ポケットチーフの折り方④「パフドクラッシュスタイル」
パフドスタイルのソフトさとクラッシュドスタイルのラフさを兼ね備え、メリハリを演出した折り方。胸元にボリュームが出るため、Vゾーンが寂しくなりそうなノータイスタイルとも相性よし◎
チーフの中央をつまみ上げる。
つまんだ位置からチーフを絞るように握る。
上下のバランスを調整しながら折りたたむ。
クラッシュド側に気持ちだけ高さを持たせると、決まりやすい。
ポケットチーフの折り方⑤「フラワースタイル」
パフドスタイルの膨らみの真ん中をつぶして、ポケットチーフを花のように見せた折り方。パフドスタイルにこなれ感をプラスしたい場合に、ぜひ取り入れていきたい。
中央部分に膨らみを持たせるように端部分側を握る。
ポケットチーフの端部分側を折りたたむ。
膨らみの中央部分を窪ませる。
花びらのような印象を表現するのがポイント。
ポケットチーフの折り方⑥「スリーピークススタイル」
結婚式にお呼ばれした際に、ポケットチーフはどの折り方が適しているのか、と迷った経験がある方もいらっしゃるのでは?タキシードをはじめとする正礼装においては、このスリーピークスと呼ばれる折り方が正統とされている。三つの角を立てることで表現した華やかさと貫禄のある表情が特徴の折り方だ。ポイントはそれぞれの角のバランスを均等に設定すること。スリーピークスの中にも種類がいくつか存在し、傾斜が内側に向かうと中立て、外側に向かうと外立てと区別され、王冠のような形の折り方はクロスオーバーと呼ばれている。
三角形に三回折りたたむ。このときは折り目をくっきりと付けないのがポイント。
重なった三つの角をズラしてしっかりと鋭角を作り、折り目をつける。
胸ポケットの高さに合わせて底面を折りたたむ。
横幅も合わせて折りたたんで、胸ポケットへ。
それぞれの高さをあえてズラして、こなれ感を演出するのも有力な選択肢だ。