原因に繋がることも。それに加え、コルチゾールは筋肉細胞に作用して、筋肉の成長を阻害するタンパク質やミオスタチンの分泌も促してしまう恐れがあるので、余計に引き締まった身体とはかけ離れてしまうと考えられる。
理由④「腸内細菌のバランスの乱れ」
善玉菌や悪玉菌と呼ばれている腸内細菌は、ホルモンの生成、免疫システムの調整、食物の消化、栄養素の抽出、気分のコントロール、食欲の管理などと関係があると言われている。基本的に悪玉菌が多くなってしまうと環境が乱れて身体に悪影響が及んでしまうので、善玉菌を増やして悪玉菌を減らす必要がある。またその善玉菌のバランスも大切で、多様性が低いとお腹周りに脂肪がつきやすくなるというデータも存在する。色んなダイエット方法があるが、偏った食事になると腸内細菌のバランスが悪くなってしまうので、バランスよく様々な食物を摂った方が結果的に痩せやすくなると言えるだろう。
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