
adidas(アディダス)の「スタンスミス 80s」は、定番のスタンスミスと遠目にはほとんど変わらないが、同じ角度から見比べると、シルエットやソール周辺に80年代モデルを意識した違いが見つかる。今回は「スタンスミス 80s」と通常モデルを比較していく。
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言わずと知れたスニーカー界の金字塔アディダス「スタンスミス」について
“世界で一番売れたスニーカー”としてギネスブックに登録されたアディダスのスタンスミス。名作中の名作だ。1971年に初代が発売され、現在も広く愛されているが、現行は意外と多くのモデル展開があるのをご存知だろうか?ベーシックモデルである「スタンスミス」に加え、上位モデルとなる「スタンスミス Lux」や、防水仕様の「スタンスミス GORE-TEX」、一枚革で作られた柔らかな履き心地の「Decon」など、ゴルフモデルやY-3モデルも含めると全部で18種類もの展開がある。その中でも、2026年の6月にアップデートして発売されたのが、「スタンスミス 80s」だ。モデル名を読んで字のごとく、80年代のスタンスミスのディテールを復刻させたニュークラシックな一足となっている。

単なる高級版ではなく80年代モデルを再現した復刻仕様「スタンスミス 80s」とは?通常モデルとの違いを確認!
スタンスミス 80sは、通常モデルの素材を単に格上げした上位モデルではない。アディダスが1980年代に展開していたスタンスミスのプロポーションや素材、パーフォレーション、シュータンラベルを当時のデザインで再現したアーカイブモデルだ。パッと見では違いが分かりづらいが、80年代当時のモデル特有のディテールが落とし込まれている。
| 比較項目 | スタンスミス 80s | 通常モデル |
|---|---|---|
| 型番 | IF0202 | M20324 |
| 設計 | 80年代モデルのシャープなプロポーションを再現 | 1971年モデルの要素を踏襲した丸みのある定番仕様 |
| パーフォレーション | 穴が大きく、間隔も広め | 穴が小さく、間隔も狭め |
| ソールの印象 | 黄色みを含んだレトロな白ソール | アッパーと同トーンのクリーンな白ソール |
| ソール側面のロゴ | 枠のない型押し | 長方形の枠付き |
| アッパー | レザー | レザー |
| ライニング | レザー | レザー |
| 価格 | 17,600円 | 13,200円 |
※ 価格と商品仕様は2026年7月13日時点のアディダス公式オンラインショップを参照。
似ているけど佇まいは完全に別物!画像で見るスタンスミス 80sと通常モデルの3つの違い
ここからは、スタンスミス 80sと通常のモデルの違いを、ディテール画像とともに紹介していく。
違い1「プロポーション」80sはトゥから甲へ伸びるラインが低く、横顔がシャープ
スタンスミス 80sの核となるデザインが、80年代モデルを再現したシャープなフォルムだ。80sのほうがトゥから甲へ向かうラインの傾斜が低く、横顔がシュッとスマートでスリム。通常モデルはトゥや履き口にやや厚みがあり、丸みを帯びた現代的な輪郭が特徴だ。スタンスミスは数あるコート系スニーカーの中でもトゥ部分に丸みが強く出ているモデルだが、80sはその印象が若干変わる一足。単体では気付きにくいが、パンツの裾から見える横顔には差が出る。
違い2「ソールの色調」80sは黄色みを帯びたレトロソールがヴィンテージ感を演出
80sのソールは、わずかに黄色みを含んだレトロな色調。通常モデルはアッパーからソールまで同トーンの白が採用されており、よりミニマルな印象だ。
違い3「薄くシンプルなシュータン」クッションのない薄いシュータンが80年代らしい“道具感”を強調
表からは見えにくいが、シュータンも履く人にとって大きな違いを感じられるディテールの一つ。通常モデルはクッション型のシュータンが採用されているが、80sは薄くフラットな一枚革のような形で作られており履き口がシンプル。これも80年代のスタンスミスを象徴するディテールだ。
クラシックな味かクリーンな万能性かスタンスミス 80sと通常モデルはどちらを選ぶべき?
スタンスミス 80sと通常モデルに、遠目から分かるほど大きな違いはない。だからこそ、80sは定番の安心感を保ちながら、細部にこだわりを忍ばせたい男性におすすめ。白スニーカーとしての清潔感を優先するなら通常モデル、革靴のように端正でクラシックな佇まいを求めるなら80sが有力な選択肢となる。
| スタンスミス 80sが向いている人 | 通常モデルが向いている人 |
|---|---|
| 80年代のレトロな復刻ディテールを楽しみたい 新品でもヴィンテージ感のある一足を選びたい スラックスやスーツにも馴染む細身の足元を作りたい 人と被りにくいスタンスミスを探している |
真っ白でクリーンなスタンスミスを選びたい 細かな復刻仕様には強くこだわらない 幅広い服装に使える定番モデルが欲しい 購入価格を抑えたい |
スタンスミス 80sに関するQ&A
Q.1 スタンスミス 80sと通常モデルは素材が違う?どちらもレザーを採用。主な違いは素材よりも復刻ディテールにある
今回比較したスタンスミス 80s「IF0202」と通常モデル「M20324」は、どちらもレザーアッパーとレザーライニングを採用している。「通常モデルは合成皮革、80sは本革」という区分ではない。違いの中心は、80年代モデルを意識したプロポーションやパーフォレーション、ソール、シュータン周辺の仕立てにある。
Q.2 スタンスミス 80sと通常モデルは見た目でどう見分ける?ソールの色とパーフォレーションを見れば判別しやすい
横から見た際に判別しやすいのは、ソールの色とパーフォレーションだ。80sはソールが黄みを帯び、パンチングの穴も大きめ。通常モデルはソールまで白く、穴が小さく密に並ぶ。正面から見る場合は、80sのシルバー調アイレットと薄いシュータンも見分ける手掛かりになる。
Q.3 スタンスミス 80sの価格が高い理由は?素材の格ではなく80年代仕様を再現するための設計に価格差がある
通常モデルとの価格差は4,400円。80sは、80年代モデルのプロポーションや大ぶりなパーフォレーション、ソール、シュータンラベルなどを再現している。単純な素材の上位化ではなく、アーカイブに近い見た目を作るための設計やディテールに価値を置いたモデルだ。























