革靴の雨対策【お気に入り靴が雨でも履ける!】

革靴雨対策

「大事なプレゼンがある日に限って雨予報..」そんな時の革靴チョイスは悩みますよね。お気に入りの革靴を履いて臨みたいけど、雨にさらしてダメにしたくない!そんな時に役立てて頂けるように今回は「革靴の雨対策」について紹介していきます。IMAGE:BATA

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革は水に弱い材質ではないことを理解する

レザーは決して雨に弱い素材ではないことを理解しましょう。そうでなければ、雨の多いイギリスで革靴がここまで発展・浸透することはなかったはず。※ただし、積雪日や日本特有の豪雨日にはレインシューズを履くことも選択肢でしょう。関連リンク:レインブーツ【晴れた日も履きたくなる5選】
「革が水に弱くない」というのは正しいケアが大前提の話です。正しいケアのポイントは「雨が革靴の内部にできるだけ浸透しない予防策」と「濡れた後の対応策」に分かれます。

もっとも手軽な革靴用の撥水スプレーは外出の30分前に使う

ブートブラックの防水スプレーbootblack

フッ素樹脂を主原料にしているため、スウェードやキャンバス地にも使えて便利。雨の日には撥水スプレーを使っているという男性も多いのではないでしょうか。アッパーだけではなく靴全体に塗布しましょう。外出直前ではなく外出の30分前に使用するのがポイント。当然ですが濡れてから使うのは禁物です。撥水性が得られないばかりか、革靴ダメージの原因になります。
国内シューケア用品老舗コロンブス社のAMEDAS 420mlがおすすめ。同社の手がけるアッパーブランド「BootBlack」のWATER PROOF180mlはパッケージも洗練されておりメンテ姿もスタイリッシュに。メイドインジャパンにこだわった高品質は国内以上にヨーロッパでも人気の逸品。

効果の高い防水ワックスは、革靴の表情に応じて使用

WOLYシューワックスヒマラヤ

意外と知られていないのが防水ワックス。ワックス(ろう)を塗りこんで、革靴の表面を覆う「耐水性がきわめて高い方法」です。雪山登山用シューズに用いられることからも効果の高さがうかがえます。残念ながらデメリットとして「革の色味がやや濃くなってしまったり、革の表面がややマットな表情になりやすい」ので革表面の風合いがデリケートなドレスシューズには向きません。オイルドレザー製のマウンテンブーツや、もともとマットな色合いのブラックレザーシューズに使用するのが良いでしょう。
強力な防水効果とスプレー式ならではの使いやすさが魅力のヒマラヤワックスが定番。

靴底への水対策にはミンクオイルかデリケートクリームを薄く塗りこむ

革靴雨対策デリケートクリーム

レザーソールが乾燥している状態では、水や汚れを吸収しやすくなります。対策としては、濡れ雑巾などで靴底を拭いた後に、ミンクオイルやデリケートクリームを少量うすく伸ばすように靴底に塗り込んでおくこと。塗りすぎてしまうと、革が柔らかくなりすぎて靴底の減りが早くなってしまったり、転倒しやすくなるのであくまでも少量というのがポイントです。イタリア老舗のM.MOWBRAY 2026がおすすめ。透明なので、あらゆる色の革靴、鞄、財布、レザージャケットに使用可能。

靴底の水対策にはダイナイトソールやビブラムソールも有力候補

ダイナイトソールshoesgb.co.uk

レザーソールも正しくメンテナンスすれば雨対応は可能ですが、さらに安心なラバーソールも所有しておくと重宝します。世界的にドレスシューズ用のラバーソールとして一番人気があるのは、英国発祥のダイナイトソール。ドレスシューズとしての外観を損ねにくい点が魅力です。
無骨な雰囲気と堅牢性が魅力のビブラムソールもオススメです。どちらかといえば、無骨なデザインの革靴やカントリーブーツに合わせるのに向いています。
両者ともに1流ブランドのシューズに採用されることも多い信頼性の高いアイテム。交換費用は、ともに¥12000程度〜が目安になります。

濡れた革靴の正しいアフターケアを知れば雨は怖くない!

いくら対策をしても、雨が激しければ革靴は濡れてしまいます。ここであわてずに正しくアフターケアすることが重要。ポイントは「水気をとり乾燥させること」と「雨で失われた油分を補充することです」です。

①靴の表面についた水分や泥を布でふきとった後に、革靴の中に新聞紙や乾燥剤をつめて内部を乾かします。(新聞紙の色移りを防ぐためにティッシュペーパーなどで新聞紙を包むと、なお良し。)

革靴内部の水気をとる新聞紙

②型崩れを防ぐためにシューキーパーを入れた状態で、風通しの良い場所にて日陰干し。(※内部が乾かない状態でシューキーパーを入れると、シューキーパーが水気を吸いすぎて乾燥がうまくいかないのでステップ①でしっかり乾燥させるのが大事)

シューツリーを入れて乾燥方法

③雨によって失われた油分を革に十分に補充するため、デリケートクリームを塗って完了!

靴クリームで保湿

実は日々のメンテナンスが最重要

最も重要なのは、実は日々のメンテナンス。今まで紹介させて頂いた雨対策は、日々のメンテナンスをすることで効果が最大に高まります。
ちなみに特別な雨対策を全くしていなかったとしても、日々のメンテナンスさえ行っていれば「ずぶ濡れ状態から陰干しするだけで、革靴は元の姿を取り戻す」と豪語する専門家もいるくらい。(※もちろん、雨に濡れたあとのケアが不要という意味ではありません!)

革靴のメンテナンスについては数多くの出版物がありますが、飯野高広氏が執筆された「紳士靴を嗜む はじめの一歩から極めるまで」が秀逸。男の革靴のバイブルとして強い味方になってくれます。

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