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帽子を使ったメンズコーデ⑤「ハンチングキャップ編」
日本では鳥打帽と呼ばれることもあるハンチングキャップ。誕生したのは19世紀のイギリスで、上流階級者が乗馬を楽しむ際に使用されていたスポーツを出自とする狩猟用のキャップだ。それまでキャップは紳士が手にする被り物として認識されていなかったため、キャップの格を上げた帽子として知られている。そんな歴史をもつためか、スーツスタイルにもカジュアルコーデにも良く似合う。ちなみに、海外では“キャスケット”も同種とされているが、日本においては別カテゴリーの帽子として扱うことがしばしば。ハンチングはイギリス式で1枚布で作られているのに対し、キャスケットはフランス式で6枚ないしは8枚はぎで作られたふんわりとした見た目が特徴だ。
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様々なスタイルをミックスした洒脱なハンチングキャップコーデ
それぞれルーツの異なるアイテムを巧みに組み合わせ、独自のミックスコーデを表現した御仁をキャッチ。メインアイテムであるサファリジャケットを始め、それぞれ控えめな色味のアイテムを選ぶことで全体に統一感を演出している。軽快なショートパンツもさることながら、真白なハンチングキャップも夏らしさがあってイイ感じだ。
ハンチングキャップはカントリー調なコーデとの相性バツグン!
ハンチングキャップが生まれた頃、イギリスで流行していたファッションが“カントリースタイル”だ。かのウィンザー公も乗馬をする際に、ツイード生地でチェック柄のスーツを着用し、ハンチングキャップを被っていたという。そんな着こなしをイマっぽく着こなすなら、カントリー調のアウターを主役に据えてハンチングキャップを被るのが◎レトロのようでモダンなスタイリングをぜひ試してみてはいかがだろうか。
目深にかぶったハンチングキャップで男らしい武骨な雰囲気を演出
スリムシルエットのシャツとブルーのワイドパンツを合わせてメリハリをきかせたスタイリング。ブラックとブルーで全体をまとめることで、柄モノを複数使った着こなしもまとまりのある印象に。目深にかぶったハンチングキャップが武骨な雰囲気を漂わせている。
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