著名なMA-1をはじめとした空軍のミリタリーウェアであるボンバージャケット。かつてはミリタリー独特のクセがあり武骨さ一辺倒のイメージだったが、昨今ではオーバーサイズやロング丈などデザインの進化も目覚ましく、高感度なハイブランドを中心にモダンな着こなしが多く提案されている。今回はそんな「ボンバージャケット」にフォーカスし、代表モデルの着こなし&おすすめアイテムをピックアップ!
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ボンバージャケットとは?
ボンバージャケット(Bomber jacket)とは、航空機に搭乗するパイロットやクルーが着用するフライトジャケットの一種。Bomb(ボム)は「爆弾」、Bomber(ボマー)は「爆撃機」を意味し、第二次世界大戦中アメリカ空軍の爆撃機搭乗員が着用したジャケットの総称だ。※「Bomber」のカタカナ表記、ボマーとボンバーの違いに関しては、英語のボマーに対してボンバーはドイツ語、単なる日本語の誤読であるなど諸説あり。
一般的にボンバージャケットの同義語として使われているMA-1は、正式名称をMA-1 BOMBER JACKETもしくはMA-1 FLIGHT JACKETと言い、厳密にはボンバージャケット、フライトジャケットの1つとして分類される。現在のメンズファッションにおいては、「ブルゾン」に替わる名称として「ボンバージャケット」が定着し、ナイロン製のMA-1やレザー製のA-2フライトジャケット、ボア襟付きレザー製のB-3フライトジャケットはもちろんのこと、ヴァーシティジャケット(スタジャン)などブルゾンタイプのアウターも広義な意味でボンバージャケットと捉えられている。
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下の画像は、デムナ・ヴァザリア手掛けるVETEMENTS(ヴェトモン)によって打ち出されオーバーサイズのMA-1ボンバージャケットだ。海外セレブや影響力のあるファッショニスタがこぞって着用したことで一気に世界中のストリートを席巻。これを機に感度の高いレディースファッションを筆頭に、ボンバージャケットがファッションアイテムの定番となり、独創的なデザインのボンバージャケットがさらに市場に増えたと言われている。
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続いてはボンバージャケットを使った注目の着こなし&アイテムを紹介!
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