
スタイリッシュに足元を演出し、あらゆる着こなしにマッチしながら攻守自在にコーディネートの要となるブーツ。素材とカラーのバリエーションによりまったく異なるイメージを持ち、バイカーやワーク、アウトドアなどアクティブなスタイルからスーツやジャケパンに代表されるドレススタイルまで、様々なスタイリングを底上げしてくれる頼もしいアイテムだ。今回は「ブーツ」にフォーカスし、注目の着こなし&アイテムを紹介!
ブラウンスエードブーツとネイビーアイテムでコーデをアズーロ エ マローネに表現
ナチュラルな風合いと落ち着きのあるブラウンがシックな大人のムードを醸すブラウンのスエードブーツをセットして、ネイビーアイテムとの組み合わせで洒落感たっぷりのアズーロ エ マローネに仕上げたダニエレ・ビアジョーリ氏。襟幅の広いネイビーコートとネイビーのタートルネックで顔周りをノーブルに演出しながら、ブラウンのスエードブーツでしっとりとした大人の艶っぽさを付与した着こなしは、ピッティスナップの常連として知られる彼ならではだ。ブラウン系のチェック柄ダブルジレをスマートに差し込み、コートの内側から立体感を演出したビアジョーリ氏得意のテクニックもお見逃しなく。
Scarosso(スカロッソ) スエードブーツ
サイドゴアブーツと白アイテムでフィールドジャケットコーデをキレイめな印象に
ミリタリー系の武骨なブーツはもちろん、ワークブーツとも相性バツグンなM-65フィールドジャケット。しかし、相性が良いからと言って安易に合わせてしまうと、ラギッドさが際立ち野暮ったく見えてしまうこともある。そんなミリ系ジャケットを今っぽいスタイリングに落とし込んだ好例が、MZ Archive(エンメ・ゼータ・アルキーヴェ)の創設者であるマルコ・ザンバルド氏のコチラの着こなし。ドレッシーな黒のサイドゴアブーツをセットしたネイビージャケットとホワイトデニムのジャケパンにオリーブグリーンのM-65を合わせ、スタイリングをキレイめな印象に。アウターの男らしさとジャケパンのキレイめなムードの仲を取り持つサイドゴアブーツのチョイスがナイス。