絶対的な防寒性能を誇る最強のアウター「ダウンジャケット」。アウトドアブランドからラグジュアリーブランドまで、いまや無数にある選択肢の中から何を選んだら良いのか。ダウンジャケットを購入する際のガイドとして、知っておきたいブランドを6つのジャンルに分けて紹介!
CONTENTS
スポンサーリンク
これで即、自分が欲しいダウンジャケットに出会える!6カテゴリから気になるブランドを探そう
ダウンジャケットは、冬コーデの主役となるアウター。ユニクロやH&M、ZARAといったコスパが良いファストファッションブランドも良いが、一着はこだわりのダウンジャケットを持っておきたいと考えている方も少なくないはず。素材やシルエット、ダウンのフィルパワーといった選ぶポイントは数あれど、やはり自分好みのデザインのダウンジャケットを展開するブランドを把握するのが理想のモデルに出会うための最短ルートだ。色々なブランドの中から吟味するのがベストだが、忙しい方は目次から理想に近いカテゴリを選んでチェックするのがおすすめ!
【関連記事】ダウンジャケット コーデ特集!最強の冬アウターを駆使したメンズの装いにフォーカス
ダウンジャケット メンズ1時代を超えて愛されるのには理由がある!間違いなしの王道ブランド
ダウンジャケットといえば冬の定番アウターではあるものの、決して安くはないアイテム。せっかく買うからには長く使える良いモノを選びたいところ。そんな失敗できない高額アイテムだからこそ、時代を超えて愛されるダウンジャケットの定番/鉄板ブランドをチョイスするのはひとつの正解と言える。
ダウンジャケット 王道ブランド1「MONCLER」
1952年フランス・グルノーブル郊外にて設立されたプレミアムダウンジャケットブランド「モンクレール」。もともとは登山者向けのテントやシェラフを製造する企業であったが、フランス人として初めてヒマラヤ登頂に成功した有名アルピニストであるリオネル・テレイ氏をアドバイザーに迎え、ダウンウェアのリリースに至る。近年ではファッションブランドとしてのポジションを確立しており、2018年より有力ゲストデザイナーを迎えてコラボアイテムを展開する「モンクレールジーニアス」は世界中で注目を集める的だ。本格ダウンジャケットでありながら、ほんのりモードの香りのするダウンジャケットは洗練された男性にぜひ身につけてほしいマスターピースと言える。
ダウンジャケット 王道ブランド2「CANADA GOOSE」
1957年、繊維産業が栄えることで知られるカナダ北東部の都市トロントにてスタートして以来“メイドインカナダ”にこだわった高い品質のダウンジャケットを製造。エべレスト登山隊や南極探検隊に採用されたことからも折紙つきのダウンジャケットブランドだ。日本でもその人気は頭ひとつ抜きん出ており、老若男女を問わないその人気の高さからTVニュースでもその人気ぶりが取り上げられるほどに。定番モデルのジャスパーは不朽の名作であると言っても過言ではないだろう。
ダウンジャケット 王道ブランド3「WOOLRICH」
1830年に英国移民であるジョン・リッチがペンシルバニアにて創業したアメリカを代表するアウトドアブランド「ウールリッチ」。1939年から3年に渡って南極探検隊にウェアを提供するなど、その機能の高さは折り紙付きだ。ブランドを代表する「アークティックパーカ」は、-40℃という極寒の中、アラスカのパイプライン建設に従事する作業員のために1972年に開発されたダウンジャケットの傑作。2010年にはその名品が創業180年を記念して38年ぶりにショートタイプとロングタイプでリニューアルされ「ニューアークティックパーカ」の名でリリースされた。カジュアルスタイルはもちろんのこと、スーツやジャケパンスタイルにもマッチする万能アイテムを多く展開する。
ダウンジャケット 王道ブランド4「THE NORTH FACE」
最新のテクノロジーでアウトドア業界を牽引し続けてきたアメリカのアウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」。現在多くのブランドが展開しているダウンジャケットは、1966年にノースフェイスが発表した「シェラ・パーカ」が基礎になっていると言われるほどで、ダウンジャケットの代表格と言っても過言ではない。バリエーションも非常に豊富であり、機能性で選ぶも良し、デザイン性で選ぶも良しと、選択の幅が広いのも魅力的。ノースフェイスの名作ダウンである「ヌプシジャケット」は90年代リバイバルの流れもあって、ここ数年で再び人気を集めている。
【関連記事】ザ ノース フェイス(THE NORTH FACE)のダウンウェア特集!
【関連記事】ザ・ノース・フェイスの名作ダウン「ヌプシジャケット」を使ったメンズ冬コーデにフォーカス!
ダウンジャケット 王道ブランド5「Rocky Mountain Featherbed」
かつてアメリカに実在した「ロッキーマウンテン フェザーベッド」を、日本人デザイナーである寺本欣児氏が復活させたブランド。ダウンウェアを中心にアウターを数多く展開するが、なかでもレザーヨークが特徴的なダウンジャケットの「クリスティジャケット」とダウンベストの「クリスティベスト」はブランドのベストセラーだ。クラシックなダウンジャケットを探しているなら一度はチェックしてみてほしい。
Rocky Mountain Featherbedのダウンジャケットを探す
ダウンジャケット 王道ブランド6「MACKINTOSH」
英国を代表するアウターブランド「マッキントッシュ」といえば、チャールズ・マッキントッシュが1830年に世界で初めてコットン生地に天然ゴムベースのオリジナル素材を塗布した防水生地コート、いわゆるゴム引きコートがブランドの代名詞だが、ダウンジャケットも優秀。とくに2015年秋冬からはコンセプトを一新し、タグの色をホワイトに変え、よりいっそうモダンで現代の着こなしにあわせやすいデザインにチューニングされている。ストームシステムを採用したモデルなどドレスにも対応できる機能性ファブリックのアイテムがイチオシだ。
ダウンジャケット メンズ2洗練されたドレッシーなデザインが特徴のイタリアブランド
数あるダウンジャケットブランドのなかでも、色気のあるドレッシーなデザインで一線を画すのがイタリア勢ブランドのリリースするダウンジャケットだ。アウトドアブランドなどのカジュアルなダウンジャケットよりも大人っぽさを重視したい、という方はイタリアブランドのダウンジャケットをチョイスしてみてはいかがだろうか?
【関連記事】イタリアブランドのダウンジャケット特集!
ダウンジャケット イタリアブランド1「TATRAS」
ポーランドで一番標高が高い山、タトラ山からブランド名が名付けられている「タトラス」。ポーランドを中心に、ベルギー、イタリアなどヨーロッパのハイクオリティな素材と、洗練されたデザインを融合した機能的で上質なアウターを手がけている。タウンユースを前提とした比較的すっきりとしたつくりのダウンジャケットが多く、ダウンジャケット特有の膨張感が苦手…という方も好みの一着が見つかるはず。
【関連記事】タトラスの最新ダウンジャケットを使ったメンズコーデをチェックする
【関連記事】タトラスのダウンジャケットが誇る3つの特徴とは?
ダウンジャケット イタリアブランド2「HERNO」
1948年にイタリア北部レーザ町でジュゼッペ・マレンツィと妻であるアレッサンドラが創業した“メンズレインコート”に起源を持つブランド「ヘルノ」。スポーティー&ラグジュアリーなスタイルを志向するなら同ブランドのダウンジャケットは欠かせないだろう。そんなヘルノのなかでも特に高い人気を博すのが、高機能素材が使用されたLaminar(ラミナー)シリーズのダウンジャケット。デザイン性はもとより、ソフトで軽量でありながら防風性に優れたGORE WINDSTOPPERを採用するなど、機能性の高さも折り紙つき。カジュアルスタイルだけでなく、ビジネススタイルにもしっくりくる、シックで高級感ある雰囲気が魅力的だ。
ダウンジャケット イタリアブランド3「DUVETICA」
2002年にスタートしたイタリアのダウンブランド「デュベティカ」。ダウンジャケットで最も重要となるダウン素材は100%フランス産のものを使用しており、ペリゴールを中心とした南仏地方で最高級のフォアグラ用に飼育されている「グレーグース」のダウンから、デュベティカは最も上質な部分だけを採用している。デザインは都会的で洗練されたアイテムが多く、タウンユースに最適だ。
【関連記事】イタリア生まれのダウン専業ブランド「DUVETICA(デュベティカ)」のおすすめダウンジャケット10選
ダウンジャケット イタリアブランド4「STONE ISLAND」
1982年にスタートしたイタリアのファッションブランド「ストーンアイランド」。ストリートファッションとしても人気が高く、日本でも有力セレクトショップにおける取り扱いも多い。多くのアイテムがアーム部分にコンパスロゴのパッチが配されており、着こなしの絶妙なアクセントデザインとして光る。
ダウンジャケット イタリアブランド5「MOORER」
1999年にイタリア・ヴェローナで創業した、MADE IN ITALYにこだわるラグジュアリーアウターブランド 「ムーレー」。全てのマテリアルに厳格な基準を課し、細かなパーツに至るまで最高水準を誇る極上のアイテムを作り出している。なかでも国際規格UNI EN 12934にて評価されたグースダウンはまさに最高品質。品質はもちろん、ディテールにも気を配り、着心地に至るまで一切手を抜かない。このブランドのアウターを身にまとえば、街で注目を浴びるのはもちろんのこと、ホテルやレストランのフロントスタッフや目利きのアパレルショップスタッフの対応もガラリと変わるかも?
ダウンジャケット イタリアブランド6「TEN C」
20世紀のミリタリージャケットをデザインソースに、革新的な素材をのせて、オリジナリティ溢れるメンズウェアを多く展開しているイタリアブランド。2010年にスタートしたブランドながら、創業者がストーンアイランドのチーフデザイナーを務めたポール・ハーヴィーとC.P. カンパニーのデザイナーであったアレッサンドロ・プンジェッテの2名ということから、業界で瞬く間に注目を集める存在に。2020-21年秋冬ではsacaiとのコラボレーションを実施し、話題を集めた。人気のアイテムは「OJJ」と呼ばれる日本製のナイロンとポリエステルを高密度ニット編みした生地。一度日本で生地を編み上げた後、イタリアで縫製・加工を行うという手間隙をかけた工程を経て仕上げられており、デニムのような経年変化を楽しめることで知られる。
ダウンジャケット イタリアブランド7「C.P.COMPANY」
イタリアのボローニャにて1971年に創業されたブランド。ミリタリーウェア独自の機能性や素材使いを参考に、ディテールを再構築したデザイン展開で、服好きから絶大な支持を集めるブランドとして人気を博している。アーカイブ品を彷彿とさせる使い込んだ風合いやレンズディテールを取り入れたデザインが特徴。世界初のガーメントダイを採用したブランドとしても有名だ。中綿が透けるようなDD Shell素材を採用したダウンジャケットは、羽織るだけでコーディネートがキマる。
ダウンジャケット イタリアブランド8「EMMETI」
1975年にフィレンツェ近郊の町ヴィンチで、毛皮を使ったファーコートとファージャケットの工房としてスタート。ブランドコンセプトは「エレガンテ・スポルティーヴォ」、すなわち“スポーティーでありながらエレガンスを忘れないスタイル”が真骨頂だ。レザー×ファー、レザー×ナイロンなど、レザーを基軸にしながら異素材を巧みに組み合わせることによって、ラグジュアリー感を演出したアイテムが人気を集める。
ダウンジャケット イタリアブランド9「SEALUP」
レインウェア専業メーカーとして1935年にミラノにて創業した「シーラップ」。その後、1950年代の後半からアウターウェアも製造するようになり、当時ファーストレディーだったジャクリーン・ケネディをはじめとするセレブリティーからも愛用されるブランドへと成長。90年代には、ブランドの起源でもある高機能なレインウェアが再注目され、一気にトップブランドの仲間入りを果たした。製造技術にも定評があり、ラグジュアリーブランドのレインウェア、コートのOEMも行っている。襟付きのドレッシーなダウンジャケットは、ドレススタイルのアウターとしてぴったり。
ダウンジャケット イタリアブランド10「PEUTEREY」
イタリアンダウンの名門でもあるジオ・スピリット社が手がけるブランドで、2005年にミラノで大ブレークを果たした「ピューテリー」。高級感ある洗練されたアウター、ベルテッドダウンジャケットがメインで「スポーティ&エレガント」をコンセプトに、色使いをダークカラーに絞った都会に似合うドレッシーな雰囲気が魅力だ。ミリタリーテイストの機能性・デザインを取り入れつつ、 シャープでエレガントなシルエットで着こなしを格上げする。
ダウンジャケット イタリアブランド11「FAY」
消防士のユニフォームにインスパイアされ、耐久性と実用的なデザイン性を取り入れた4フック付きコート専門のメンズブランドとしてアメリカでスタートした「フェイ」。1980年半ばにTOD’Sグループ傘下に入り、イタリア市場に参入して以来ミラノ男性を中心に人気を集めているブランドだ。ミニマル&モダンな都会的デザインがベースであり、きれいめカジュアルはもちろんのこと、ビジネスシーンでも活用できるモデルが多いのが嬉しい。
ダウンジャケット イタリアブランド12「ASPESI」
1969年にアルベルト・アスペジがミラノ郊外で創業したシャツメーカーが起源のブランドで、現在では、ミラネーゼに愛されるトータルファッションブランドとして人気を博す「アスペジ」。シンプルで様々なコーディネートに気軽に合わせやすいだけでなく、ミラノ郊外のレニャーノに工場移転後も受け継がれる、伝統的なクラフツマンシップによる品質の良さがアウターにも活かされている。気張らず品の良いカジュアルアウターを探している貴方にイチオシ。
ダウンジャケット イタリアブランド13「MONOBI」
1992年に、イタリアの生地メーカーBESTE社の創始者Giovanni Santi氏がスタートさせたメンズアウターブランド「モノビ」。BESTE社はバーバリーやルイ・ヴィトン、ジョルジオ・アルマーニ、プラダなどに生地を提供していた実績があり、その品質に疑いの余地はない。そんな自社で生産した高品質なテキスタイルを使用し、モノビが展開する洗練されたデザインのアイテムは、全てのアイテムが防水、防風、透湿、保湿の機能を兼ね備えているのが最大の特徴だ。
ダウンジャケット イタリアブランド14「DUNO」
2012年にイタリア・フィレンツェでスタートしたアウターウェア専業ブランド「DUNO(デュノ)」。本来スポーティーだったりアウトドアなどのイメージが強いダウンジャケットだが、デュノが手がけるアイテムには伝統的なイタリアンクラシコのテーラリング技術を用いているため、モダンでアーバンなムードが漂う。デザインはシンプルでエレガント。日本でも着々と知名度を上げている、イマ注目のイタリアブランドだ。
ダウンジャケット イタリアブランド15「DIESEL」
デニムアイテムをメインに、トータルでアパレルコレクションを展開するイタリアのファッションブランド「DIESEL(ディーゼル)」。秋冬シーズンにはダウンジャケットも豊富なバリエーションで展開されている。ディーゼルは2020年に、Y/プロジェクトを手がけるグレン・マーティンスがクリエイティブディレクターに就任。2021年秋冬より彼が手がけたコレクションがスタートし、これまでとは世界観も大きく刷新されているため、今後注目しておくべきブランドのひとつだ。
ダウンジャケット メンズ③高性能と機能美が魅力!革新的な機能を搭載したアイテムも多いアウトドアブランド
ダウンジャケットといえば、もっとも防寒性に優れたアウターと言っても過言ではないアイテムの一つ。アクティブなアウトドアシーンを想定して作られたアウトドアブランドのダウンジャケットは、過酷な環境下でも活動可能な機能性に秀でたアイテムが多いのが特徴だ。保温性はもちろん、動きやすさや軽さに特化したモデルも多いため、ダウンジャケットに機能性を求めるのであればアウトドアブランドは外せないだろう。
【関連記事】ダウンジャケット特集!アウトドアブランドが放つ注目品28選
ダウンジャケット アウトドアブランド1「patagonia」
1957年にイヴォン・シュイナードが始動した、アメリカを代表するアウトドアブランド「パタゴニア」。環境に配慮した企業理念を掲げており、素材には「リサイクルダウン」や「リサイクルポリエステル」を使用している。アウトドアに注力したブランドだけあり、ダウンジャケットの機能性は文句なし。高い保温性と快適な着心地でアウトドアシーンからタウンユースまで対応できるアイテムがラインナップされている。
ダウンジャケット アウトドアブランド2「ARC'TERYX」
1989年に、カナダ ブリティッシュコロンビア州ノースバンクーバーで設立されたアウトドアブランド「アークテリクス」。アウトドアブランドでありながら、展開するアイテムはミニマルで都会的なデザインで知られ、バックパックからダウンジャケットまで様々なアイテムが幅広い層から支持を集めている。ちなみにアークテリクスという社名は、最古の鳥類として知られる始祖鳥の学名にちなんでおり、ロゴは発見された化石の中で最も状態の良いベルリン標本をもとにデザインされているのだとか。
ダウンジャケット アウトドアブランド3「Snow Peak」
ハイエンドなアウトドア製品の開発・製造・販売だけでなく、アウトドアに関する施設やイベント開催など幅広く展開しているアウトドアブランド。ダウンジャケットはキャンプシーンでの使い勝手の良さにフォーカスされた仕上がりで人気を博している。とりわけ注目されているのが「TAKIBI Down」シリーズ。難燃性・耐久性に優れた強靭なアラミド素材を使用しており、秋冬のキャンプシーンに最適な仕上がりとなっている。シンプルでスタイリッシュなデザインが多く、タウンユースしやすいのもおすすめできるポイントのひとつだ。
ダウンジャケット アウトドアブランド4
アウトドアフリークの間では非常に高い評価を得ている滋賀県米原市のシュラフ・メーカー「ナンガ」が製造するダウンジャケット。定番モデルは“オーロラ”で、アップデートを繰り返しながら毎シーズン展開されている。表生地には、防水性を高めると蒸気湿性が低下するというナイロン生地の問題を解決した、高レベルの防水透湿性能を持つ素材を採用。着脱式のフードを付けることにより、急な天気の変化や強風から頭部を守ることができ、本格的なアウターとしても使用できる1着に。
ダウンジャケット アウトドアブランド5「Zanter」
1956年に、現・東洋羽毛工業株式会社のウェア部門(ザンター部)として、国内初の登山用ダウン防寒着やダウンシュラフ(寝袋)の開発を皮切りに発足したブランド。創業以来、日本の南極観測隊へダウンウェアの納入を続けるとともに、ファッションアイテムとしての認知も高まりつつある注目のダウンジャケットブランドだ。
ダウンジャケット アウトドアブランド6「ROSSIGNOL」
「ロシニョール」は1907年にアベル・ロシニョールによってフランスで創業された、100年以上の歴史を持つ世界最大級のスキーメーカーだ。フランスのスキー代表を筆頭に、世界各国のナショナルスキーチームのオフィシャルサプライヤーとしても知られている。2015秋冬より、伝統と技術を融合したファッションライン「ヘリテージコレクション」を始動し、ファッションアイテムとしての注目度を高めているダウンジャケットブランドだ。
ダウンジャケット アウトドアブランド7「Fjallraven」
1960年に設立されたスウェーデンアウトドアブランド「フェールラーベン」。「REAL COMFORT(真の快適性)」を追求し、信頼あるブランドとしてスウェーデン王室御用達ブランドにも認定されている実力派だ。カンケンバッグが人気だがダウンジャケットもひそかな人気を集める。
ダウンジャケット アウトドアブランド8「Cape Heights」
1990年にアメリカ、ニューイングランド州にて設立された「ケープハイツ」は、Eastan Mountain SportsやL.L.Bean、Coloradoなどの名だたるアウターブランドを手がけてきた。その実績やノウハウを基に、オリジナルブランドであるケープハイツをスタート。冬には厳しい寒さを迎えるニューイングランド州の環境に耐えうるアウターを生み出すため、あらゆる環境下でのテストを重ね、最高級の機能と革新的なファブリックを兼ね備えたアイテムを展開している。
ダウンジャケット アウトドアブランド9「AZTECH MOUNTAIN」
スキーウェアを出自とするアメリカのアウトドアウェアブランド「AZTECH MOUNTAIN(アズテック マウンテン)」。ブランドコンセプトは「スキーをコアにしながらも、山と都会の垣根を越えた美しいアウトドアウェア」であり、雪山でも困ることのない本格スペックを備えながらも都会の街並みにも溶け込むモダンなデザインが光る。アズテック マウンテンのダウンジャケットの特徴は圧着加工によるシームレスのダウンパック。この特殊な加工が施されたダウンパックが、高いスペックとスマートなデザイン性を両立させている。2013年に創業した新進気鋭のブランドということもあり、他と被りにくいアウトドア系ダウンジャケットをお探しの方に刺さることうけあいだ。
ダウンジャケット メンズ4シンプルなデザインからエッジのきいたインパクト大のデザインまで!ラグジュアリーブランドにも注目
羽織るだけで着こなしがキマる存在感のあるダウンジャケットをお探しなら、ハイセンスなデザインのアイテムで常にファッション業界を牽引するラグジュアリーブランドをチェック。シンプルでエレガントなデザインから、一目でそれと分かるインパクト大のデザインまで、各ブランドが様々なバリエーションのダウンジャケットを展開している。ここではラグジュアリーブランドが手がけるハイセンスなダウンジャケットを紹介!
ダウンジャケット ラグジュアリーブランド1「BALENCIAGA」
バスク系スペイン人のクリストバル・バレンシアガによって1914年に設立された「バレンシアガ」。ダッドスニーカー トリプルSで一世を風靡したこともあり、ストリートを中心に世界中のファッショニスタたちから注目を集めるブランドだ。そんなバレンシアガのモードな雰囲気溢れるダウンジャケットは、エッジのきいた個性的なデザインで羽織るだけで異彩を放つ主役級の活躍が期待できる。ストリート感のあるオーバーサイズのダウンジャケットの着こなしが好みの方にもおすすめだ。
ダウンジャケット ラグジュアリーブランド2「PRADA」
マリオ・プラダ氏とマルティーノ・プラダ氏の兄弟により1913年、イタリア・ミラノで創業されたラグジュアリーブランド。プラダといえば、防水性・耐久性の高いナイロンにいち早く着目して開発を進め、1970年代後半に登場したスタイリッシュなナイロンバッグが世界的なブームを巻き起こしたことでも有名だ。2019年にサステナビリティを追求するプロジェクト「Prada Re-Nylon(プラダ リナイロン)」を始動させ、リサイクルナイロンへの完全移行を表明。そんな素材を採用したダウンジャケットコレクションは、毎冬シーズン人気を博している。シンプルなのにプラダとわかる洗練された独特の雰囲気も◎
ダウンジャケット ラグジュアリーブランド3「GIVENCHY」
ユーベル・ド・ジバンシィが1952年に創立した「ジバンシィ」は、1969年にメンズアパレルに進出して以来、洗練されたデザインを武器に有名になったハイブランドだ。テーラードスーツやコート等ドレス感の強いアイテムに、スポーツウェア・ストリートウェアの要素が共存した唯一無二のデザインが特徴。2020年に新クリエイティブ・ディレクターとしてマシュー・M・ウィリアムズが就任してからは、ディテールやマテリアルにエッジをきかした都会的なデザインのダウンジャケットが展開され人気を博している。
ダウンジャケット ラグジュアリーブランド4「GUCCI」
「グッチ」は1921年にフィレンツェで設立され、品質保証のために世界で初めて商品に自分の名前を入れたことでも有名なラグジュアリーブランド。イタリアのクラフトマンシップを体現した革新的なクリエイティビティや、過去と現在そして歴史とモダンさを融合させた独自のビジョンは最高級イタリアンファッションとして定評がある。また昨今ではノースフェイスとのコラボレーションによって展開されたデザイン性の高いダウンジャケットが話題に。
ダウンジャケット ラグジュアリーブランド5「Burberry」
1856年に設立された英国の伝統的ブランド「バーバリー」は、レインコート製造業者トーマス・バーバリーが生み出したトレンチコートから発展したブランド。品質と洗練された上品なデザインは150年以上の歴史の中で一貫してこだわっており、長時間着用していてもストレスや不快感を感じさせない滑らかな生地を採用する等、普段使いのワードローブに最適なデザインが特徴。もちろん、下のダウンジャケットも例外ではなく着心地の良さを実現すると共にノバチェック(バーバリーチェック)を大胆にあしらい存在感を強調しつつも、英国トラディショナルな柄がダウンジャケットの野暮ったさを感じさせない雰囲気に。
ダウンジャケット ラグジュアリーブランド6「Rick Owens」
今やモードファッションを話す上で絶対に欠かせないブランドの1つとして挙げられる「リック・オウエンス」。1994年にロサンゼルスからスタートし、ゴシック調な感性とクチュールのような上品さを調和させたデザインで熱狂的な支持を得て成長を続けているブランドだ。ブラックやくすんだカラーを基調とし、革新的なシルエットにヴィンテージ加工が施された素材を一部に使ったデザインは、一目でリックオウエンスとわかる存在感のある仕上がり。モードでありながら力強い男性らしさが表現された、他に無いダウンジャケットに巡り会える。
ダウンジャケット メンズ5旬のストリートブランドで今っぽさを狙うのもアリ
ここ数シーズンでインパクトのあるロゴアイテムや、90年代を彷彿とさせる色使いがトレンドになるなど、移ろいが激しい昨今のファッション事情。トレンドのストリートファッションは今も勢い衰えずに、もはや定番と化しているきらいもある。ここからは旬なストリートブランドを紹介!
ダウンジャケット ストリートブランド1「OFF-WHITE」
ストリートファッション界のレジェンド、ヴァージル・アブローが創業したハイエンドなストリートファッションブランド「オフ ホワイト」。ヴァージル氏は2019SSよりルイヴィトンのメンズアーティスティックディレクターを務めた人物としても有名で、現代のファッション業界を語る上で外すことのできない人物のひとりだ。彼のDNAが宿るブランドが展開するハイエンドなダウンジャケットはチェック必須。
ダウンジャケット ストリートブランド2「MISBHV」
ポーランド人の女性デザイナーが立ち上げたストリートブランド「ミスビヘイブ」。「反体制的」「強烈な独立性」「ワイルドで愚直」などの信念を掲げ、高い品質、ハイセンスなDIYで世界的アーティストらの注目を集めている。
ダウンジャケット ストリートブランド3「Palm Angels」
2014年に誕生した「パーム エンジェルス」は、モンクレールのアートデレクションを務めるフランチェスコ・ラガッツィ氏が手掛けるスケーターブランド。ラガッツィ氏がLAのヴェニスビーチに訪れた際に、パームツリーに囲まれたスケートボード場とスケーター達に魅せられたのをきっかけに設立された。プレッピーな雰囲気のブレザーやフレアのトラウザーズといった70年代を彷彿とさせるアイテムを現代のストリートに昇華させたアイテムで人気を集めたのが記憶に新しい。
ダウンジャケット アウトドアブランド4「FIRSTDOWN」
1983年にアメリカのニュージャージーで誕生したブランド。ブランドネームには、ダウンジャケットでナンバーワンの存在になる志と、アメリカンフットボールのファーストダウンという2つの意味が込められている。創業当時はヒップホップアーティストがこぞって着用して人気を集めていたこともあり、ストリートファッションのイメージが強い。誕生当時から展開され続けている「バブルジャケット」は、ニューヨークストリートの空気感を感じられるオーセンティックな仕上がりだ。手の届きやすい価格帯で購入できるのも嬉しいポイント。
ダウンジャケット メンズ6次なる定番?新興勢力ブランドも要チェック!
有名ブランドのダウンジャケットももちろんアリだが、他とは少し違ったアイテムを選ぶのも一興だ。定番ブランドは他と被ることが多いからどうしても敬遠してしまう…という方は新興ブランドのダウンジャケットを選択肢に入れてみてはいかがだろうか。
ダウンジャケット 新興ブランド1「西川ダウン」
日本有数の寝具メーカーである西川とセレクトショップのナノ・ユニバースがタッグを組んで生まれた、本格派ダウンジャケットコレクション「西川ダウン」。1566年に創業して以来、羽毛布団などで日本の睡眠を支えてきた西川はいわばダウンのスペシャリストであり、ダウンジャケットにもその積み上げてきたノウハウによる高品質な素材を惜しみなく使用している。シンプルで使いやすいデザイン性と機能性で人気を集めているが、何よりも注目すべきはそのリーズナブルな価格帯。そのクオリティを知れば驚く破格の価格設定で、新興ブランドながらすでに人気ブランドの仲間入りを果たしている。
ダウンジャケット 新興ブランド2「デサント 水沢ダウン」
大阪市にある株式会社デサントが一丸となって2010年バンクーバー五輪の日本選手団に提供するために開発され、2008年より販売されているダウンジャケット。ブランドラインとしては、水沢ダウンを中心に、シャツやボトムなどもふくめて展開するオルテラインに属する。モデルの中で一番軽量なのがこれだ。2014年にISPOアワード、JAPAN GOOD DESIGN賞ベスト100を同時受賞を果たしたモデルとしても知られている。
ダウンジャケット 新興ブランド3「TAION」
2016年に日本でスタートした、インナーダウンの専業ブランド「TAION(タイオン)」。すでにピンときている方も多いかもしれないが、ブランド名は潜在的な暖かさを込めて日本語の“体温”からとっており、日本発のブランドというイメージを強めている。薄手のインナーダウンやダウンマフラーなどを主に展開しており、海外でもすでに高い評価を得ているイマ注目のブランドだ。
ダウンジャケット 新興ブランド④「PYRENEX」
1859年にフランスで創業した羽毛生産会社が起源のヨーロッパで人気のダウンブランド。ピレネー山脈のふもとの厳しい気象条件で育ったダックから採取されたダウンは極めて優れた保温性を誇る。そんな、良質なダウンを生産できる背景を活かして、羽毛布団や枕の展開をはじめ、登山家やフランス軍に寝袋を提供。その後はダウンウェアのOEMメーカーとして高い評価を受ける。1990年代に「ピレネックス」という名を冠して自社ブランド展開しはじめてから瞬く間に、ヨーロッパを中心に有名百貨店に展開されるなど人気を高めた。イマ日本国内のファッション業界でも注目度を高めるネクストブームの第一角、ぜひチェックしてみては?
ダウンジャケット 新興ブランド5「MOOSE KNUCKLES」
2009年にカナダで生まれた「ムースナックルズ」は、アイスホッケーによって培われた伝統的なスタイルを踏襲しつつ、それだけに囚われない遊び心と革新性を加え、新しいスタイルを生み出している。海外のセレブにも愛用されている最先端のプレミアムファッションブランドのダウンジャケットだ。世界的人気を集めたSEX AND THE CITYでの着用や少女時代の着用などレディース人気が注目されたが、メンズでの着用も徐々に増えている。