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シープホーン(羊の角)をモチーフにしたメダリオンなど、チャーチ「ディプロマット」が誇る装飾美の数々
ブローギングの丁寧さも、ディプロマットが「セミブローグの代表格」と称される由縁のひとつ。トゥキャップに施されたメダリオンは、この種の革靴の”顔”とも言える装飾。蝶や百合など、ブランドやモデルによって穴飾りのパターンはそれぞれだが、ディプロマットではシープホーン(羊の角)のモチーフを採用している。チャーチの伝統とも言えるデザインで、いつまでも飽きの来ない表情を作り上げている。
チャーチ「ディプロマット」のパーフォレーションやピンキングも芸術品のような美しさをもつ
大小の親子穴が並ぶパーフォレーションも非常に端正な出来栄え。大きめにほどこされたブローグの表情が迫力のある雰囲気を演出している。
ピンキングの仕上げも非常に丁寧で、もはや芸術品と呼べるほどの精巧さを誇る。長年履き込むことによってエイジングされ、時間を経るごとにさらに味わい深くなっていく。
アイレットは5つで平行型というスタンダードな仕様。根本は閂止めで、ちょうどその下、靴のセンターライン上にパーフォレーションの小穴が来るよう設計されている。やや太めの丸紐で、しっかりとした顔つきも特徴的。細い紐や平紐に変えるなど、アレンジ次第で印象の変化も楽しめる。
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