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ニューバランスのスニーカーを選ぶ際のポイントは?おすすめのモデルも紹介!

ニューバランスのスニーカーを選ぶ際のポイントは?おすすめのモデルも紹介!

極上の履き心地と洗練されたデザインから、大人が履くスニーカーとして選ばれることの多い「new balance(ニューバランス)」。そのモデル展開は多岐にわたり、型番によってデザインや機能性が異なる。今回はニューバランスのスニーカーにフォーカスし、選び方や押さえておきたい型番を紹介!

ニューバランスのスニーカーを選ぶ際のチェックポイント1生産国によって価格や品質が異なる

ニューバランスのスニーカーには「アメリカ製」「イギリス製」「アジア製」がある。アメリカ製とイギリス製はハンドメイドにこだわり、高価なのが特徴。一方で「MADE IN CHINA」や「MADE IN VIETNAM」などのアジア製のものは大量生産で作られており、安価で販売されている。予算を基準に選ぶなら、生産国に注目するのがいいだろう。

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ニューバランスのスニーカーを選ぶ際のチェックポイント2型番の読み方と種類の違いを把握しておく

ニューバランスの製品は他メーカーのようにモデル名が付けられているのではなく、「M996」のようにアルファベットと数字で表されている。頭文字のアルファベットは、「M」なら男性用(Mens)、「W」なら女性用(Women)といったように性別を表しているほか、アジア産や廉価版であることを表す「CM」「MRL」といった表記も。ちなみに定番モデルの「M996」が男女問わず着用しているように、「M」がついているからといって必ずしも男性専用というわけではない。

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数字は「スニーカーの種類」を表しており、300番台ならエントリーモデル、500番台ならトレイランニングモデルといったように一桁目の数字でタイプが分かれるのが基本的な考え方。数ある型番のなかで中核をなすのが「500番台」「900番台」「1000番台」だ。500番台はオフロードに対応できるようゴツゴツしたソールと丸いシルエットが特徴。900番台はロードランニング用でシルエットは細めが多い。1000番台や2000番台は最上位に位置するニューバランスのフラッグシップシリーズで、その時代ごとの最新機能が盛り込まれている。

ニューバランスのスニーカーを選ぶ際のチェックポイント3履き心地を左右するソールの仕様

履き心地に高い評価を得てきたニューバランスだが、その理由の一つがソールの構造。これまでニューバランスはさまざまなソールを開発してきた。1985当時「670」というモデルで初採用された「C-CAP(C-キャップ)」は、EVA素材のみで作られたミッドソールで、軽さだけでなく加水分解しにくいというメリットを持つ。EVA素材をポリウレタン素材に封入した構造の「ENCAP(エンキャップ)」を搭載した「1300」は、かのラルフ・ローレン氏が“まるで雲の上を歩いているかのよう”と評したほど。ほかにも衝撃吸収性と弾力性に優れた「ABZORB(アブゾーブ)」や、裸足のような軽やかさと耐久性を兼ねる「REVLITE(レブライト)」といったミッドソールが存在。基本的にミッドソールを基準にスニーカーを選ぶケースは少ないが、気になったモデルにどのようなミッドソールが採用されているのかチェックしておいて損はないだろう。

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ここからは、ニューバランスのスニーカーのなかでも特に人気の高い「500番台」「900番台」「1000(2000)番台」からおすすめのモデルを紹介!まずは500番台から!

ニューバランス 500番台モデル1「576」シリーズ

500番シリーズのなかでも、本格志向の洒落者に好まれる「576」。イギリスやアメリカで作られ、素材に高品質なオイルドレザーやヌバックレザーを採用している。トレイルランやオフロードランニングを想定した溝の深いトレッドパターンも特徴で、優れたグリップ力と安定したした歩き心地を実現。タウンユースはもちろん、ちょっとしたアウトドアでも難なく対応できるだろう。

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ニューバランス 500番台モデル2「574」シリーズ

576のデイリーモデルとして開発された「574」。デザイン面では瓜二つと言えるほど576を踏襲しながら、素材などのコストを抑えることで低価格を実現したモデルだ。メッシュ&スエードのアッパーやデカNロゴなど90年代前半のニューバランスを象徴するディテールが特徴。ミッドソールの構造は576と異なり、弾力のある履き心地を持ち味としている。そのコスパの高さから、世代を問わず多くの人から支持されている名機だ。

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続いては、900番台のモデルにフォーカス!

ニューバランス 900番台モデル1new balance M990v6

“On a scale of 1000 this shoe is a 990(1000点満点で、990点)”という、後世に残るキャッチコピーとともに1982年に誕生した初代「990」。ニューバランスを象徴する一足として時代とともにアップデートを重ねている名作中の名作だ。「990v6」は990の系譜における現時点(2024年12月)での最新モデルで、アッパーはおなじみのピッグスキンスエードとメッシュのコンビネーション。初代990の雰囲気を残しながらも、現代的で洗練されたデザインへと進化を遂げている。過去モデルである990v3や990v4も根強い人気があり、現在も販売されているため、シリーズの中から自分好みのものを選んでみてほしい。

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ニューバランス 900番台モデル2「996」シリーズ

990シリーズの第3弾として発表され、990シリーズの人気を決定づけた革命的な一足として知られる。現在でもアジア製モデルの「MRL996」や「CM996」は数あるニューバランスのスニーカーのなかでもナンバーワンの人気。ニューバランスがメインで使っているラストは「SL-1」と「SL-2」の2種類だが、996ではより細身なシルエットのSL-1を採用。スタイリッシュな印象となるため、ジャケットなどキレイめなコーディネートにも合わせやすい。

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ニューバランス 900番台モデル3「997」シリーズ

996の後継機として1990年に誕生した「997」シリーズ。細身のシルエットが基本である900番台シリーズのなかでも特に細身で、スタイリッシュな雰囲気を醸し出す。サイドのNロゴも996などと比べると小さめ。アメリカ製の「M997」は高価格帯であることからあまり一般的に普及しなかったが、2019年にリリースされたアジア製「CM997」で飛躍的に知名度が上昇。574や996のような定番をハズしたい層の狙い目モデルと言える。

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ニューバランス 900番台モデル4「998」シリーズ

990番台シリーズの5作目にあたるのが「998」だ。ランニングシューズらしい意匠を受け継ぎながら分厚いミッドソールを採用している。発売年である1993年という時代背景を反映したかのうような、ハイテクスニーカーを思わせるデザインだ。サイドのNマークはそれまでの900番台モデルと比べるとコンパクトになっており、スッキリとした印象に。シュータンにラベルを貼るのではなく、直接モデル名と産地をステッチしているのも特徴的。ミッドソールには、フォアフット部に「C-CAP(シーキャップ)」、ヒール部分には「ENCAP(エンキャップ)」を使用し、衝撃吸収材として「ABZORB(アブゾーブ)」を搭載している。

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最後に、1000〜2000番台のモデルをピックアップ!

ニューバランス 1000〜2000番台モデル1「1300」シリーズ

1000番台の初代モデルとして登場した「1300」。1985年に発売され、アメリカドルで130ドル、日本円で3,9000円という、当時のランニングシューズとしては他に類を見ないほどの高額で販売されたことで話題を呼んだ。多くの著名人が愛用したことでも知られ、なかでもラルフ・ローレン氏のこのモデルに対する「まるで雲の上を歩いているようだ」という言葉はあまりにも有名。ニューバランスがシューズブランドとして飛躍するきっかけの一端となった。ENCAPを初めて採用したモデルでもあり、衝撃吸収性と安定性を両立。「雲の上を歩く」という言葉が決して大げさではないことを体感できるだろう。

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ニューバランス 1000〜2000番台モデル2「1500」シリーズ

1989年に登場した「1500」。900番台シリーズから受け継がれるニューバランスらしさはそのままに、複数のパーツを組み合わせたアッパーや分厚いミッドソールなど、革新的なディテールが随所に盛り込まれた。それまでのモデルにない仕様として、ヒールカウンターのパーツとソールユニットが一体型に。ソールにはENCAPを搭載し、そこに弾力性と硬度に優れたヒールスタビライザーを一体成型している。

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ニューバランス 1000〜2000番台モデル3「1400」シリーズ

M1300に続くモデルとして開発が予定されていたが、製品コストの高さからM1500よりもあとにリリースされることとなったモデル。アッパーのNマークはビッグサイズのロゴを採用し、いかにもニューバランスらしいデザインとなっている。ミッドソールにはM1300で採用されていたENCAPに加え、C-CAPも採用。ハイレベルな安定感とクッション性を誇る。

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ニューバランス 1000〜2000番台モデル4「1700」シリーズ

M1700は、1000番台最後の品番となったモデル。1999年に発売されて以降長らく復刻されなかったため入手が困難だったが、2016年に復刻モデルがリリースされた。ベースのデザインはM1500に近しいものがあるが、M1700のほうが幅広でボリュームのあるシルエット。さらにソールの形状が横から見るとゆりかごのようにカーブを描いており、より歩き心地を追求していることがうかがえる。ソールにはABZORBを搭載。998などのモデルにはかかとや中心部に使用されているABZORBだが、1700シリーズではソール全体に使用されており、これにより他モデルと比べても異次元のクッション性を実現している。

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ニューバランス 1000〜2000番台モデル5「2002」シリーズ

Made in U.S.A.のフラッグシップモデルとして2010年に誕生した「2002」の重厚なアッパーデザインを継承しつつ、上質なヌバックとメッシュ素材で構成されたアッパーを採用。靴底には、衝撃吸収性と反発性に優れたニューバランス独自のテクノロジーであるNergyとABZORBを搭載した、ハイスペックな「ML860 v2」のソールが採用されている。デザイン性と機能性を高次元で両立した一足だ。

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