汎用性が高いモノトーンのなかでもブラックとホワイトの中間色にあたり、あらゆるカラーとマッチするグレー。そんな“グレー”のスーツ、合わせる色・柄を選ばないからこそネクタイのチョイスに迷ったことがあるという方も少ないのでは？今回は5つの視点から、グレースーツに合わせるネクタイの選び方を注目のコーデとともに紹介！
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グレースーツに合わせるネクタイの選び方①「色の組み合わせで迷ったら表現したい着こなしの印象を考えてみる」
どんなスーツにおいても、ネクタイを選ぶ際にまず迷うのが色だろう。なかでも無彩色であるグレーのスーツは、あらゆる有彩色と均等に接することが可能であり、迷いの幅も広い。そして、ネクタイの合わせによって与える印象はガラリと変化するため、コーディネートを組む際に重要になってくることは言うまでもない。ただ、逆に言えばグレースーツはあらゆるネクタイを受け入れるだけの許容量があるので、ネクタイの選び方ひとつで自分のイメージした印象のグレースーツスタイルを作れるハズだ◎
ビジネスシーンにおいて着用頻度が高いグレースーツ。誠実な印象に着こなすならネイビーのネクタイがハマり役！
人と人との付き合いが大きな役割を担うビジネスにおいて、最も重要視されると言っても過言ではない「誠実さ」。ビジネススーツとして着用する機会が多いグレースーツのコーディネートをそんな誠実な印象に仕上げるなら、ネイビーのネクタイを合わせるのが吉だ。もちろんこのスタイリングでその人の性格や本質が変わるわけではないが、見た目から入るのも時には大切。目上の人に会う日や重要な打ち合わせ、商談が入っている日はこんな組み合わせで臨んでみては？
BEAMS F(ビームス エフ) ネイビー ソリッドタイ
赤のネクタイを選べば、グレースーツスタイルが積極性や情熱を感じさせる印象に！
太陽や炎の熱さを想起させることから、赤が情熱や積極性を感じさせる色であるというのは有名な話。また、ハッキリとした強いイメージを残す色でもあり、ここぞという勝負の日や自分という人間を強く意識させたいシーンにおいて選ぶネクタイに最適な色であると言えるだろう。ややくすんだ赤やワインレッド系の色をチョイスするのもアリだが、こちらの御仁が締めているようなビビッドな赤ネクタイを大胆に抜擢してみるのも◎ こんなインパクト大な色味のネクタイをチョイスしても、どんな色ともマッチするグレーのスーツなら難なくVゾーンにハマる。
RING JACKET(リングヂャケット) ドット柄 赤ネクタイ
グレースーツと同色のグレーネクタイを組み合わせれば、他アイテムで遊び心のある色を取り入れてもTOO MUCH感無し。
グレースーツと同トーンのグレータイを合わせるのももちろんアリだ。保守的な色味で統一したスーツとネクタイが主張しない分、他アイテムで遊びをきかせても嫌味な印象を与えない。たとえばこちらのコーディネートでは、グレータイでタイドアップしたインナーに爽やかなサックスブルーのシャンブレーシャツ、足元には紫の靴下をチョイス。セオリーの着こなしからあえてハズしたアイテム使いがこなれ感を漂わせる。グレースーツにうっすらと配されたお洒落なイエローペーンのアクセントもイイ感じだ。
STEFANO BIGI(ステファノ ビジ) カシミア グレーネクタイ
