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コインローファー特集

コインローファーは、デニムなどを合わせたカジュアルなスタイルに合わせられることはもちろん、フォーマルなキレイめコーデにも使えるアイテムだ。今回は、幅広いスタイルと季節問わず使える「コインローファー」にフォーカスし、注目アイテムをピックアップ!

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コインローファー(ペニーローファー)の由来と特徴

ローファーは、元々は英国王室などの室内靴として誕生した。その後、1934年にアメリカのG.H.Bass社が「ウィージャンズ(Weejuns)」と名づけられたローファーを作成。これが世界で最初のコインローファーとなった。コインローファーの特徴は、甲部分のサドルに設けられた切り込みである。

コインローファーは、アメリカのカジュアルファッションシーンで大流行を巻き起こす。1950年代には、特に学生たちのあいだで急速に浸透。日本でもアイビールックの重要アイテムとして人気を博した。コインローファーやペニーローファーという呼び名は、サドル部分の切れ込みにコインを挟まれていたことが起源。1930年代には2セントで電話がかけられたため、緊急時用に忍ばせていたことを最初の由来とする説や、1950年代のアメリカの学生が1セント硬貨を差し込み、ファッションの主張として取り入れていたのが始まりという説がある。ちなみに「ペニー(penny)」とは、1セント硬貨のことである。

アメリカントラッドの定番としての地位を確立したコインローファーは、その後もトラディショナルなファッションとして定着。アメリカや日本ではビジネスシーンでも履かれるようになった。現在ではイギリス、フランス、イタリアなどのヨーロッパブランドもローファーを手がけ、洗練されたデザインのものも数多く登場。幅広いファッションに取り入れられる革靴として多くの人から愛用されている。

コインローファーの種類

コインローファー「ハーフサドル」

コインローファーは、サドル部分のデザインによって印象が大きく異なる。もっとも代表的なものは「ハーフサドル」と呼ばれるもの。サドルの両端が、モカシン縫いの近辺でかぶせ縫いされているのが特徴で、コインローファーと言えばこの形状を思い浮かべる人も少なくないはずだ。ポピュラーだからこそ、あらゆるコーディネートにしっくり馴染むのが魅力である。

コインローファー「ビーフロール」

ハーフサドルの両端を糸で巻いたようなデザインのものは、「ビーフロール」と呼ばれる仕様。タコ糸で巻いたローストビーフのような見た目から、この呼び名がつけられた。このデザインのコインローファー自体を「ビーフロール・ローファー」と呼ぶ場合もある。アメリカのシューズメーカー、セバゴ(Sebago)が最初に取り入れたとされており、よりカジュアルな雰囲気が強調された意匠となっている。

コインローファー「フルサドル」

サドルの両端が長く、ソール部分まで覆っているものを「フルサドル」と呼ぶ。革靴の中ではカジュアルに位置づけされるローファーだが、フルサドルのコインローファーは上品でドレッシーな印象を漂わせる。流通量こそ少ないものの、ローファーにエレガントな要素を求めるなら有力な選択肢になり得る意匠だ。

コインローファー アイテム紹介

JOHN LOBB(ジョン・ロブ)「Lopez(ロペス) ローファー」

英国発祥のジョン・ロブは、今や”キング・オブ・シューズ”とも称される最高峰の革靴ブランド。LOPEZは、そんなジョンロブのコレクションを代表する人気のコインローファーだ。ウォータープルーフ加工された美しいミュージアムカーフと、そのミュージアムカーフに細かい型押しを施したキャビアグレインのコンビネーションはまさに唯一無二のクオリティを誇る。ラスト「#4395」による、クラシックなラウンドトゥも秀逸。

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Edward Green(エドワード・グリーン)「WENTNOR(ウェントナー)」

1890年創業のエドワード・グリーンは、ジョン・ロブと肩を並べる英国ノーザンプトン発祥のトップブランド。最高級品質のカーフスキンと類まれなる職人技術で、数々の名作を世に送りだしてきた。コインローファーモデルのWENTNORは、汎用性の高いスエード生地を採用。ラスト「#184」は、いかにもエドワード・グリーンらしい細身のシルエットで、ローファーながらエレガントな雰囲気を醸し出している。カジュアルな装いからジャケットスタイルまで、汎用性の高い一足だ。

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Allen Edmonds(アレン・エドモンズ)「コインローファー」

ウィスコンシン州のベルギーという小さな町で1922年に設立されたアレン・エドモンズは、歴代大統領も愛用するアメリカの代表的ブランド。コインローファーの王道を追求するなら、最有力候補として上がるシューメーカーだ。そんなアレン・エドモンズの定番コインローファーは、程良いリラックス感でカジュアル使いにぴったりの一足。アッパーは美しい光沢を放つ上質なカウレザーで、着用するほどに味わい深い表情へと変化していく。

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Alden(オールデン)「PENNY LOAFER」

日本でも圧倒的な人気を誇るアメリカの革靴ブランド、オールデン。一切妥協のない作りと、研究を重ねたラストの開発によって、履き心地の良さが世界的に認められている。ソールの縫合にはグッドイヤーウェルト製法を採用しており、高水準な耐久性と耐水性を誇る。シックなブラックカーフとスタイリッシュなシルエットで、いわゆるアメトラ風ではなく落ち着いた印象を放っているのが特徴。

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Crockett & Jones(クロケット&ジョーンズ)「レザーコインローファー CORDVAN」

1879年にチャールズ・ジョーンズ氏とその義理の兄弟ジェームズ・クロケット氏によって創業された、歴史ある英国靴ブランドのクロケット&ジョーンズ。世界中で最も多く木型の種類を持つ靴メーカーとして、靴作りのデザインバリエーションや素材選びでは群を抜いている。セレクトショップなどでも別注モデルを多く手がけるブランドだ。上質なコードヴァンを採用したこのモデルは、何と言ってもこの素材ならではの光沢感が魅力。高級感溢れる艶は、長年の使用とともに比較に馴染んでいき、味わい深いエイジングを堪能できる。

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Church’s(チャーチ)「クラシックコインローファー」

質実剛健な靴作りで名を馳せるチャーチ。クロケット&ジョーンズと並んで日本でも高い知名度を持つイギリスの名門だ。このブランドのコインローファーは、存在感溢れるグッドイヤーウェルト製法のアウトソールが特徴。アメリカ製のローファーとはまた違った、程よくどっしりとした英国的な佇まいが魅力だ。

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Paraboot(パラブーツ)「ADONIS(アドニス)」

皮革裁断師のレミー・リシャールポンヴェール氏によって、1908年に設立されたパラブーツ。母国フランスの子どもたちは、「大人になったらパラブーツを履け」と言われているほど有名なブランドだ。重厚なアッパーが特徴のパラブーツだが、このADONISは程よいバランス感で幅広いコーディネートに合うよう仕上げられている。また、立体感のあるU字のモカシンはこのブランドならではの意匠で、一般的なコインローファーとは異なる独自の存在感を発揮できる。

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Regal(リーガル)「コインローファー」

日本を代表する革靴メーカー、リーガルのコインローファー。グッドイヤーウェルト製法で耐久性を確保したこのモデルでは、アッパーに本革を採用し、それを鏡面加工することでしっとりとした輝きを宿している。ビーフロール仕様がアクセントとなってカジュアル感を演出。余計な輸入費のかからない国産ブランドならではのコストパフォーマンスの良さも◎

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三陽山長(サンヨウヤマチョウ)「堅弥」

「技」「匠」「粋」という“和”の精神に基づいた“日本人の、日本人による、メイド・イン・ジャパンの靴”をつくり続けている三陽山長。そのクオリティは、国産ブランドでありがながら英国やイタリアの革靴に匹敵するほど。「堅弥」は、ドレスシューズの外観にスニーカーの履き心地を併せ持った”ドレススニーカー”というコンセプトのもと誕生した。木型はスクエアトゥの定番「R309」をモディファイしており、モダンな雰囲気を放つ。低反発性のアーチサポート付きインソールが優しく足を包み込み、従来のコインローファー以上の履き心地。サドルにはさり気なくロゴが配されている。

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Tricker’s(トリッカーズ)「Castorino(カストリーノ) ローファー」

ジョゼフ・トリッカー氏が1829年に設立した英国ノーサンプトンの革靴ブランド、トリッカーズ。長い伝統による技術力でハイクオリティな靴を手がけるが、中でもカントリーブーツやウィングチップでその名を轟かせている。実はコインローファーは、かつて上流階級の貴族がカントリーのときに室内靴として使用していたルーツがあり、その経緯もあってかコインローファーのクオリティも見事なもの。スエードを巧みに使ったこの1足は、ソールとアッパーの色味をあえて分けたアレンジと控えめなコバが魅力。サドルに施された独自のデザインも素晴らしい。

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Stefano Bemer(ステファノ・ベーメル)「コインローファー」

ステファノ・ベーメルは、靴の修理工をしていた創業者、故ステファノ・ベーメル氏が1988年、イタリア・フィレンツェに自身の名を冠して創業した新興ブランド。「革の魔術師」異名を持つ多彩な素材使いと卓越したハンドメイド技術で瞬く間にトップブランドへと登り詰めた。スクエアトゥが特徴のSラストを使用したこのコインローファーは、甲部分のデザインが最大のアクセント。伝家の宝刀とも言えるハンドソーンウェルテッド製法によるしなやかな履き心地も大きな魅力だ。

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Enzo Bonafe(エンツォ・ボナフェ)「スエードコインローファー」

1963年、イタリアで創立されたシューズブランドのエンツォ・ボナフェ。有名な靴メーカーで腕を磨いた創業者エンツォ・ボナフェ氏による、一切の妥協を許さない誠実な靴作りを現在まで受け継いでいる。グッドイヤー・ア・マーノ製法を中心とした、高い技術の数々はこのブランドならでは。上質なスエードを採用したコインローファーは、特徴的な「フルサドル」仕様が魅力。ローファーとしては珍しいスクエアトゥのシルエットなど、他とは一線を画する意匠が随所に見られる。

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SANTONI(サントーニ)「コインローファー」

日本でも根強い人気を誇る、クラシコイタリアの代表格サントーニ。ナッパレザーを採用したこの一足は、不均一な独特の表情が特徴。カジュアルな雰囲気のモカシン縫いと相反して、サントーニらしい細身のシルエットがエレガントな香りも漂わせる。ブラウンを基調としたムラ感のある色味にも注目したい。

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OFFICINE CREATIVE(オフィチーネ・クリエイティブ)「クラシック ローファー」

クラシックなスタイルをコンセプトに掲げ、履き込んだ風合いのあるシューズやサンダルを生産する「OFFICINE CREATIVE(オフィチーネ・クリエイティブ)」。高級ブランドとして知られるBALLYやBOTTEGA BENETAなどの生産も請け負う実力派ブランドとしても有名だ。アンティーク調の仕上がりは、こだわりを持つ職人が一点一点手染めで染色した革の使用によるもの。トラッドな雰囲気を纏う洗練されたフォルムが幅広い着こなしでの活躍を期待させる。

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G.H. Bass(ジーエイチバス)「LOGAN(ローガン)」

コインローファーの生みの親であり、アイビースタイルの象徴的存在とも言えるG.H. Bass。かのマイケル・ジャクソンも愛用したアメリカの王道ブランドだ。アメトラの定番であるバーガンディーカラーで仕上げたコインローファーは、オン・オフ問わず幅広いシーンに対応する落ち着いた印象の逸品。上質レザーソールに刻印された、元祖コインローファーモデルの“WEEJUNS/ウィージャンズ”の文字が誇りを感じさせる。チノパンやスラックス、紺ブレといった定番のアイビースタイルはもちろん、デニムやショートパンツとも抜群の相性を発揮する。

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SEBAGO(セバゴ)「Classic(クラシック)」

1946年にアメリカで誕生したライフスタイルシューズブランドのSEBAGO。創業以来、妥協のない品質でプレミアムなブランドポジションを追求。G.H. Bassがコインローファーの生みの親なら、SEBAGOはビーフロール・ローファーの元祖だ。Classicの名が示すとおり、モカシン上に縫い合わせたビーフロールはまさに芸術的な出来栄え。ぼってりとしたトゥシルエットとともに、”ザ・アメトラ”な雰囲気で仕上げられている。

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