ドレスシューズの可能性を広める「キルト付き革靴」の魅力&コーデを紹介

ローファーやドレスシューズにちょっとした装飾性を求めるなら、「キルト」付きの革靴がおすすめ。スコットランドのキルトスカートのひだに似ていることからキルティタン(Kiltie tongue)とも呼ばれるこのパーツは、通常の革靴とはひと味違った雰囲気を演出できる。今回は「キルト付き革靴」にフォーカスし、そのルーツやおすすめモデルを紹介!

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足元に絶妙なアクセントをプラスする「キルト付き革靴」

革靴の甲の部分に、フリンジのようなキルトが装着されているのが特徴。もともとは”泥除け”の用途として使われていたが、現在は靴の表情を変える装飾パーツとしての要素も大きい。キルトはさまざまな種類の革靴に備えられているが、定番なのはローファー。サドル部分がキルトでできた「キルトローファー」や、タッセルローファーにキルトが付いた「キルトタッセル」、通常のサドルとキルトを組み合わせた「コインキルトローファー」などが有名だ。また、ローファーだけでなく、ストレートチップやプレーントゥ、ウィングチップやレザースニーカーなどに装着されたキルト付き革靴も展開されている。これらの革靴に備えられるキルトは取り外し自由なものが多く、気分によって表情を変えられるのがメリットだ。

キルト付き革靴の着用シーンとしては、カジュアルで履くのが一般的。本来ならカジュアルシーンに取り入れるのがなかなか難しいビジネス向きデザインの革靴も、キルトを装着することで休日コーディネートへ取り入れやすくなる。

キルトのルーツはスコットランドの民族衣装!

そもそもキルト(Kilt)とは、スコットランド伝統の男性用民族衣装のこと。裁縫用語のキルティングのキルト(Quilt)とは別物で、高地地方の男性が着ていた「グレート・ハイランド・キルト(the Great Highland Kilt)」に由来する。ハイランドとはスコットランド地方の一部で、腰に巻き付けるスカートのような形が特徴。もともとはハイランド人男性がタータンの大きな布を独特の方法で腰に巻き、紐やベルト、ピンで留めて着用していた。このグレート・ハイランド・キルトは、両端のお腹にあたる部分は平らなままにしておき、腰側はプリーツにたたんだ状態でベルトやピン、ブローチで留めるのが伝統的なスタイルだ。

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もともとが1枚のウール地であるため、雨の日や寒い日には頭や上半身に巻きつけたり、寝るときには毛布代わりにするなどその用途はさまざまだった。18世紀ごろからプリーツ部分を縫製しているものが誕生し、簡単に着用できるようになったことから急速に普及。現在一般にスコットランド全域で民族衣装として着用されているものも、ひだのあるスカート状に縫われており、キルト(Kilt)やフェーリア・ベック(Feileadh Beag)の名で呼ばれている。キルト付きの革靴は、このスコットランドの民族衣装であるキルトのデザインをシューズに取り入れたものである。

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