ニューバランス「574」を徹底解剖!576との違いやコーディネート事例、人気を集める理由などのウンチクにフォーカス

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ニューバランス「574」を徹底解剖!576との違いやコーディネート事例、人気を集める理由などのウンチクにフォーカス

多くのモデルを展開するニューバランスの中でも「574」は定番の一つとして幅広い層に愛用されているスニーカー。丸みのあるシルエットや、ENCAPミッドソールによる履き心地はいかにもニューバランスらしいクオリティだ。今回はニューバランスの「574」にフォーカスし、その魅力を紹介!

矯正靴から始まったスニーカーブランド「ニューバランス」

ニューバランスは、アメリカのボストンにて1906年に設立された老舗のシューメーカー。創業初期はアーチサポートインソールや偏平足などを治す矯正靴を製造していた。ブランド名は「履いた人に“新しいバランス”感覚をもたらす」というコンセプトに由来する。ランニングシューズの製造をスタートした1960年代以降は、フィット性を追求した数々の名作をリリース。現在ではランニングシューズからハイテクスニーカーまで、幅広い種類のアイテム展開で世界中の人々に愛用されている。

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ニューバランスが誇る永遠のスタンダード「574」

574は、ニューバランスのスニーカーの中でも定番モデルとして根強い人気を誇る製品。トレイルランニングのための靴として発売され、山道をも走れるクッション性の高いミッドソールやグリップ力に優れたアウトソールを採用している。デザイン面においては、メッシュ&スエードアッパーやデカNロゴなど90年代前半のニューバランスを象徴するディテールが特徴。他のシリーズよりも手頃な価格で販売されていることもあり、世代を問わず多くの人から支持され続けている。

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ニューバランスのサステナビリティに関する取り組みの象徴モデルとして掲げられる「574」

現在「これまででもっともグリーンなグレイ」という印象的なキャッチコピーとともに押し出されている「574」。内容を見る前はシューズの色味が緑っぽいグレイなのかと履き違えそうだが、この“グリーン”とは色ではなく環境問題のことを指している。ニューバランスは「グリーンリーフ基準」というサステナビリティに関する取り決めを公開しており、その基準を満たす574にスポットライトを当てているのだ。具体的には、アッパーに50%以上、アウトソールには5%のリサイクル素材を使用。また使用しているレザーは、レザーワーキンググループを通じてより責任ある製造をサポートするレザーを使用することで、件の基準を満たしているのだそう。(ニューバランスのグリーンリーフ基準の詳細はこちら)
そんなサステナブルモデルとして注目を集める574は公式ECサイトでも特集を組むほどの力の入れよう。該当モデルの一覧ページも作られている。

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574とそっくり!ニューバランス「576」との違いは?

ニューバランスにおけるオフロード仕様のラインである500番台。その中で574と酷似したモデルがあるのをご存知だろうか?それが「576」だ。現在では価格的に購入しやすいこともあってか、574の方が知名度が高いが、この形のオリジナルモデルは576。574は576から派生して生まれた廉価版であり、デザインが似ているのはこういった背景が理由だ。576はニューバランスの中でも高級志向のモデルであり、その多くがイギリス製。そして上質なレザーを使ったアッパーなど高級感漂う上品なつくりが最大の特徴だ。それに対してリーズナブルな価格で入手できる574はカジュアルでポップな性格も持ち合わせているため、576とはしっかり区別されていると言えるだろう。

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