ロイヤルワラントとは?男が入手したい王室御用達ブランド特集

ロイヤルウォラント

男にとって憧れの一流アイテムが紹介される際にしばしば登場する「英国王室御用達」「ロイヤルワラント」といったフレーズ。正確な意味はわからずとも、魅惑的な響きをもつ表現です。今回は、”ロイヤルワラントの意味”の確認から入りつつ、ロイヤルワラントブランドの中でも特に権威のある英国王室御用達のメンズアイテムを紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

ロイヤルワラントとは?

王室御用達を意味します。イギリス、オーストリア、デンマーク、ベルギー、モナコ、オランダ、日本など各国の王室に対して、商品やサービスを提供できる選ばれたブランドや会社に授けられる称号です。

ロイヤルワラント紋章royalwarrant.org

英国では現在、エリザベス女王、エジンバラ公、チャールズ皇太子の3人が「ロイヤルワラント」を認定できます。認定を受けたブランドに対して「ロイヤルアームス(紋章)」を掲げる権利が与えられます。3つの紋章を獲得し続けるスーパーブランドから、1つの紋章を獲得したばかりというブランドまで幅広く存在します。5年で認定ブランドが精査・更新されるので一度認定されても5年後に脱落する可能性もあるという厳しい世界。

※日本においても「皇室御用達」といった表現をみかけますが、本当に皇室から愛されているブランドもあれば、ブランドが勝手に名乗ってしまっているケースもあるそうです。

今回は厳正な審査の上で認定される英国のロイヤルワラントの称号をもつブランドの中から「男ならぜひ入手したいファッション関連ブランド」に限定して紹介していきたいと思います。

TURNBULL & ASSER(ターンブル&アッサー)「シャツの革命児にして王者」

ターンブル&アッサー

ロンドンで1885年に創業したビスポークシャツブランド。無地で地味なシャツが男性シャツの常識でしたが、鮮やかな色や柄を用いたシャツを普及させたことで有名。顧客にはチャーチル、レーガン、ジョージ・ブッシュなど各国の首脳からチャップリン、アル・パチーノ、ショーン・ペンなどの俳優まで幅広い。映画007の中にも多数登場。

DAKS(ダックス)「3つのロイヤルワラントを保持する英国を代表するブランド」

ダックス

1894年創業の英国を代表するトータルアパレルブランド。「世界初のテーラード機械化」「世界初のベルトレススラックスの開発」など紳士服に革新を起こしました。3つのロイヤルワラントを所持している企業は、DAKSふくめ17ブランドのみ。衣料品の分野に限れば、DAKSを含めて5社しかないことからも、皇室からひときわ高い評価を得ていることがわかります。

Barbour(バブアー)「日本でも定番!英国貴族のアウトドアブランド」

バブアービデイル

ハンティング、フィッシング、乗馬といった英国上流階級のアウトドア・ライフスタイルを体現するブランドと称されています。生地に油を含ませて防水性を高めた「オイルドクロス」を使ったアウターが有名で、ビデイルやビューフォートなどが代表モデルです。1960年代にはスティーブマックイーンがライダースジャケットを着用し大ヒットしました。

Kinloch Anderson(キンロックアンダーソン)「タータンチェックの本流」

タータンチェックブランド

スコットランドの伝統的な民族衣装「ハイランドドレス」をはじめ、キルトやタータンの世界的なトップメーカーです。タータンチェックの本流であり、英国王室で使用されているタータンはすべて同ブランドのもの。他ブランドからも依頼を受け、「ハロッズ」「アクアスキュータム」「シーバスリーガル」「バブアー」「三越」のタータンチェックををデザインするなどタータンチェックといえばキンロック、代名詞的な存在です。

HUNTER(ハンター)「ファッショニスタに愛されるおしゃれな長靴/レインブーツ」

レインブーツブランド

1956年にアメリカ人実業家ヘンリー・リー・ノリスがスコットランド、エジンバラに工場を構え、ゴム製ブーツメーカーとして創業。機能性と洗練されたデザインのレインブーツは英国王室はもちろん、ニックウースター、ケイトモス、ニコールリッチー、アンジェリーナジョリーといったファッショニスタが愛用。

SMYTHSON(スマイソン)「デキるビジネスマンも愛用の文具ブランド」

スマイソンパナマダイアリー

1887年にイギリスのロンドンで誕生した老舗文具ブランド。細部までこだわり抜かれたスマイソンのアイテムは、手にする人々を”洗練された大人”へと変えてくれます。

JOHN LOBB(ジョンロブ)「泣く子も黙る革靴の王者」

ジョンロブロンドン

1849年に天才革靴職人「ジョンロブ」がロンドンに創業した革靴ブランドの王者。エルメスに買収された後は、エルメスの管理下で既製靴(ジョンロブパリス)として有名になりますが、現在でもロンドン本店ではビスポークに特化して独立した運営を行っています。

Tricker’s(トリッカーズ)「カントリーブーツの代名詞」

カントリーシューズ

1829年、イギリスのノーサンプトンにてジョゼフ・トリッカーが自身の名を関して「トリッカーズ」を創業。以後、イギリスを代表するビスポークのシューズブランドに成長。日本では特にカントリーブーツが有名でカントリーコレクションに人気が集中。

TRUEFITT & HILL(トゥルフィット&ヒル)「世界最古の理髪店。男の身だしなみをトータルケア。」

トぅるふぃっとアンドフィル

1805年に開業した世界最古の理髪店こそが「トゥルフィット&ヒル」。優れたヘアカット技術だけでなく、グルーミング製品、香水や整髪料が有名で英国のみならず世界中のジェントルマンに愛されています。ウィンストン・チャーチル、フレッド・アステア、ケーリー・グラントなど、そうそうたる紳士が顧客に名を連ねます。

PENHALIGON’S(ペンハリガン)「理髪店が原点の個性的な香水ブランド」

ペンハリガン

1860年代後半に開業した理髪店が原点。1872年にペンハリガンの初めての香水「ハマンブーケ」を発表、実はトルコ風呂の蒸気と硫黄の香りにインスパイアされた超個性的な香り。手絞りのベルガモットやゴールドよりも高価なジャスミンなど、希少で高価な香料が使用されています。透明のガラスにボウタイをあしらった香水瓶が特徴です。

ETTINGER(エッティンガー)「英国紳士の定番レザーグッズ」

エッティンガー

1934年ジェラルド・エッティンガー氏によってロンドンで創業。レザーグッズは瞬く間に評判を呼び、 ハロッズ、バーニーズ、バーグドーフ・グッドマンなど名だたる百貨店から財布・名刺入れなど受注が殺到。日本へは1999年から本格的に登場。商品自体に、大きめのロイヤルワラントがしっかりと刻印されていることも特徴です。

JOHNSTONS(ジョンストンズ)「スコティッシュカシミアの本流」

ジョンストン

1797年スコットランド北東のエルガンで創設されたスコットランド最古の生地メーカー。スコティッシュカシミヤ、ビキューナ、メリノウール、ラムウール、キャメルヘアーなどの高級素材を使った生地製造だけではなく、ニットやストールといった製品にも高い人気があります。

JAMES LOCK & CO(ジェームスロックアンドコー)「英国の老舗帽子ブランド。難度高めだがいつか挑戦したい」

 JAMES LOCK & CO

1676年創業の老舗帽子ブランド。ネルソン提督、チャーチル首相、チャップリン、ダイアナ元皇太子妃とそうそうたる顧客を抱えてきました。日本でも有名セレクトショップや、英国ファッション特集などで紹介されることも多くなってきました。帽子好きなら一度は挑戦したい帽子。

LYLE & SCOTT(ライル&スコット)「ゴルフウェアに起源をもつニットブランド」

 JAMES LOCK & CO

1874年、スコットランド創業のゴルフウェアに起源をもつニットブランド。特にポロシャツとニットに人気が集まります。過去にはクリスチャンディオールとのダブルネームアイテムをリリースするなど老舗でありながら保守的になりすぎない姿勢もみせています。

EDE & RAVENSCROFT(イード&レイヴェンスクロフト)「世界最古の仕立て屋」

EDE & RAVENSCROFT

世界で最も古い仕立屋と言われます。1689年創業の老舗で、英国王室のロイヤルワラント3つを授かるテーラー。歴代の国王、女王のロイヤルウェディングに採用されるマント、ローブ等衣装や法曹服を製作し続け伝統を守る一方、一般オーダースーツの受注も行っています。

ANDERSON & SHEPPARD(アンダーソン&シェパード)「優雅なドレープが特徴のスーツブランド」

ANDERSON & SHEPPARD

1906年、サヴィル・ロウにてスタートしたブランド。流麗な仕立てのドレープスーツの技術は他とは異なるスタイルで、「ロンドンカット」と呼ばれ、賞賛されます。チャールズ皇太子から、ゲーリークーパー、ローレンスオリヴィエなどの俳優、マノロブラニクなどが顧客。また、アレキサンダーマックイーンが10代の頃、服作りの基礎を学んだことも有名。

AUSTIN REED (オースチンリード)「ビートルズも顧客」

AUSTIN REED

1900年、イギリスで産声をあげたオースチン リード。1911年には、紳士たちの聖域、リージェント・ストリートで店舗を構えるまでに成長する。顧客には、チャーチル元・英国首相やビートルズなど各界の著名人が名を連ねます。

Gieves & Hawkes(ギーブス&ホークス)「サヴィルロウ一番地の老舗」

gieves & hawkes

英国の伝統的なスタイルを受け継いでいる老舗テーラーです。創業200年以上の歴史を持ち、その格式の高さは、紳士服の聖地「サヴィル・ロウ」の中で1番地に旗艦店を構えているほど。国家儀式の正装や英国軍のユニフォームも担当しています。

BENSON & CLEGG(ベンソンアンドクレッグ)「世界一のブレザーボタンもラインナップするテーラー」

BENSON & CLEGG

1937年にロンドンで設立されたテーラー。現在ロンドンで最も著名で評判の高いテーラーのひとつであり、現代の紳士に本物の仕立て服を提供しています。ネクタイ、ブレザーボタン、ワッペン、カフスボタン等の様々なアクセサリーも取り扱っていることも特徴です。1944年には当時の英国王ジョージ6世から、1992年にはプリンス・オブ・ウェールズへのブレザーボタン、ワッペン、ミリタリー用ネクタイの供給においてロイヤルワラントを獲得。

BURBERRY(バーバリー)「トレンチコートの王者」

バーバリーロンドン

1856年にハンプシャー州ベイジングストークにてトーマス・バーバリーが創立したブランド。農民が汚れを防ぐために服の上に羽織っていた上着をヒントにギャバジン生地を発明。その後、トレンチコートや、それ以前に原型となったタイロッケンコートを開発。日本においては三陽商会とのライセンス契約に伴い、本来の英国最高級ブランドとしてのバーバリーが国内で楽しめるようになりました。

FOLLOW US

Related post