スタイリングをクールで都会的に引き締めてくれるブラックデニム。インディゴブルーのデニムとは異なる都会的な雰囲気を醸し、カジュアル過ぎる印象もなくドレスをモダンにこなすのにも最適だ。とりわけ色落ちしたタイプであればこなれ感を、ダメージ加工を施したタイプはエッジをきかせ、装いにロックなムードを演出する。今回はそんな「ブラックデニム」にフォーカスし、注目の着こなしとおすすめアイテムを紹介!
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キメとこなしを同時に叶えるブラックデニムは主役を張れば脇役もこなす優れモノ
ブラックデニムと一口に言ってもリジッドからウォッシュドまで色合い・色落ち感はもちろんのこと、ワイド、ストレート、スキニーなどシルエットやダメージ加工、リメイクディテールなどギミックは多種多様。それぞれ表情は異なるが、それらすべてのブラックデニムに共通するのが、スタイルを引き締め、都会的ムードをプラスする高いポテンシャルを持っているということだ。ドレスにおいてはイイ感じのハズしをきかせつつモダンなこなしでスタイルアップし、カジュアルにおいてはクールでスタイリッシュな雰囲気を演出。ミリタリー感たっぷりな迷彩ジャケットを羽織ったコーデも、ブラックデニムを合わせればグッとモダンな都会顔に。
LEE(リー)ブラックデニム
ブラックデニムはモノトーンのジャケパンコーデのこなしにも最適!
モノトーンのドレスミックススタイルにも重宝するブラックデニム。安定感や気分としては、ジャケパンにおけるグレースラックス感覚で取り入れられるほど使いやすい。稀代のファッショニスタとして知られるマルコ・ザンバルド氏は、リネンブレンドの黒ジャケットに黒×白のギンガムチェックシャツ、ジャケットの素材感にマッチしたブラックデニムを合わせ、こなれ感のあるモノトーンのジャケパンコーデを構築。スーツスタイルでは表現できない巧妙な素材と色の組み合わせをリネンブレンドの黒ジャケとブラックデニムで体現している。
PAIGE(ペイジ)ブラックデニム
ブラックデニムと白シャツを合わせれば夏のモノトーンコーデも物語性を帯びる
トップスとボトムスのシンプルな着こなしでありながら、他のアイテムによるコーディネートには無い特別な存在感を漂わせるブラックデニムと白シャツのモノトーンコーデ。様々なオケージョン、シチュエーションに対応する白シャツとすべての色彩を支配する黒のデニムの組み合わせは、時に至高であり、時に究極の完成されたコーディネートと言っても過言ではない。