CONTENTS
- イギリスの革靴ブランド①今なお独立系ブランドとして最高品質のシューズを手がける「EDWARD GREEN(エドワードグリーン)」
- イギリス革靴ブランド②キング・オブ・シューズの異名はダテじゃない。革靴の最高峰「ジョンロブ(JOHN LOBB)」
- イギリス革靴ブランド③質実剛健を体現する英国靴の名門「チャーチ(Church’s)」
- イギリス革靴ブランド④ジェームズ・ボンドの相棒としても知られる「クロケット&ジョーンズ(CROCKETT & JONES)」
- イギリス革靴ブランド⑤モダンな英国靴を手がける実力派「ジョセフ チーニー(JOSEPH CHEANEY)」
- イギリス革靴ブランド⑥チャールズ皇太子も愛用するその実力は折り紙つき。「トリッカーズ(Tricker’s)」
- イギリス革靴ブランド⑦家族経営で変わらぬクオリティを保ち続ける「アルフレッド サージェント(Alfred Sargent )」
- イギリス革靴ブランド⑧エリザベス女王のクラウン刻印を許された数少ない名門ブランド「SANDERS(サンダース)」
- イギリス革靴ブランド⑨華麗なるギャツビーに衣装提供した英国の老舗「グレンソン(GRENSON)」
- イギリス革靴ブランド⑩ビスポーク級の既成靴で人気を集める新進気鋭のブランド「ガジアーノ&ガーリング(GAZIANO & GIRLING)」
- イギリス革靴ブランド⑪ロイヤルワラントを受ける由緒正しき英国靴メーカー「Loake(ローク)」
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イギリス革靴ブランド②キング・オブ・シューズの異名はダテじゃない。革靴の最高峰「ジョンロブ(JOHN LOBB)」
1866年、ジョン・ロブ氏により創業した「JOHN LOBB(ジョンロブ)」。長らくはビスポーク靴を作るブランドとして有名だったが、1976年にエルメスの傘下に入る。以降は既成靴ブランドとしてもその名声を欲しいままにし、完成度の高いラストによって作られる革靴は他のブランドにはない優美さを放つ。「キング・オブ・シューズ」の異名を持つ革靴好きなら誰もが知るブランドだ。
【関連記事】”キング・オブ・シューズ” ジョン・ロブの魅力とは?
ジョンロブ(JOHN LOBB) ウィリアム2
ジョン ロブのウィリアムは、ダブルモンクストラップのマスターピースと呼べるモデル。今でこそダブルモンクストラップといえば、ストレートチップやウィングチップなどと並んで革靴のベーシックデザインの一つとして認識されているが、全てはこの1足を起源としている。初めて製作されたのは1945年、洒落者として名高いウィンザー公(英国王エドワード8世)がジョン ロブにビスポークを依頼したのがきっかけだ。ウィリアム2は初代と比べてトゥのステッチに特徴があり、ハンドソーンのつまみ縫いでキャップの段差を表現している。
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ジョンロブ(JOHN LOBB) ロペス
「ロペス」といえば、ジョンロブのコインローファーの代名詞として知られる一足。大リーガーのアキリーノ・ロペスがオーダーしたビスポークシューズが由来の既成靴で、ラストはローファー専用に開発された「4395」を採用している。サドル部分の窓枠は独特な楕円形で、見る人が見ればそれと一目で分かるデザイン。トラッドながらスーツスタイルにもハマる、上品な顔つきのコインローファーだ。
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ジョンロブ(JOHN LOBB) シティ2
「シティに始まりシティに終わる」。ジョンロブにはこんな格言があるとのこと。この言葉からも読み取れる通り、ブランドの中でも特別な存在であるのが内羽根ストレートチップの最高峰「シティ2」だ。2代目となるこのモデルは、ラスト「8965」を採用した初代よりもややロングノーズ気味のラスト「7000」を採用しており、より洗練された印象を与える。流麗なシルエットや厳選された最高品質のレザーなど、言うまでもなくあらゆる点においてトップレベルの革靴だ。
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