
ミリタリーウェアとしての機能性が生み出すデザインが武骨さを醸し、その完成度の高さから絶大な人気を誇るM65フィールドジャケット。古くは「タクシードライバー」のロバート・デ・ニーロや「セルピコ」のアル・パチーノ、「ランボー」シリーズのシルベスター・スタローンから「キラー・エリート」のジェイソン・ステイサムにいたるまで、常に映画の中のタフガイのイメージを象徴してきた武骨な男の相棒だ。今回は「M65 フィールドジャケット」にフォーカスし、注目のコーデ&アイテムを紹介!
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M65フィールドジャケットとは?
M65(M-65 Field Jacket)は、アメリカ軍によって用いられた野戦用のジャケット。1965年に正式採用されたことから、下2ケタを取ってM-65フィールドジャケットと呼ばれている。ディテールとしてはナイロン混紡素材、スタンドカラー、袖口のベルクロとフラップポケットの仕様が特徴的だ。様々なモデルが複数の会社によって製造され軍へ納入されており、デザインも無地のオリーブグリーンのみならず、ウッドランドパターン、デザートパターン、カモフラージュ柄なども。軍への納入は終了しているが民間層でのニーズがあるため、アメリカ国内はもちろん中国などの工場でほぼオリジナルと同じスペックで製造されている。
ファッションブランドがミリタリージャケットをデザインする際に、実はベースとして取り入れられることが最も多いのがM65。Alpha Industries(アルファ インダストリーズ)社、Rothco(ロスコ)社が製造するものが正式だが、現在は他社がリリースしているM65と類似したデザインのフィールドジャケット全般を指してM65と呼ばれている。
タフな男を演じる銀幕のスターたちも劇中で着用してきたM65フィールドジャケット
古くは「タクシードライバー」のロバート・デ・ニーロや「セルピコ」のアル・パチーノ。また「ランボー」のシルベスター・スタローンや「キラー・エリート」のジェイソン・ステイサムにいたるまで、名だたる名優たちが作中で着用してきたM65。ミリタリー由来のアイテムという背景に加えて、タフな男を演じるスターたちが着用してきたという歴史も男ゴコロをくすぐる要素として外せないだろう。
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