英国の老舗バブアーの名作アウター「ビデイル」の魅力とは?

英国の老舗バブアーの名作アウター「ビデイル」の魅力とは?

英国のアウトドアライフスタイルを体現するブランド。そのバブアーを代表する人気No.1モデル「BEDALE(ビデイル)」といえば、1980年に発売されて以来、ヨーロッパやアメリカで驚異的な売り上げを記録し、フィールドジャケットの代名詞として呼び声が高い。オンオフ両方で使えるちょうどいい丈感やデザイン、英国の本格ブランドながら4万円〜というコストパフォーマンスの良さがウケて、日本でも大人気だ。特にモダンフィットにアップデートされた「ビデイル SL」が登場するや、圧倒的なセールスを記録している。今回は、そんな不動の人気を誇る「ビデイル」にフォーカスして魅力を紹介!

英国シティのエリート金融マンの御用達!スーツとの相性も◎

乗馬用ジャケットとして1980年に誕生した「ビデイル」。登場以来、バブアーの中でも人気No.1を誇る代表的なモデルだ。ちょうどジャケットが隠れる丈感で、スーツに合わせやすいのも魅力。英国のエリートバンカーがスーツの上にビデイルや同じく人気モデルのビューフォートを羽織って街を闊歩する姿は、シティの風物詩だ。もちろんカジュアルスタイルのアウターとしても抜群の存在感を放ってくれるため、セレブやファッショニスタにも時代を超える定番として愛され続けている。

バブアーのジャケット(バブアー 渋谷店) 03-6450-5993
ベルヴェストのスーツ(エストネーション) 03-5159-7800
ボリエッロのシャツ(エリオポールメンズ銀座) 03-3563-0455
ダニエル&ボブの鞄(八木通商) 03-6809-2183
その他スタイリスト私物

バブアーの「ビデイル」に備わった無駄のない機能的ディテールの数々

乗馬用ジャケットとして誕生したビデイルは、機能的ディテールを多く備えている。

バブアービデイル SL

コットン生地にワックスを染み込ませることによって、耐水性や防水性を高めたワックスクロスをはじめ、可動域を広げる”ラグランスリーブ”、裾を広がりやすくする”サイドベンツ”、ライディング中に手を温めやすい”ハンドウォーマーポケット”など、全てのディテールに意味がある無駄のないデザインなのだ。他のモデルにも採用されている防寒性を高める”コーデュロイの襟”や大容量の”マチ入りフラップポケット”などの完成されたデザインもバブアーならではの魅力を醸している。

アイコニックなピンバッジが標準付属

これらのアウターには、ロゴデザインが施されたオリジナルのピンバッジが付属。一目でバブアーとわかるアイコニックなパーツであり、装着して着用する愛好家も多い。ちなみに、ピンバッジを付ける箇所はコーデュロイの襟の先端が一般的。

また、ブランドのオフィシャルECサイトや直営店では復刻バッジが付属している点もバブアーファンなら見逃せない要素のひとつだ。太めの枠で縁取ったブローチピンタイプのクラシックな仕様が復刻されたということで、往年のバブアーファンも飛びついているそう。

王道CLASSICモデルを凌ぐ人気を誇る、英国モダンなSLモデルの展開

バブアーのビデイルは、王道の「CLASSICモデル」に加えて、モダンでスタイリッシュなサイズ感にアップデートされた「ビデイル SL」が展開されている。この「ビデイルSL」は2011年に登場すると爆発的な支持を集め、国内でのバブアー人気を不動のものとした。着丈はCLASSICモデルと同じ長さに設定されているが、SLモデルではチェストやウエストをスリムにアップデートすることで、より洗練されたシルエットを実現。スリムになったシルエットにあわせるように、コーデュロイ襟をコンパクトに、ポケットのサイズを微調整するなどデザインバランスにも死角なし。

(左:CLASSICビデイル 右:ビデイル SL)

イマっぽい着こなしにマッチするSLモデルに人気が集中しているが、昔ながらのシルエットを堅持するクラシック ビデイルにも捨てがたい魅力が詰まっているのは事実。両モデルを購入してその日の気分によってシルエットを変えるという愛好者もいるのだとか。

バブアービデイル SL 商品詳細はこちら
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「ビデイル」は、英国の本格アウターなのに昔と変わらぬリーズナブルな価格を維持!

バブアー以外にも、本場の英国スタイルを体現する有名ブランドは多く存在するが、近年は価格高騰の傾向が止まらない。10年前に5万円だった革靴がいまや10万円超え..というのもよくある話。そんな中、バブアーのワックスのアウターは昔とほとんど変わらぬ4万円代〜という価格を維持。”昔と変わらぬ価格で買える英国の本格アウター”というお値打ち感は、人気を下支えする大きな魅力である。「英国の良心」というキーワードは、バブアーにこそふさわしいと言っても決して過言ではないだろう。

ちなみに春夏モデルのビデイルは、定番のワックスクロスモデルよりもさらにリーズナブルな3万円代〜という価格設定。秋冬を凌ぐ勢いで好調な売上を記録しているという。もちろん、人気の理由はリーズナブルな価格だけではない。続いては春仕様のバブアーの魅力を紹介!

バブアーが活躍するのは秋冬だけじゃない!”春仕様のビデイル SL”が売れに売れている!

「バブアー=秋冬ブランド」というイメージを持つ方も多いのでは?そんなイメージを覆すように、昨今では春夏のバブアーの売上が、右肩上がりで伸びているそうだ。通年モデルの他に「より春の着用に適した仕様を取り入れたモデル」が展開され人気を博している。春の本命アウターに進化した「ビデイル SL」の「春の売れ筋No.1、ピーチスキンモデル」「トラベラーにも最適なシェイプメモリーモデル」にフォーカス。

春の本命アウター「ビデイル」の魅力①「ニーズに応じて選べる素材バリエーション」

2018春夏は、通年モデルの「ワックスクロス」に加えて「ピーチスキン」や「シェイプメモリー」といった生地を採用したビデイルが展開される。
「ピーチスキン製」は、ワックスクロスの質感をワックス無しで絶妙に再現したモデルで、往年のバブアーファンはもちろんのこと、ワックスクロスに抵抗を感じていた新規ユーザーにも人気を博し、春シーズン一番の売れ筋に。ちょっとした雨でも安心な微撥水性能も備えている。

「シェイプメモリー製」は、軽量でシワに強いポリエステル生地を採用。折りたたんでもすぐにシワのない状態に回復するので、トラベル使いにも最適だ。こちらも、撥水性能を備えている。

春の本命アウター「ビデイル」の魅力②「生地によってコーデュロイ襟も春夏仕様にチューニング」

採用する生地によってコーデュロイ襟のデザインも微調整するのがバブアーのこだわり。「ピーチスキン」は、チンストラップやハトメのディテールを省くことによって軽やかな印象に仕上がっている。「シェイプメモリー」では、コーデュロイの畝(うね)の太さが細く設定されたサマーコーデュロイを採用。より春夏らしい軽やかな表情に仕上がっている。

(左から、ワックスド製ビデイル、ピーチスキン製ビデイル、シェイプメモリー製ビデイル)

春の大本命アウター「ビデイル」の魅力③「ライナーやリブのあるなしの仕様が選べる」

定番ワックスクロスを採用した「ビデイル」は、ハウス・タータンチェック柄を採用した総裏仕様が一般的だ。乗馬時に裏地が汚れるのを防ぐため、裾の内側には耐摩擦性に優れたナイロンを切り替えで採用している。
春夏仕様の「ピーチスキン製」では、バブアーのタータンチェック柄は採用しつつ、裏地をメッシュ生地に変更。背裏仕様を採用し、裏地の面積を少なくすることで軽量化も実現している。「シェイプメモリー製」は同生地で背裏仕様を採用。全体に統一感を与えると同時にシワ問題も解消されている。

(左から、ワックスクロス製、ピーチスキン製、シェイプメモリー製)

また通年で展開の定番ワックス製は防寒を考慮したリブがあるのに対して、春夏に展開されるモデルではリブ仕様を省略。保温性よりも軽やかで羽織りやすい着心地を重視したデザインに仕上げられている。

(左から、ワックスクロス製、ピーチスキン製、シェイプメモリー製)

春の本命アウター「ビデイル」の魅力④「万能なカラーバリエーション!」

「ワックスドクロス」「ピーチスキン」「シェイプスキン」のそれぞれに対して「ブラック」「インディゴ」「セージ」「ベージュ」などの豊富なカラーバリエーションを展開しているバブアーのビデイル。手持ちのワードローブに合わせてチョイスするのも良し、2着目として違う色味に挑戦してみるのも良いだろう。

バブアー ビデイル SL「ワックスドクロスモデル」 商品詳細はこちら
バブアー ビデイル SL「ピーチスキンモデル」 商品詳細はこちら
バブアー ビデイル SL「シェイプメモリーモデル」 商品詳細はこちら

第3の選択肢!カントリー感皆無の都会的でソリッドな”クリーンバブアー”の「ビデイル」

2017春夏からスタートした「クリーンバブアーシリーズ」。定番のワックスクロスではなく、シャリ素材や柔らかいウールを用い、バブアーのデザインをクリーンなムードで表現したシリーズだ。今季はハリのあるリジッドデニムを用いたオールドビデイルやフーデッドビデイル、ボトムスや定番色であるセージグリーンのカットソーやショートパンツがお目見え。今までのバブアーの雰囲気とは一線を画す、モダンでクリーンなアイテムが展開されるため要チェック!

注目のクリーンバブアーモデル①「ビデイルの原型”ファーストビデイル”をデニムで表現」

まず注目したいのは、ビデイルの1980年に乗馬ジャケットとして生まれた初代モデルのデザインにリジッドデニムを採用したモデル。オールドバブアーにソリッドな素材感があわさることで今までにない爽やかな印象に仕上がっている。ちなみに初代のビデイル、すなわちファーストビデイルといえば、知る人ぞ知るファン垂涎のレアモデル。大きな仕様の違いは、胸元のポケットにある。現行モデルでは、ハンドウォーマーポケットとして斜め口のポケットが採用されているが、ファーストビデイルでは地面と平行なフラップ付きのポケットが施される。

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注目のクリーンバブアーモデル② 「ビデイルのボディとフードが一体型になった”フーデッドビデイル”」

バブアーで展開されているジャケットの特徴のひとつとしてよくフォーカスされる「コーデュロイの襟」。そんな襟のディテールを大胆にフード仕様へと変更したモデルが「ビデイル フード SL」だ。通常モデルのビデイルにも別売りのフードを購入すればフードを取り付けることは可能だが、フーテッドビデイルはコーデュロイの襟が省かれフードとボディが一体化しているため、首回りがスッキリとしたモダンな印象に仕上がっている。

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