スポンサーリンク
G.H.BASS(ジーエイチバス)のキルト付き革靴「LAYTON(レイトン)」
G.H.BASSは、1876年に創業されたアメリカの老舗シューズブランド。「WEEJUNS(ウィージャンズ)」という商品名で、世界で初めてローファーを作ったメーカーとして有名だ。LAYTONは、小ぶりなタッセルが備えられたキルトタッセルローファー。伝統のモカシン縫いによって成形された立体的なアッパーは、さすがマイケル・ジャクソンも愛したローファーのパイオニアと言ったところ。本格的な牛革を素材に用いながら登場時からほぼ価格設定を変えず、優れたコスパを実現しているのも嬉しいポイント。1足目のキルトローファーとして申し分ないモデルだ。
【関連記事】マイケルジャクソンも愛用した「G.H.BASSのローファー」の魅力とは?
Paraboot(パラブーツ)のキルト付き革靴「ニヨン(Nyons)」
レミー・リシャールポンヴェールによって1919年にフランスで設立されたパラブーツ。革靴にラバーソールを採用した世界初のブランドで、母国フランスでは”大人になったらパラブーツを履け”と教えられるほど愛されるシューメーカーだ。Nyonsは、パラブーツを代表するチロリアンシューズのミカエルをベースに作られた一足。通常の牛革よりもオイルたっぷり含んだリスレザーのアッパーに装着されたキルティタンが特徴的で、ベルトで調節が可能となっている。150以上もの工程を経て完成する伝統のノルベイジャンウェルト製法で、ちょっとしたアウトドアにも耐えうるほどの頑強さを誇る。100%天然ラバーを使用した自社製のMARCHE2(マルシェ2)ソールはグリップ力が高く、質実兼ね備えた逸品。
【関連記事】パラブーツの「ミカエル(MICHAEL)」はエルメスの特注から始まった!?名作チロリアンシューズの魅力を紹介
CHURCH’S(チャーチ)のキルト付き革靴「フリンジ ダブルモンクシューズ」
日本の百貨店でもほぼ例外なく取り扱いがある英国の名門、チャーチ。1873年に創業し、今では当たり前となった”左右の判別がつく靴”を開発するなどしてシューズ業界を牽引していきた。1999年にプラダグループに買収されて以降は、従来の朴訥とした英国靴に加えてモダンなスタイルも提案。キルトを備えたこのモデルは、どちらかと言えばプラダ色の濃い一足だ。ダブルモンクストラップをベースとしながら、パーツによって素材を使わけて独自の表情を生み出している。トゥのメダリオンやパーフォレーションなどの装飾もキルトと相性抜群。チャーチが得意とするグッドイヤーウェルト製法で仕立てられているため、耐久性や足馴染みも秀逸だ。
DOUCAL’S(デュカルス)のキルト付き革靴「シングルモンクシューズ」
デュカルスは、1972年にマルケ州でマリオ・ジャンニーニ氏によって創立されたイタリアのシューズブランド。シュリンクレザーとオイルドスエードによって構成されたアッパーが特徴的なこの一足は、シングルモンクのベーシックなデザインにモードを落とし込んだようなシューズだ。重厚なダブルソールにストームウェルトなど、カントリーの要素も随所にちりばめられている。