スーツの流行は「クラシック回帰」6つの流行キーワード

スーツは男性服の中でも、男を最も魅力的に見せてくれる完成されたアイテムである。ビジネスパーソンとしての風格や存在感を示すことはもちろん、一人の男として異性に魅力をアピールする意味でもスーツスタイルほど有効な着こなしは存在しないと言っても過言ではない。今回はそんなスーツスタイルの見逃せないトレンドを紹介!

スポンサーリンク

魅力的なスーツスタイルの条件は「クラシックとトレンドのバランス!」

ジェームスボンドポケットチーフ白pinterest

トレンドを紹介する前に、どの時代においても理想とされるスーツスタイルは、クラシックを基礎としつつも時代の変化を柔軟に取り入れたものであることをおさえておきたい。ダンディズムの基礎を築いたブランメルも、完璧なスーツスタイルで知られる英国のプリンスオブウェールズも、いつの世も男性の憧れである歴代のジェームズボンドも「クラシックを大事にしながらも時代の空気感を取り入れたスタイル」という共通点を持つ。「クラシック、基本とは何かを理解した上で、その時代の流行や自分のキャラクター、顔立ち、体型を考慮してスーツを選び着こなす」という姿勢が基本だ。関連ページ:トレンドに流されないスタイルのある男になるための6つのヒント

続いて早速トレンドの紹介に入っていくが、いみじくも今年のスーツトレンドをひとことで言うと「クラシック回帰」。今回は多くの男性ににとって参考になりそうな、すなわちビジネススタイルにも取り入れ可能な”リアルなトレンド傾向“を紹介していく。

スーツの流行はクラシック回帰①「ラペル幅の主流が太く変化」

ラペルの幅流行tailormadelondon

クラシックの対抗軸としてモードが挙げられるが、少し前のメゾン系モードブランドの細身スーツに見られたラペルが細いスーツの流行は徐々に過去のものに。よりクラシックなラペル幅のスーツが多くリリースされており、東京都心の感度の高いビジネスマンの間にも浸透している。幅広ラペルが基本のダブルブレステッドのスーツやジャケットも定着の傾向を見せている。流行テイストの影響を強く受けるセレクトショップに並ぶスーツにも当然その流れ、すなわちワイドラペル仕様が目立ちはじめている。

スーツの流行はクラシック回帰②「タック入りスラックスが旬。ワンタックから始めてみよう」

ツータックパンツスラックスesquire

タック(プリーツ)の入ったスラックスといえば、ひと昔前のスーツという印象が根強い方もいるのでは?しかし、1年ほど前のピッティウオモあたりから、明らかにタック入りのプリーツパンツを履く男性が増加。プリーツと同じく、クラシックスタイルのディテールである「股上が深め」というディテールも同様に人気上昇。細身の男性はもちろんのこと、腰回りがしっかりした体型の男性であればなおさら、ほどよく余裕のあるタック入りパンツはおすすめだ。

スーツの流行はクラシック回帰③「スーツの原点”スリーピーススーツ”の復権」

グレースーツスリーピースasuit.com

そもそもヨーロッパで誕生したスーツは「ジャケット」「スラックス」「ベスト」の3つがそろったスタイルのみが存在していたことは理解しておきたいポイントである。ジャケットやスラックスと共布という発想も、のちに生まれたものであり、ベストは独立した必須アイテム。日本においてもスーツスタイルにおける正しい知識・こだわりをもつ男性が増え「シャツは下着(ジャケットを脱ぐならベストがないとみっともない)」という認識が広がったこともあり、ベストありのスリーピーススーツが見直されてることは見逃せない。「スリーピーススーツの男性に惹かれる」という女性も少なくないためスーツ購入を検討するならぜひスリーピーススーツも検討候補に加えておきたい。

スーツの流行はクラシック回帰④「英国的なビルドアップショルダーに勢い」

ビルドアップショルダー英国スーツブランドputthison

近年の継続したクラシコイタリアのブームによって、南イタリア・ナポリ仕立てのアンコンジャケット(非・構築的なジャケット)が、ジャケット単体においてもスーツにおいても主流となっている。南イタリアスタイルのスーツやジャケットがポピュラーな日本においてこの流れはメインストリームとして継続するものの、英国仕立てのスーツに見られるような構築的なシルエットを作り出すための肩パッドや芯地を用いたジャケットやスーツが復権の傾向を見せている。丸みのあるナチュラルな南イタリアスーツに押され続けてきた英国スタイルも注目の兆しをみせている。

スーツの流行はクラシック回帰⑤「ゴージラインの位置高め、傾斜角浅めはデフォルトに」

ゴージラインとはring jacket on instagram

クラシックスーツ、つまりは伝統的で完成されたデザインをもつスーツのゴージラインはデザイナーズスーツに比較すると起点が高い位置にあるのが基本。やや高い位置に起点がありつつ、水平に近いラインを描くのが基本だ。これによって視点を高い位置に集めることができ、スタイルアップに効果を発揮するので「スタイルを魅力的にみせる」という意味でも理にかなったデザインといえるかもしれない。(ラペルが細いスーツのゴージラインはバランスをとるために低い位置に起点があり、急な角度がついていることが多い。)昨今のビジネススーツのディテールとしては王道となっている。

スーツの流行はクラシック回帰⑥「シャツ襟はクラシック基本形にシフト。カラーの角度が狭く

ワイシャツトレンド2016philippeperzivienna

合わせるシャツの傾向にも変化が見られます。特にカラー(襟形状)において、ノータイ前提のクールビズに転用しやすい「カッタウェイ」「ホリゾンタルカラー」は、日本はもとよりイタリアにおいても根強い人気がある。しかし、よりクラシックな「セミワイドカラー」や「レギュラーカラー」「タブカラー」「ピンホールカラー」といった襟の角度がおさえられたシャツの見直しが進んでいることを見逃すわけにはいかないだろう。ラペルの幅が狭いナローラペルスーツにぴったりのナロータイに相性の良い小襟シャツも以前ほどの勢いはありません。

スーツ着こなしメンズjamesbondsuit

ダニエルクレイグの着ているトムフォードのスーツはややモード寄りデザインだがシャツのデザインは極めてクラシック。彼のようにあえてクラシックとモードのコントラストを楽しむのもよし、クラシックスーツと合わせて王道を極めるのもまた良しだ。関連ページ:ダニエルクレイグのスーツスタイルの魅力を解剖!

FOLLOW US

Related post