ジーンズ ブランド特集!メンズデニムが人気の53ブランドを一挙紹介

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④デニム大国発のジーンズブランドにひけをとらない多彩な顔ぶれを紹介

アメリカ、イタリア、日本といったデニム大国に比べると、国単位でみたブランド数は少ないものの個性的かつ優れたジーンズを生み出しているブランドは確かに存在する。フランスのA.P.C.はもとより、オランダ勢の台頭も著しい。ここからはそんなイタリア、アメリカ、日本以外の注目ブランドをピックアップ!

ジーンズブランド「DENHAM(デンハム)」

「ヴィンテージデニムコレクターの英国人がオランダで設立したデニムブランド」

2009年、英国人デザイナーJason Denhamがオランダにてスタートさせたデニムブランド。Jason DenhamはU2のジーンズを製作しているJoe Casley-HayfordやPepe Jeansでキャリアを積み、自身のデニムブランドを設立。デンハム氏自身が生粋のヴィンテージデニム愛好家として知られており、リーバイスのヴィンテージジーンズはもちろん、マニアックなところだと日本の火消し装束(藍染め)や、ヴィンテージの布きりはさみも所有。独特なカッティングとバックポケットに施されたシザーステッチが特徴。洗い加工へのこだわりと技術の高さはデニム業界でも一目置かれている。

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ジーンズブランド「Acne Studios(アクネ ストゥディオズ)」

「SNSでも話題!洗練されたデザインに注目」

1996年からスウェーデンにてスタートしたブランド。ジーンズから始動したブランドということもあり、デニム商品は根強い人気を誇る。アパレルだけでなくストールやスニーカーなども展開しており、メンズ・レディース問わずSNSでも高い人気を集めている。シンプルなデザインに徹底し、生地の質やカッティングにこだわった仕様が特徴。シルエット別に幅広くモデルが展開されている。

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ジーンズブランド「A.P.C.(アーペーセー)」

「フレンチベーシックの息づくスタイリッシュデニムの定番」

チュニジア生まれのJean Touitou(ジャン・トゥイトゥ)が1986年に設立したフランスのブランド。パリのソルボンヌ大学卒業後、南米放浪を経てケンゾーで倉庫係からキャリアをスタート。アニエス・ベーを経て、ケンゾーの同僚であった入江末男と「IRIE(イリエ)」の立ち上げに参画。自身のブランド設立はその後。ブランド名の由来は、「製造と創造の工房(Atelier de Production et de Creation)」の略で、デザイナーの名前を服のデザインに結び付けないというJean Touitouの意志がこめられている。デザインはシンプルベーシックを徹底。デニムには毎シーズン常に力を入れていて、日本でもアーペーセーのデニムには根強い人気がある。

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ジーンズブランド「Nudie Jeans(ヌーディージーンズ)」

「ジーンズは第二の肌と捉えた素材・デザインへのこだわりが◎」

2001年に元ヨーロッパLEEのデザイナー、マリア・エリクソンがスウェーデン、ゴーテボーグにて立ち上げたジーンズブランド。日常にはいつもジーンズがあるという概念のもとブランド名も示唆している通り、ジーンズを第二の肌と捉えて素材にもオーガニックコットンを使用するなど環境にも配慮したデニムブランドだ。 世界中に約20店の直営店舗を展開。

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ジーンズブランド「Pepe Jeans LONDON(ペペジーンズ)」

「英国発ストレッチスリムデニムといえばここ!」

1973年に英国ロンドンにて創業したデニムブランド「ペペジーンズ」。ストレッチ性の高いデニム生地を使用した、細身の美シルエットが人気だ。世界のセレブリティ、ミュージシャンなどからも支持されている。ぺぺジーンズの定番ラインは「73」。ちなみにデンハムを創業したJason Denham氏は、ペペジーンズのプロダクトマネージャーとして活躍した後に独立している。

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ジーンズブランド「G-Star Raw(ジースター ロゥ)」

「ファッションコンシャスなオランダジーンズの草分け」

1989年にオランダのアムステルダムにて設立されたデニムブランド「G-STAR RAW」。同ブランドを代表する人気を持つ立体裁断ジーンズ「ELWOOD」など比較的エッジの効いた商品のイメージが強かったが、1996年のRAW DENIM(ローデニム)の発表以来、よりオーソドックスなアイテムも含めて展開している。

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ジーンズブランド「Naked & Famous(ネイキッド & フェイマス)」

「カナダ発シンプル&ハイクオリティのジーンズブランド」

日本から輸入した高品質のデニムを、カナダで縫製するデニムブランド「Naked & Famous(ネイキッド & フェイマス)」。2008年に、カナダはモントリオールにて創業。有名人を使用して宣伝するなどの広告活動を一切せず、ひたすらに高品質なジーンズを作り続けているブランドだ。高品質な素材とハイクオリティな仕上がりながらも、リーズナブルな価格設定を実現している点も魅力のひとつ。ウエストパッチのポップなデザインとギャップのあるストイックなクリエーションがファンの心を魅了する。

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ジーンズブランド「Neuw(ニュー)」

「ロックのシーンをベースに仕上げたスタイリッシュなデニムメーカー」

ベルギーのブリュセルで発祥し、現在オーストラリアでデザインされているデニムメーカー「Neuw(ニュー)」。ロックスタイルを軸としたスタイリッシュなジーンズのコレクションを展開している。ダメージや塗装加工の入ったモデルや大胆な色落ち加工が施されたモデルなど、ロックやグランジ調のテイストを強く感じさせるモデルが人気だ。細部には、独特のリペアや刺繍のデザインが施されており、ベーシックなデザインのジーンズとは一線を画する仕上がりになっている。

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ジーンズブランド「Ksubi(スビ)」

「遊び心溢れるデザインと刺激的なプロモーションで注目を集める」

2000年、オーストラリアはシドニーにて、GEORGE GORROW氏とDAN SINGLE氏らによってスタートしたブランド「KSUBI(スビ)」。自分たちが実際に着たいアイテムをベースにコレクションを展開している。中でもデニムシリーズは有名アーティストからも愛用されるほど、世界から人気を集めている。「田田」のプリントや「+」の刺繍がアイコンデザイン。また、このブランドは生きたネズミをランウェイに放ったりするなど、反抗的で刺激の高いプロモーションでも話題を集めている。

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ジーンズブランド「CHEAP MONDAY(チープマンデイ)」

「スタイリッシュな低価格ジーンズの代名詞的存在」

2004年にスウェーデンの首都ストックホルムにてスタートしたデニムブランド。創業者のOrjan氏はデニム業界で10年のキャリアを積んだデニムマニア。そんなOrjan氏が友人と古着屋をオープン。高価なヴィンテージ物を中心に扱っていたが、「スタイリッシュで低価格のジーンズ」というコンセプトで業界に一石を投じるかのように始動したショップオリジナルブランドこそがチープマンデー。同ブランドのアイコンでもあるスキニージーンズが発売直後にブレイク、その人気は瞬く間にパリ、ニューヨーク、ロンドンといった世界各地に飛び火した。コスパの良いスキニージーンズを探すなら、有力な選択肢になるだろう。

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ジーンズブランド「Neil Barrett(ニールバレット)」

「英国トラッドとスポーティな要素を併せ持つ万能ブランド」

1999年に、ニール バレット氏が自身の名で設立したブランドだ。グッチのシニアメンズウェアデザイナーやプラダのメンズデザイン・ディレクターなどのキャリアを持つ。ピッティ・ウォモに展示会を開くなど、ファッション業界の中でも一目置かれる存在だ。イギリス仕込みのトラッドスタイルにスポーティテイストの機能性をミックスさせたデザインと素材へのこだわりが人気を集めている。

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⑤着こなしの格を上げるジーンズをラグジュアリーブランドで手に入れる!

1970年ごろにイブ・サンローランがデニムを溺愛しなければ、ジーンズがトップメゾンに受け入れられ、作業着からファッションウェアとしての地位を確立することは無かったかもしれない。ここからは着こなしの格を上げるジーンズを展開しているラグジュアリーブランドを紹介!

ジーンズブランド「Dior(ディオール)」

「モードの最先端を行く最高峰ジーンズ」

言わずと知れたブランド「Dior」。最新コレクションはもちろん、2001年にスタートした“DIOR HOMME”のエディ・スリマン期(2001-2007年)に展開されたジーンズは二次流通ショップで現在も高値で取引されるほど絶大な人気を誇る。2007年より展開されている最細シルエットのモデル「JAKE」も傑作ジーンズのひとつとして有名だ。デニムパンツの多くは、バックポケットにまでおよぶダーツのディテールが施されており、ヒップ周りのシルエットに立体感を与える。

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ジーンズブランド「Saint Laurent(サンローラン)」

「モダン顔のスキニージーンズの本命といえばここ!」

2012年にクリエイティブ・ディレクターとして舞い戻ったエディ・スリマンがコレクションを手掛けて以来「スキニージーンズといえばサンローラン」と言われるほど、サンローランのジーンズは人気だ。膝部分にリップ加工が施されたデザインやバイカースタイルから着想を得たモダンなジーンズは、当時のファッション業界に新たな旋風を巻き起こしたと言っても過言ではない。スキニージーンズを好む方は、サンローランのジーンズは有力候補として外せない存在だろう。現行コレクションは、アート感のあるデザインで世界から注目を集めるアンソニー ヴァカレロが手掛けている。長い歴史の中で構築されたサンローランの世界観を踏襲しながら、アート性を感じるモダンなアレンジが施されたジーンズは、シンプルながら確かな存在感のある仕上がりで、着こなしを格上げしてくれることうけあいだ。

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ジーンズブランド「AMIRI(アミリ)」

「一目でそれとわかるアイコニックな加工ジーンズ」

2014年にアメリカ・ロサンゼルスでマイク・アミリが立ち上げたこのブランドは、他とは一線を画する加工技術が最大の魅力。ショットガンでデニムにダメージを加えたり、穴あき部分に蛇腹パーツを施した独特のリペアを取り入れるなど、オリジナリティあふれる加工ジーンズが豊富に展開されている。

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ジーンズブランド「BALMAIN(バルマン)」

「本場のレーシングパンツからインスパイアされた新定番のバイカーパンツ」

1945年、ピエール・バルマンが設立したラグジュアリーブランド。2011年よりデザイナーを務めているオリヴィエ・ルスタン氏がデザインしたバイカージーンズは、新定番アイテムとして空前のヒットを記録した。ウエストにはゆとりがあり、ヒップ部分から極端なテーパードが施された独特のフィッティングは、腰で穿くことを前提として生産されているため。高度な技術を要する蛇腹仕様や、存在感のあるジップ式ポケットや前立てのディテールなど、デコラティブな要素がふんだんに取り入れられているため、わかる人は一目見ただけでバルマンとわかるアイコニックなジーンズとなっている。

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ジーンズブランド「DSQUARED2(ディースクエアード)」

「フロントにセットしたブランドタブがポイントのラグジュアリージーンズ」

1994年にディーン・ケイティン氏とダン・ケイティン氏の双子兄弟が設立したファッションブランド「DSQUARED2(ディースクエアード)」。カナダに生まれミラノでキャリアを積み、ロンドンに在住しながらイタリアでコレクションを発表し続ける彼らの多様なバックグラウンドが反映されたデザインが世界から注目を集めている。ジーンズコレクションは、前立てにタブが縫い込まれているのが特徴。様々な加工やシルエットのジーンズを展開しているが、このタブによって一目でDSQUARED2のブランドと判断可能だ。スラントポケットのように角度をつけたフロントポケットなど、さりげない機能性にこだわったデザインにも注目したい。

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⑥これぞジーンズ!オーセンティックなデニムブランドを紹介

最後にジーンズの原点とも言えるオーセンティックなデニムアイテムを展開するブランドをピックアップしないわけにはいかない。不朽の名作リーバイスの501に代表されるストレートシルエットのジーンズはもちろんのこと、新興ブランド以上にトレンドコンシャスなジーンズを展開することも多い。

ジーンズブランド「Levi’s(リーバイス)」

「ジーンズの原型を完成させたパイオニアブランド」

最後に紹介するのはジーンズの代名詞、永遠の定番「リーバイス」。1853年リーヴァイ・ストラウスがサンフランシスコのベイエリアに雑貨店・生地商「リーバイ・ストラウス社」を設立したところまで同ブランドの歴史はさかのぼる。創業当時は幌や帆の材料であった丈夫なキャンバス地を使い、金採掘者や港湾労働者向けの作業用パンツを製造・販売していた。リベット補強などのディテールも含め、現在のジーンズの原型が完成させた功績は大きい。定番の501はもちろんのこと、CTシリーズや、復刻版の中では606シリーズあたりが細身でスマートな着こなしにも合わせやすい。

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ジーンズブランド「Lee(リー)」

「ワークウェアが原点の老舗ブランド」

ワークウェアを原点としながら機能性と質実剛健をベースに、現代的なデニムを提案してきたデニムブランド「Lee(リー)」。1889年にヘンリー・デヴィッド・リーによって食品と生活雑貨の卸商として創業された「H.D.リー・マーカンタイル・カンパニー」は、「Lee(リー)」の前身として1911年より8ozデニム仕様のビブ・オーバーオールを始めとしたワークウエアの自社製造を開始した。バックポケットに施されたホースマークステッチやインディゴに映えるイエローステッチはLeeのジーンズを象徴するデザインだ。ジーンズにジッパーを一番最初に取り入れたブランドとしても知られている。

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ジーンズブランド「Wrangler(ラングラー)」

「いち早く防縮加工をジーンズに取り入れたブランド」

1897年に創業し、1947年に正式にブランドとしてスタートしたブランド「Wrangler(ラングラー)」。カウボーイ&ウエスタンをコンセプトに展開している。当時、ゆったりめのワークウェアをメインに扱うブランドが多い中、いち早くジーンズに防縮加工を取り入れ、全く新しいスタイルの「ジーンズ」を作り注目を集めたブランドだ。バックポケットやヨークの切り替えに配されたロゴデザインや直線的で武骨な仕様がアイコニック。ワークウェアのテイストが好みの方にオススメのブランドだ。

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ジーンズブランド「DENIME(ドゥニーム)」

「復刻ジーンズの草分け国産デニムブランド」

1988年、50年代から70年代に生まれたデニムの名作をモチーフにリメイク、当時の空気感を忠実に再現することを狙って始動したブランド。デニムデザイナー林芳亨氏が創業したのは言うまでもなく有名。いわゆるレプリカジーンズの先駆けであり、その手のデニムが好きな男性には定番のブランド。ネーミングは「Denim(デニム)」の語源である15世紀フランスの織物「Serge de Nimes(セルジュドゥニーム)」、すなわちニーム産のサージ生地にちなんでいる。

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ジーンズブランド「EDWIN(エドウィン)

「日本国内でジーンズの売り上げ1位を記録したブランド」

東京の日暮里にて創業されたデニム、ジーンズブランド「EDWIN(エドウィン)」。ブランド名の「EDWIN」はデニム(DENIM)の「D」と「E」を入れ替え「NIM」を反転し「WIN」にしたことに由来する。日本国内でのジーンズの売り上げ一位を記録したことがあるほど有名なブランドだ。Leeブランドのジーンズも手がけていることでも知られている。携帯電話ポケットやソフトな肌触りのデニム生地を開発するなど、時代に合わせて新しいモデルを作る柔軟性も魅力的。定番モデルは503のストレートシルエット。

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