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ブーツの種類⑥「デザートブーツ」
デザートブーツ(Desert boots)とはチャッカブーツを原型にクラークスの創業者の1人ネイサン・クラークによってデザインされたミドルカットシューズだ。基本的にチャッカブーツと同様に2、3の穴を通して紐で結ぶ、くるぶしあたりまでショート丈だが、表革(銀面)をするチャッカブーツに対して、デザートブーツは裏革(床面)を使用。さらにデザートブーツはラバーソール(クレープソール)を採用し、砂が入りにくいようにステッチダウン製法が用いられている。
ブーツの種類⑦「ミリタリーブーツ/タクティカルブーツ/コンバットブーツ/アーミーブーツ」
ミリタリーブーツ(military boots)とは軍隊が使用するブーツの総称。最もオーソドックスな戦闘用のコンバットブーツをはじめ、特殊部隊用のタクティカルブーツや落下傘部隊用のジャンプブーツ、亜熱帯地域用のジャングルブーツに砂漠地帯用のデザートブーツなど、それぞれの環境や状況に合わせて高いパフォーマンスを発揮できるよう最適な素材や形状・カラー・機能性が備えられている。
ブーツの種類⑧「モンキーブーツ/ラインマンブーツ」
モンキーブーツ(Monkey boots)は外羽根式で靴ひものハトメがつま先まで装着されたブーツのこと。正面から見るとそのデザインがサルの顔のように見えることから、その名がつけられたといわれている。
ブーツの種類⑨「カントリーブーツ/フルブローグブーツ」
19世紀末に英国貴族たちがカントリーサイドでの散策やハンティングで使用するブーツとして誕生したカントリーブーツ(country boots)。メダリオン(穴飾り)やピンキング(ギザギザの切り替え)といった装飾を施した外羽根ウィングチップが特徴だ。靴づくりの聖地として知られるイギリスのノーザンプトンに1829年設立されたトリッカーズこそが、カントリーブーツの生みの親と言っても過言ではない。
ブーツの種類⑩「ジョッパーブーツ」
ジョッパーブーツ(jodhpur boots)とは乗馬用ブーツのうちショートタイプのものであり、乗馬用としてはチャップス(行縢)とセットで用いられるのが一般的だ。くるぶし回りを一周するエレガントなバックル付きのベルトが特徴。
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