オーバーサイズ&BIGシルエットのメンズ着こなしを格上げする11のポイントとは?

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オーバーサイズ&BIGシルエットのメンズ着こなしを格上げする11のポイントとは?

ストリートはもとより、ラグジュアリーブランドにおいてもオーバーサイズウェアの提案が広く浸透している昨今。長く続いたストリートトレンドからエレガンスへのシフトが一部で唱えられてはいるが、とりわけメンズスタイルにおいて、オーバーサイズスタイルは今後も支持をキープしそうだ。今回はオーバーサイズ、ビッグシルエットのウェアを取り入れた着こなしに注目し、コーディネートのポイントやおすすめ服を紹介!

「オーバーサイズ」「ビッグシルエット」は、ラグジュアリーブランドもこぞって提案する要注目のキーワード!

数年前から続く90年代のリバイバル・ストリートスタイルのトレンドによって、自分の体型に最適なサイズよりも数段アップしたアイテムをあえて取り入れるオーバーサイズコーデが注目を集めている。オーバーサイズの起源は、ディスコブーム真っ只中の70年代ニューヨークにてカウンターカルチャーとして誕生したHIPHOPの典型的なスタイル。親や兄弟のお下がり、長く着られるようにとあえて大きいサイズを買い与えられていたという当時の貧困層の地域で多く見られたスタイルが“逆にクール”とされるようになり、ひとつのファッションスタイルとして定着したと言われている。

 

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昨今では、ラグジュアリーストリートブランドの先駆者である「OFF-WHITE(オフホワイト)」やモード界で数多のトレンドを生み出してきた「Alexander Wang(アレキサンダーワン)」、リカルド ティッシが参入することによって新たに生まれ変わった「Burberry(バーバリー)」などを筆頭に、数々のブランドがオーバーサイズスタイルを提案。ストリートムード漂うブランドのみならず、最高級スーツの代名詞的な存在である「Ermenegildo Zegna(エルメネジルド ゼニア)」などのドレスブランドも、コレクションでオーバーサイズスタイルを打ち出している。ちなみに「オーバーサイズ=大きめのサイズを選ぶ」「ビッグシルエット=もともとの服の作りが大きい」といった具合に両者の意味が違うというニュアンスで解説するサイトもあるようだが、ファッション業界ではほぼ同義で使われることを理解しておきたい。

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