
デニムアイテムの上下で男らしさを増幅させるラギッドなスタイリングの定番「デニムオンデニム」。秋冬はデニムジャケットにジーンズの合わせ、春や晩夏・初秋はデニムシャツにジーンズを合わせたコーディネートで、意外と長いシーズン楽しめる着こなしだ。今回はそんな「デニムオンデニム」にフォーカスし、デニムシャツver.とデニムジャケットver.に分けて、注目のコーデ&アイテムを紹介!
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デニムシャツを使ったライトなデニムオンデニムコーデ
デニムオンデニムと聞いて多くの方がまずイメージするのは、デニムジャケットにジーンズを合わせたコーディネートだろう。しかし、デニムアイテムの合わせであれば、トップスにデニムシャツを採用したライトな着こなしもデニムオンデニムにもちろん含まれる。ここではデニムシャツを使った、気温20度〜25度ぐらいの日に重宝する着こなしを紹介!
リメイクウエスタンシャツとブリーチ加工のバギージーンズでデニムオンデニムコーデを個性的に表現
部分的な色落ち加工やスプラッシュペイント、コーデュロイ生地やヒッコリー生地を使用した当て布などギミックフルなリメイクのウエスタンシャツに、オリジナルの生地の色味が分からないくらいにまで脱色したバギージーンズを合わせ、思う存分ヒネリを効かせたコチラのコーデ。パッと見デニムオンデニムと気付かないほどに上下ともギミックの主張の強いアイテムを選び、これまでにないアプローチで個性的なスタイリングをモノにしている。特筆すべきはそれらほとんどのギミックがデニム素材の特性を前提に最大限の効果をもたらしながらも、やり過ぎ感の無いコーディネートに落とし込まれているということ。
ドレス顔デニムシャツとダメージジーンズの色味を合わせデニムオンデニムコーデにキレイめな印象と武骨さを両得
骨太かつタフな面構えのワークなデニムシャツとは全く異なる、テーラードジャケットとの合わせやタイドアップによってポテンシャルを発揮するドレス顔デニムシャツをチョイスし、色味をマッチさせたダメージジーンズとコーディネート。レジメンタルタイやウエスタンベルト、足元にセットしたダービーシューズをインディゴブルーと相性の良いブラウンの色味でリンクさせ、カジュアルに軸足を置いたスタイルミックスのデニムオンデニムにキレイめな印象と武骨さを両立させている。コーデのキレイめな印象を損なうことなく男らしさをプラスしたダメージジーンズのチョイスがお見事!
Fay(フェイ) デニムシャツ
デニムシャツとジーンズのデニムオンデニムにジレをプラスしコーデをアカ抜けた印象に
武骨さが魅力のデニムオンデニムも野暮ったく見えたりアカ抜けないスタイリングでは無粋なだけ。ましてや都会の街中では空気に馴染めずコーデが浮いてしまいかねない。そんなデニムオンデニムにまつわる”野暮ったく見える問題”を、コチラの御仁はチェック柄ジレの取り入れで見事に攻略。カジュアルなこなしもイケる柄の主張が控えめなアーシーな色味のジレをチョイスし、デニムシャツとバギージーンズのデニムオンデニムを一気にアカ抜けた印象に。カントリーでもアーバンでも無理なく馴染むスタイリングにまとめている。