900番台や4桁モデルとは一味違う特徴を備えるニューバランスの500番台。今回は、そんな「ニューバランスの500番台」にフォーカスして注目モデルや着こなし事例、魅力を紹介!
CONTENTS
- 丸みのあるシルエットが多いニューバランスの500番台!ピッティでも着用者が多い人気シリーズ
- 500番台の2大人気モデル「574」と「576」!
- レトロ顔な「BB550」の人気が急上昇中!
- 人気モデルの“間”のスニーカー「M575」
- 知る人ぞ知る576の後継モデル「M577」
- 500番台の元祖「555」
- US製のボリューミーなシルエットが魅力的な「M585」
- 「MT580」は日本で生まれた注目モデル!
- シュータンのNB刺繍が印象的な「M530」はご存知!?
- 500番台の変わり種的な細身モデル「U520」!30年前のアイルランド生産モデルを復刻
- コスパグッドな“ML”の500番台も見逃せない!
- とにかく価格重視なら「GM500」がドンピシャ!
- 日本未展開の500番台!韓国をメインにリリースされたトレランシューズ「MT510」
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丸みのあるシルエットが多いニューバランスの500番台!ピッティでも着用者が多い人気シリーズ
基本的にニューバランスの500番シリーズは、砂利道をはじめとした舗装されていない道路での使用を想定して開発されたオフロード仕様。そのため、多くのモデルがバランスを取りやすいように設計された丸みのあるフォルムに仕上がっている。ころっとした見た目は、ベーシック上品な大人カジュアルスタイルに好相性。ラフなスタイルの中にどこか知的なムードが漂う足元を演出してくれる。ピッティ ウオモでも500番台のニューバランスを取り入れたは洒落者の姿が散見された。
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500番台の2大人気モデル「574」と「576」!
500番台の中でも圧倒的な人気を誇るのが「574」と「576」だ。セレクトショップからスニーカー量販店まで、幅広く取り扱われいてるため、一度は見たことがあるという方も多いのでは?まずはじめに、500番台の二大人気モデル「574」と「576」を紹介!
“576”はニューバランスの高級靴。500番台の不朽の名作
全体のバランスを取りやすい丸みのあるシルエット、トラック以外のランニングを可能にする刻みの深いアウトソール、異素材を組み合わせた奥行きのある表情のアッパーデザイン。ニューバランスのアイコニックなモデルのひとつとして知られるのが「576」シリーズだ。1988年に登場して以来、不朽の名作として愛され続けている。ソールユニットはEVA素材を圧縮成型することでクッション性能を向上させ、軽量化を実現した「C-CAP」を採用。安定感がありながら意外にも硬い履き心地で、初めて足を入れたときはその意外性に驚くことも少なくない。単純な柔らかさを求めるのではなく、ある程度の硬さを残すことでフィット感が増し、足への負担を軽減。この独特の履き心地がやみつきになるファンも多い。基本的にUK製のため、ニューバランスのスニーカーのなかでも高価格帯に位置する。ファッション通や本物志向のユーザーから愛されているモデルだ。
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“574”は価格・シルエット・デザイン全てにおいてgood!エントリーモデルとしても最適
576のデザインをより幅広い層に楽しんでもらえるよう、90年代に誕生したのが「574」。見た目は576と瓜二つながら、生産地をアジアに移して生産コストを下げることによって、手の出しやすい価格設定を実現している。見た目でわかりやすい576との構造の大きな違いは「ENCAP(エンキャップ)」を採用したミッドソール。衝撃吸収性に優れたEVA素材(樹脂)を頑丈なポリウレタン素材に封入した構造で、クッション性のある履き心地に仕上げられている。デザインバリエーションも豊富に展開しているため、カラーリングが好みという理由で574を選ぶ層も多い。メンズは“ML574”、ウィメンズは“WL576”の型番。他にもソールに厚みを持たせたバルキーシルエットの“ML574D”、コラボや限定品などによく使われている“U574”など、574シリーズだけでも様々な型番が展開されている。
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