脚が太くなって困るのは女性だけでなく男性も一緒。細めのパンツやスーツをスラっと着こなすには脚の太さ、とくに太もものラインがカギになる。太ももは脚の中でも一番太さが出やすい部分なので、脚を細くしたいなら、まずは太もも痩せを目指すのが吉だ。今回はそんな「太もも痩せ」をテーマにし、痩せる方法や太ももが太くなる仕組みについて紹介する。
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太ももはなぜ太くなる?その原因とは?
太ももが太くなる原因①「筋肉が肥大している」
筋トレやスポーツなど、運動を楽しんでいる方にありがちなのが、大腿四頭筋やハムストリングスの筋肥大。瞬発的な力を発揮する速筋が付くと太くなると言われているため、高重量を扱ったり短距離ダッシュをしていると太ももは太くなりやすい。とくに太ももの前面に位置する「大腿四頭筋」は太さに大きく関与する。もし細くしたいのであれば前ももの筋トレの内容を軽くしたり、下半身の安定性が求められる野球やサッカー、陸上といったスポーツから距離を置くことが大事だ。
太ももが太くなる原因②「脂肪がつきすぎている」
上で挙げた原因とは反対に、運動不足によっても太ももは太くなる。筋肉量が減り、皮下脂肪の割合が多くなることで、引き締まりのない太ももになるのが原因だ。また、運動不足でなくても消費カロリーより摂取カロリーが多ければ、脂肪がついてしまうのは自明の理。少しでも細くしたいのであれば、適度な運動と正しい食生活を心がけよう。
太ももが太くなる原因③「骨盤のズレも影響あり」
運動もしていて食生活にも気をつけているのに、太ももが太くなりやすいという場合は、骨盤の歪みを疑ったほうが良いだろう。骨盤の歪みはボディラインへの影響が大きく、脂肪やリンパを溜めてしまう原因に。常に足を組んで座っていたり、カバンを持つ手がいつも同じだったりと、左右どちらかに重心をかける癖がついていると骨盤は歪みやすいので注意しよう。
太ももにはどんな筋肉がある?
太ももの前側にあるのが大腿四頭筋で、内側にあるのが内転筋、そして後ろ側がハムストリング。そして正面から見たときに一番太く見えるのは大腿四頭筋だ。内転筋やハムストリングは普段の生活の中では発達しにくく、しかもたるみやすいので、引き締まった脚を手に入れたいなら全て満遍なく鍛えておくのが吉だ。
遅筋と速筋を理解しておくのも大切
人によって割合は変わるが、どの筋肉にも遅筋と速筋が存在する。遅筋は速筋よりもパワーに劣るが持久力が高く、逆に速筋は瞬発力を発揮する際に重要。引き締めるためには遅筋をしっかりと鍛えたいので、遅筋の割合が多いと言われている内転筋とハムストリングを低重量高回数で時間をかけてトレーニングするのがおすすめだ。そして一般的に筋肥大に良いと言われている1セット8~12回ではなく、20~30回くらいできる重量に設定するのがいいだろう。
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