華麗なるギャツビーに衣装を提供した英国靴の老舗「グレンソン(GRENSON)」の魅力と定番モデルを紹介

高級紳士靴の中心地イギリスにて、150年以上にもわたり靴を手がけ続ける「グレンソン(GRENSON)」。アメリカの国民的映画「華麗なるギャツビー」に衣装提供したことでも知られる名門ブランドだ。今回は、伝統の職人技が光る「グレンソン」にフォーカスし、その魅力と定番モデルを紹介!

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グレンソンは”華麗なるギャツビー”に衣装提供したことでも知られる英国の老舗革靴ブランド!

英国ノーサンプトンの老舗革靴メーカー、グレンソン。一介の靴職人が実家の小さなスペースで作り始めた革靴は、瞬く間に英国紳士のあいだで大人気となった。米国で発祥したグッドイヤーウェルト製法を世界初と言われる早さで取り入れ、骨太なモノ作りで英国を代表するブランドへ。アメリカの国民的映画”華麗なるギャツビー”に衣装提供したことから世界的に注目を集めることとなった。

機械化による大量生産の時代においても手間暇をかけた靴製造を貫いており、今でも200以上の工程と8週間もの時間をかけて一足の靴を生産。2005年以降はクリエイティブディレクターにティム・リトル氏を迎え入れ、モダナイズされた美しいシルエットの革靴で人気を高めている。

グッドイヤーウェルトを世界で初めて取り入れたグレンソンの歴史

英国屈指の老舗グレンソンの誕生

1866年創業のグレンソン。革靴製造の聖地イギリス・ノーサンプトンシャー州のラッシュデンで産声を上げたこのブランドだが、創業者ウィリアム・グリーン氏が最初に構えた作業場は、両親の家のロフトを間借りしたとても小さなものだった。それでもグリーン氏が手がける靴は評判を呼び、徐々にビジネスは成長。生産量を増やす必要性を感じたグリーン氏は1874年に工場を設立した。自身の名にちなみ「Green Yard」の愛称で親しまれたその工場は当時最先端のマシンを導入。現在ではほとんどの革靴メーカーが採用している製造技法、”グッドイヤーウェルト製法”を世界で初めて本格的に取り入れたのもこの工場だと言われている。

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1895年には事業を法人化。当時は創業者グリーン氏とその息子(Son)という意味から「Green&Son」の社名を名乗っていた。さらに同年、クイーンストリートにこれまで以上に広大な工場を建設。この工場は2013年に新工場が設立されるまで、実に120年近くもの間ブランドを支えることとなる。

戦時中は多くの軍靴を手がけたグレンソン

創業者ウィリアム・グリーン氏は1901年に亡くなるが、その意志は息子が受け継ぎ、1911年には大幅に工場を拡大。現在にまで続く生産スタイルが確立した。そして2年後の1913年、より近代的な革靴製造を掲げ、ブランド名を現在の「GRENSON」に短縮。工場拡大による効果もあり、この頃にはグレンソンは英国を代表する革靴メーカーとなった。

グレンソン

1914年頃からは第一次世界大戦に出兵する兵士のため、何千ものブーツと靴を作って母国に奉仕。第二次世界大戦下の1939年から1945年の間には、イギリス軍だけでなく連合軍の兵士のためにより多くの軍靴を手がけた。その中で、敵地での速やかな行動を想定して考案された”フライトブーツ”などの製品も開発。約500人もの従業員が、グレンソンの工場で靴作りに携わっていた。

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“華麗なるギャツビー”で注目を浴びたグレンソンも90年代には失速

1950年代には、当時の当主ヘイデン・グリーン(Hayden Green)氏がアメリカを訪問。柔らかく快適なモカシンシューズを履きこなすアメリカ人に影響受けて展開した新コレクションで、戦後の不況下にあったブランドを救った。1960年代から1970年代にかけてもエキゾチックな革靴を続々と発表。アメリカの大ヒット映画「華麗なるギャツビー」に製品提供したのもこの時代で、グレンソンの革靴は世界市場で受け入れられることとなった。

GRENSON(グレンソン) DYLAN

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伝統的な革靴づくりで確固たる地位を築いていたかのように思えたグレンソンだが、イタリアブランドなどの台頭もあり、その勢いは徐々に失速。1999年には日本市場に上陸を果たすも、先行する他の英国やイタリアブランドに比べると、グレンソンはお世辞にも注目を集めるブランドとは言い難いものだった。

グレンソン特有の英国らしさとモダニズムで一躍トップブランドへ!

大きな転機を迎えたのは2005年。著名なシューズデザイナーであるティム・リトル(Tim Little)氏をクリエイティブディレクターとして招いたことで、グレンソンは新たな道を開拓することとなる。これまでのような骨太な職人気質を守りつつも、モダンな要素をプラス。質実剛健なだけでなく、モダンさを加えた新作で再び脚光を浴び、ブランドは復活を遂げた。

GRENSON(グレンソン) LONDON

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勢いに乗ったグレンソンはロンドンのリバプールストリートにブランド初となるフラッグシップショップをオープン。2010年からはグレンソンを買収することでティム・リトル氏が本格的に陣頭指揮をとるかたちとなり、職人の教育制度導入や新らしい工場を設立。さらに2015年には海外初の旗艦店をニューヨークにオープンした。グローバルに支持される世界屈指の一流メーカーとして名乗りを上げ、伝統と先進性をミックスした魅力的なコレクションを現在も展開し続けている。

150年以上にわたって”英国らしさ”を継承してきたグレンソンの革靴製造

グレンソンの革靴は、一足完成させるのに200の工程と、最大で8週間もと時をかけて作られる。主流となるグッドイヤーウェルト製法を駆使した製造工程は、導入時の19世紀末からほとんど変わっておらず、その歴史の長さがグレンソン靴の信頼性を証明している。2012年からは見習い制度(apprenticeship)を導入。工場に新しい血が持ち込まれることとなり、現在では130人ほどの靴職人が、一週間のうちに300足ほどの靴を生産している。近年はモダンなモデルでも高い評価を得るグレンソンだが、吊り込みや縫製に見られる堅実さなど、伝統をしっかりと受け継ぐその姿勢こそが、この老舗ブランドの真髄なのだ。

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グレンソンが誇るバリエーション豊かな革靴コレクション

グレンソンの革靴はグレード別のコレクションで幅広いバリエーションを展開。フランスやイタリア製の最高級カーフを使ったものからコストパフォーマンスに優れたものまで、幅広いニーズに応じたラインナップを取り揃えている。

GRENSON(グレンソン)

■G : ZERO
グレンソンが手がける革靴の中でも最高級のコレクション。アッパーの素材にはフランスやイタリア製のカーフから最高級のものを厳選。スエードモデルでは英国の名門タンナーから仕入れたスエードを採用している。レザーソールはチェスナットバークを鞣した美しい光沢を持つ革を使用しており、縫い目の見えないヒドゥンチャネル仕上げによってエレガントな雰囲気を携えている。

■G : ONE
ストレートチップやウィングチップなど、王道のオックスフォードシューズが並ぶコレクション。英国靴らしい風格を持つモデルが中心で、ヒドゥンチャネルソールに特にこだわらないのであれば充分贅沢なクオリティである。見るからに上質な光沢を備えるアッパーレザーも魅力的。

■G : TWO
重厚なダブルソールの外羽根フルブローグやカントリーブーツモデルが中心のコレクション。グレンソンのスタジオで設計、開発を行い、最終的な工程はインドの工場にて行われるため、他のモデルに比べてコストを飛躍的に抑えているところが魅力。日本国内でも高い人気を誇るモデルが数多くラインナップに並んでおり、安いものであれば2万円前後でグレンソンの靴を堪能できる。

■Grenson : LAB
グレンソンが展開するカスタムオーダーサービス。色、ソール、ステッチ、アイレット、レースを選択し、自分だけの独自仕様にグレンソンの靴をカスタムすることが可能。英国だけでなく世界各国で提供しており、日本でも過去に数回カスタムオーダー会が実施されている。

グレンソンの歴史的な名作を入手できるアーカイブコレクション

創立からちょうど150年数える2016年に展開が始まったグレンソンのアーカイブコレクション。歴史的な名作を振り返り、現代に蘇らせるために再設計されたモデルがラインナップに並ぶ。20世紀の靴は全体的に狭いものが多く、復刻させるにはシューズの本質を失うことなく幅を広げる必要があった。

[グレンソン] Archive collection SHOE

GRENSON Archive Collection

そこでラストは完全に新しいものを開発。完成には4〜5回の試行を繰り返し、現代の形に適応させた。レザーも適したものを新たに調達し、さらにはロゴスタンプ、ハンドステッチディティール、ヒールネイルなど細部に至るまで忠実に再現。困難を極めたリメイクだが、その一足からは昨今の革靴では決して味わえないような”本物のクラシック”を堪能することができる。

グレンソンの定番モデルを紹介!

グレンソン(GRENSON)「内羽根ストレートチップ LONDON」

グレンソンの定番モデルである内羽根ストレートチップシューズ LONDON。アッパーカーフにフランスのアノネイ社のものを使用した、味わい深い高級レザーの質感が高級感を漂わせる一足だ。バーガンディカラーだがデザイン自体がフォーマルなためオンオフで活躍が期待できる。

グレンソン「内羽根ストレートチップ LONDON」

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グレンソン(GRENSON)「内羽根ストレートチップ ACCRINGTON」

ビジネスはもちろん、フォーマルシーンまで幅広く着用できる内羽根ストレートチップの1足 ACCRINGTON。ラストにはモダンなスクエアトゥを採用。英国的な雰囲気を維持しつつ、現代的な要素も兼ね備えている。同じ内羽根ストレートチップのLONDONよりもやや長めのノーズがドレッシーな印象に。アウトソールはヒドゥンチャネル仕様になっており、ビスポークシューズなど高級革靴にのみ採用される縫い目を隠す意匠で、さり気ないこだわりをアピールできる。

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グレンソン(GRENSON)「内羽根ウイングチップ BATH」

フランスのアノネイ社製レザーを使用した高級感溢れるウイングチップ。メダリオンやブローギングなどの装飾を丁寧に施していることはもちろん、グッドイヤーウェルト製法もしっかりと仕立てているため、足馴染みが早いのが魅力だ。セミスクエアトゥのシルエットなので、スーツやジャケットスタイルにもぴったり。オンオフ問わず愛用できる逸品だ。

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グレンソン(GRENSON)「外羽根ウィングチップ ARCHIE」

G2コレクションの中でも不動の人気を誇る外羽根ウィングチップのアーチー。ボリューミーなトリプルウェルトソールはこのモデルの象徴であり、圧倒的な耐久性を備えながらも優れたクッション性を足にもたらす。アッパーに施されたメダリオンやパーフォレーションは英国のトップブランドに相応しいクオリティ。切り替え部分や履き口のビンギングもこの靴の美しさを底上げしている。丸みを帯びたラウンドトゥからカカトにかけての絞り込みなど、クラシック好きにはたまらないシルエットも人気の理由だ。

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グレンソン(GRENSON)「内羽根セミブローグ OXFORD」

しっとりとしたレザーの光沢が美しいセミブローグ。アウトソールはヒドゥンチャネル製法によって仕立てられている。さらに、摩耗の激しいトップリフトのみラバー製にすることで、長く使用できて修理の頻度を抑えられるのも嬉しいポイントだ。ハンドクラフトにこだわる職人気質な仕事ぶりが感じられるクオリティである。

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グレンソン(GRENSON)「ホールカットシューズ」

本来ドレス色の強いホールカットシューズに、トリプルソールを搭載することでカジュアル要素も盛り込んだ1足。1枚の革のみで構成されるホールカットは、素材の善し悪しがそのまま製品のクオリティに反映される。その点においてグレンソンのレザーは申し分なく、一切の装飾がないにもかかわらず圧倒的な存在感を発揮している。オークバーク仕立てのアウトソールには象徴的な”THE TRIPLE WELT”の文字を刻印。ボリューミーなトリプルソールはストームウェルト仕様で、防塵効果とともに独自のデザインを演出している。カジュアルライクなソールと上品なアッパーのギャップにセンスを感じるモデルだ。

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グレンソン(GRENSON)「外羽根プレーントゥ Curtis」

上質なスエードレザーを使用した外羽根プレーントゥ。5アイレットのシンプルを極めたデザインのプレーントゥだが、アッパーのスエードがみせる独特な表情のおかげで飽きの来ない美しさに。スエードは比較的水気にも強いため、天候や環境問わず愛用できるのも大きな魅力。インソールからアウトソールに至るまで、普段は目につかない部分も高級仕様にこだわった完成度の高い一足だ。

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