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三陽山長「友二郎」の魅力②「細部までこだわり抜かれたアッパーのディティール」
内羽根ストレートチップといえば、世界共通でほぼ同一のデザイン。だからこそ、細かいディティールをいかにハイレベルに仕上げるかが品質を左右する。友二郎でまず注目すべきは、シューレース脇のステッチ。一般的な内羽根ストレートチップではアイレット(鳩目)の並びと平行するようにステッチが走るが、友二郎では「スワンネック」と呼ばれる曲線を描いたデザインを採用している。
メーカーの技術力によって明らかに差がでるのが、トゥ部分などに施されるダブルステッチ。このステッチが細かく、そして2本の間隔が狭いものほど高度な技術で縫われていることを表わしている。友二郎のステッチはその点において申し分のない美しさだ。
「匠 友二郎」のステッチはさらにハイレベル。通常版友二郎と見比べても明らかにピッチが細かく、日本人職人の技術力の高さをうかがわせる。このクオリティは海外ブランドでもめったにお目にかかれない。
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