
冬の着こなしの醍醐味と言っても過言ではない「重ね着」。ただニットやスウェットなどの上にアウターをバサっと着るだけではなく、中に複数アイテムをレイヤードして着込むことで、コーディネートのおしゃれ度がグッとアップする。今回は、重ね着コーデを成功させるためのおすすめテクニックと、最新のコーデ事例を紹介!
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冬コーデは着こなしテクニックの見せどころ!防寒対策に終始しない重ね着を計算しながら楽しむ
冬シーズンは寒さから必然的に着る服が増えるが、ただの防寒対策だけではなく計算した重ね着をすることがおしゃれな秋冬コーデにつながる。例えば、ニットの上にコートをそのまま着るのも良いのだが、その間にもう一枚、シャツやジャケット、カーディガンなどのアイテムを挟むことで奥行きのある装いに。これは見栄えが良くなるだけでなく、自分としてもコーディネートに頭を捻る楽しさも得られる。
続いてはピッティスナップで見る、重ね着コーデの定番テクニックを3つピックアップ!
ピッティの洒落者定番!冬コーデの重ね着テク1デニムジャケットやミリタリージャケットなど、ライトアウターをインナー使いする
数年前からOTOKOMAEでも注目して特集を組むなど、デニムジャケットのインナー使いは冬のピッティスナップにおいて定番化。有名なインフルエンサーから、出展しているブランドの担当者まで、多くの洒落者がデニムジャケットをコートなどの中に着込んだスタイルを組んでいる。また、デニムジャケットだけでなく、同様のライトアウターであるミリタリージャケットやワークジャケットなど、そこまで厚みがないショート丈のアウターは重ね着に使いやすいようで、さまざまなアイテムをミッドレイヤーに入れたスタイルを毎回キャッチ。手持ちのアイテムをうまく組み合わせることで実践できるため、自分のワードローブの中で色々と楽しみながらぜひトライしてみてほしい。ちなみに、厚みがないとは言ってもジャストサイズのアウターの中に着込むと、着膨れで野暮ったい着こなしになってしまうため、一番外に着るアウターはある程度シルエットにゆとりがあるものを選ぶのがおすすめだ。
ピッティの洒落者定番!冬コーデの重ね着テク2ネックラインで魅せるレイヤリング
重ね着でおしゃれなコーディネートを組む際のポイントは、中に重ね着したアイテムをいかにして見せていくかということ。例えば、中に着込んだシャツのボタンを完全にとめてしまっては、インナーのニットで差し色をしていたとしても外側からはほとんど見えないスタイリングに。この“中のアイテムを見せる重ね着”は、計算したネックラインのレイヤードで攻略したい。クルーネックニットとVラインのあるカーディガンでニットアンサンブルを取り入れたり、デニムジャケットなどの首元に襟があるアイテムの下にタートルネックニットを着込んでさりげなくインナーを主張したり。Vネックのニットで首元レイヤードを楽しむのも◎ 裾の方は隠れてしまうことがほとんどなので、上半身の上半分、特にネックラインを意識したレイヤリングにもぜひ挑戦してみてほしい。
ピッティの洒落者定番!冬コーデの重ね着テク3さらにもう1アイテムプラスした上級者レイヤード
アウターとインナーの間に1アイテム挟むだけでも十分におしゃれな着こなしに仕上がるが、海外ファッションウィークでは、さらにもう1アイテムプラスした上級者テクニックも目にとまる。バランスを取るのが難しくグッとハードルが上がるため、コーディネートを練り上げて実践したいテクニックだが、うまく完成すれば周りとかなり差をつけられる偏差値の高い着こなしが叶う。ポイントは上のテクニック1、2で紹介した内容をうまく組み合わせること。デニムジャケットを重ね着しながらインナーにVネックニットを挟んで、一番下のカットソーをチラ見せするなど、ぜひ色々と試してレベルの高いコーディネートを組んでみてはいかがだろうか。
重ね着コーデ 最新スナップ1ショート丈アイテム同士の重ね着で裾の微妙なレイヤードを楽しむ
ショート丈トップス同士の重ね着で襟のレイヤードを楽しんだコーディネート。カーハートのデトロイトジャケットに微妙に着丈が長い柄シャツを合わせることで、裾のさりげないレイヤードを表現しつつ、タートルネックにシャツ襟×2という首周りの個性も同時に演出している。こんなショート丈の重ね着は、ワイドパンツを合わせて今っぽくAラインで着こなしたい。
重ね着コーデ 最新スナップ2アウター3枚重ね!オーバーサイズコートの中にデニムジャケットとマウンテンパーカーを着込む
こちらの男性はコートの下にデニムジャケットとマウンテンパーカーを重ね着。本来アウターとして使うアイテムを2つもインナーとして中に着込んだ、攻めの重ね着スタイルだ。コートのショルダーラインを見ると分かるように、かなり肩がドロップしたオーバーサイズデザインなので、こういった着膨れしやすいアイテムを中にレイヤードする際はこれぐらいのシルエットのコートを選びたい。
重ね着コーデ 最新スナップ3プラス1のシャツチラ見せでレベル上げした上級者スタイル
テーラードジャケットの中にデニムジャケット、スウェットトレーナーを重ね着し、一番下に着こなしのレベルをグッと高めるシャツをイン。首元からわずかにシャツの襟が見えているだけでも効果は絶大で、これがあるとないとでは完成度がまったく違う。シャツの襟を全部出さずに上部だけチラ見せしたさりげなさが上手だ。
重ね着コーデ 最新スナップ4巧みなシャツ使いで高度な重ね着スタイルに昇華する
シャツを重ね着する際はインナーが見えるようにボタンを全開にしたり首元を開けたりするのが王道だが、こちらの男性はあえて第一ボタンのみをとめたスタイリングに。シャツのような軽い素材のトップスは風でヒラっと翻るため、この第一ボタンどめをしていると身体の動きや風向きに合わせてシャツの中がチラッと顔を出す。また、インナーはタートルネックを選ぶことで、シャツよりも高い襟で首元のレイヤードもさりげなく主張。一見するとシンプルに見えるMA-1コーデだが、隅々まで計算された高度な重ね着スタイルだ。
重ね着コーデ 最新スナップ5大胆な着丈ずらしでバランスをとった裾レイヤード
重ね着テクニックの王道であるインナーの裾出し。1つ目に紹介した微妙な着丈の差でバランスを取るのも良いが、これだけ丈に差をつけて大胆にずらすのも面白い。裾をずらした重ね着は比較的チャレンジしやすいため、これだけ着こなしに幅があるということを覚えておいて自分なりのバランスを追求してみてほしい。
以下は2018年に公開したスナップ。シルエットや丈感など、今のトレンドとは乖離しているところもあるが、重ね着のテクニックとしては参考にできる点も多くあるはずなので、こちらもぜひチェックしてみてほしい。
重ね着を駆使したメンズ冬コーデ事例ユルシルエットのモードなフーデッドコートのインナーに、異テイストのデニジャケとタイドアップシャツをミックス!
異テイストのアイテムを重ねた高感度な御仁のコーディネートをピックアップ。モードなムードを醸すオーバーサイズシルエットのフーデッドコートのインナーに、武骨なデニジャケとドレッシーなタイドアップシャツを合わせるというハイレベルな組み合わせながら、色味をモノトーンとブルー系のみにおさえることで統一感のある印象に仕上げている。
重ね着を駆使したメンズ冬コーデ事例テーラードジャケットのインナーにノーカラーのデニジャケをセット
キャメルのテーラードジャケットにネイビーパンツという、洒脱な色合わせのジャケパンスタイル。注目すべきは、インナーに重ね着したノーカラーのデニムジャケットだ。色気のあるジャケパンの組み合わせにデニジャケの骨太なスパイスを取り入れることによって、一気にやんちゃ感溢れる装いに印象をコントロール。ウォレットチェーンやアイレットワッシャーが敷き詰められたベルトなどの小物アクセサリーは、異テイストアイテムの組み合わせによるチグハグ感を与えないバランスキーパーとして一役買っている。
重ね着を駆使したメンズ冬コーデ事例武骨アイテムのレイヤードでたくましさ際立つ男のコーディネートに
ミリタリーな気分で精悍な印象を装いにプラスするロング丈Pコートのインナーに、デニジャケを合わせてとことんラギッドな印象に仕上げたコーディネート。ネッカチーフの首巻きとスラックスの取り入れによって、ほどよく品のあるムードもキープしたバランス感覚が秀逸だ。足元にはコバがはみだした重厚感のあるウィングチップシューズをセット。
重ね着を駆使したメンズ冬コーデ事例デニジャケのインナー使いを一味違う印象に仕上げるなら、別素材をチョイスするなんて選択肢はいかが!?
デニムジャケットのインナー使いをさらに一味違う印象に仕上げるなら、ウールやコットンなどの別素材で仕上げたトラッカージャケットをチョイスしてみてはいかがだろうか?下の画像のPT01のディレクターを務めるドメニコ・ジャンフラーテ氏も、ウール製のトラッカージャケットをテーラードジャケットのインナーに取り入れた洒脱なコーディネートでピッティ・ウオモに参戦していた。インナーに黒ニットを合わせたモダンなこなしもお見事。
重ね着を駆使したメンズ冬コーデ事例スーツスタイルをオッドジレ、オイルドジャケットで瀟洒に仕上げる
良くも悪くもある程度のスタイルが完成するスーツコーデも、重ね着によって様々なイメージを演出することが可能だ。例えば下の御仁のコーディネート。バブアーのロング丈ワックスジャケット「ボーダー」を肩掛け、グリーンのオッドジレをインナーへ重ね着することによって、英国カントリームードたっぷりなイマドキスーツスタイルにイメージを構築している。ブラウンで統一したレザーアイテム使いも◎
重ね着を駆使したメンズ冬コーデ事例ネオンカラーのジャージーを重ね着して差し色のスパイスを
ジャスティン・ビーバーの妻として有名なヘイリー・ボールドウィンが全身にネオンカラーをまとったスタイリングをロサンゼルスでパパラッチされるなど、間違いなくトレンドとしての大きな潮流がきているネオンカラー。流石に全身ネオンカラーで挑むのはハードルの高さを感じるが、差し色的な使い方なら活躍が期待できるかも。今季はいつものコートスタイルのインナーにネオンカラーのトップスを重ね着して、装いにイマドキなスパイスを注入してみては?
【関連記事】ネオンカラーが今季のトレンドに!差し色使いでメンズコーデにスパイスを
重ね着を駆使したメンズ冬コーデ事例タートルネックは下にも上にも着込んで洒脱なアクセントを
秋冬スタイルのレイヤードスタイルをグッと洒脱な印象に格上げしてれるタートルネックニット。テーラードジャケットをうえに羽織れば、ドレスコードのあるレストランも入場可になるほど準・フォーマルウェアとしての地位を確立しているアイテムだ。インナーとしてはもちろん、さらにインナーへシャツを合わせて首元から襟先をチラ見せするレイヤードもオススメ。ピッティウオモのスナップ常連者ダニエレ・ヴィアジョーリ氏のように、差し色的な使い方でスパイスをきかせるのにもタートルネックはちょうどいい。
【関連記事】タートルネックニットのメンズコーデ特集!ジャケットの合わせ方からおすすめアイテムまでを紹介
重ね着を駆使したメンズ冬コーデ事例コート×フーディでイマドキ空気感をミックスしたやんちゃスタイルを表現
ドレスな印象のあるコートに対して、カジュアルスタイルの王道であるフーディを組み合わせたミックススタイル。コードのドレス度が高いほど、インナー使いしたカジュアルなスウェットとのギャップがこなれとハズしにレバレッジをきかせ、いまどきストリート感覚にシンクロしたスタイルに仕上げてくれる。だらしない印象を与えないように、あくまでもエレガントでスタイリッシュな雰囲気をベースにしながらハズしのテクニックとして上手く活用したい。
【関連記事】コート&スウェットパーカーコーデはこなれを効かせた冬の新定番!
重ね着を駆使したメンズ冬コーデ事例オーバーサイズのカーディガンにデニムジャケットをインサート
色鮮やかなネイティブ柄のオーバーサイズカーディガンのインナーに、ラギッドな薄青デニムジャケットをレイヤード。素材感のメリハリによって、着こなしを洒脱な印象に仕上げている。インナーは黒のカットソーを取り入れて都会的な雰囲気に引き締め。
重ね着を駆使したメンズ冬コーデ事例シャツの裾出しによって、ジャケパンスタイルをこなれたカジュアルムードに仕上げ
Pコートのインナーにジャケットとジレのコンビを合わせた冬のメンズジャケパンコーデ。インナーのデニシャツをノータイ&タックアウトで着崩すことによって、ドレスアイテムをこなれたカジュアルな雰囲気にチェンジしている。だらしなさを与えない裾のレイヤードバランスも参考にしたい。
重ね着を駆使したメンズ冬コーデ事例スーツの上にライダースジャケットを肩掛け
スーツの上にライダースジャケットを肩掛けした高感度な御仁をピックアップ。ビズスタイルでの取り入れは難易度が高そうだが、カジュアルの場であれば着こなしの参考になる要素が見つかるかも。例えば、ブルーとブラックで全体を徹底的に統一するなど、着こなしセオリーもほどよく意識したバランス感覚。ドレススタイルでは、セオリーをいかにハズすかが着こなしの醍醐味と考える洒落者も多いため、着崩しテクニックもぜひ参考にしていきたい。
【関連記事】ライダースジャケットでメンズコーデを男らしくラギッドな印象に仕上げる!
重ね着を駆使したメンズ冬コーデ事例デニムオンデニムにスタジャンをプラスして洒脱でワイルドな男の装いに
デニムシャツにハードなダメージ加工が施されたジーンズを合わせたデニムオンデニムスタイル。その上にスタジャンを羽織ることによって、武骨かつ洒脱なレイヤードスタイルを表現。オフホワイトの小物アイテムやスニーカーを取り入れて、やんちゃなアクセントをプラスしたイマドキな味付けテクニックも注目だ。
重ね着を駆使したメンズ冬コーデ事例タイドアップシャツの重ね着でカジュアルアウターをドレスアップ!
ムートンブルゾンにデニジャケをセットしたワイルドなレイヤードのインナーに、タイドアップシャツを取り入れることによってドレッシーな印象をプラス。ドレスとカジュアルのテイストを絶妙なバランスで見事に調和させた御仁のセンスに脱帽だ。足元はブーツの中でもフォーマルな位置付けにあるサイドゴアブーツをチョイスして。
重ね着を駆使したメンズ冬コーデ事例インナーダウンでコートスタイルをスポーティに!
ダウンをコートのインナーに取り入れることで、着こなしをスポーティに味付け。ダウンジャケットの表地に多く採用されるナイロン素材は、コットンやウールには無い光沢のある質感でこなしにフレッシュなアクセントをプラスしてくれる。ジャケットの上にダウンベストを取り入れたジャッカ・エ・ジレスタイルもオススメだ。
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重ね着を駆使したメンズ冬コーデ事例レザージャケットもインナー使いの余地アリ!
トロンとした贅沢な質感のレザージャケットは、ほどよく男の渋みを艶にポジティブ変換してくれる優れモノだが、真冬となると少し防寒に物足りなさを感じることもしばしば。そんなレザージャケットは、コートのインナーとして取り入れてみてはいかがだろうか。いつものコートスタイルに、ラギッドで男らしいアクセントが加わる。
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重ね着を駆使したメンズ冬コーデ事例ジッパーブルゾンのインナー使いで、モダンで都会的なコーディネートを表現
コートのインナーにジッパータイプのシャツブルゾンを取り入れたコーディネート。ブルゾンのフロントを走るファスナーのメタルな質感が、着こなしに都会的でシャープな印象をプラスする。足元はブルージーンズと茶系のスエードチェルシーブーツでグランジな気分を漂わせて。
冬ファッションの重ね着コーデのイメージが湧いたら、下の記事から冬服のトレンドや狙い目もチェックを!
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