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バンズ「オールドスクール」の特徴⑤「ブランドを表すスラング”OFF THE WALL”を配したヒールパッチ」
特徴的なヒールもバンズならでは。バルカナイズド製法特有のフォクシングテープがちょうどカカトの部分で重なっており、そのつなぎ目を覆うようなかたちでヒールパッチを配置。ヒールパッチのデザインは、バンズを象徴する「OFF THE WALL」のアイコンだ。OFF THE WALLとは、Z-BOYSというスケートグループが使っていた「普通じゃない、変なやつ」という意味のスラング。由来には諸説あるが、バンズの愛用者でもあったグループの一員トニー・アルバ(Tony Alva)が、プールからスケボーで飛び出した際に仲間が「OFF THE WALL!」と叫んだのがそのひとつと言われている。
創業当初、スニーカーのオーダーメイド生産という「普通じゃない」ことをやってのけたバンズを体現する言葉でもあったことから、OFF THE WALLはブランドのキャッチフレーズとしてオールドスクールをはじめとする各モデルに掲げられている。
バンズ「オールドスクール」の特徴⑥「シンプルながらグリップ力に優れたアウトソール」
アウトソールにはフラットなラバーソールを採用。つま先を除く前足部のみトレッドパターンが異なり、オーリーなどのトリックを決めるのに適した構造であることがうかがえる。もちろん日常使いにおいても踏んばりが効き、足の蹴り出しが軽快になるなどメリットは多い。
ジャズストライプを備えたハイカットモデル「SK8-Hi(スケートハイ)」も人気
オールドスクール登場の翌年にあたる1978年に「Style 38」として発表され、サイドにジャズストライプが施されていることからオールドスクールのハイカットモデルとも言えるSK8-Hi(スケートハイ)。「SK8」と表示されるのはスケートのエートの発音が数字の8に似ているため、スラングとして採用されているからである。足首を覆う高さまで設計されているのは、スケーターが最も負傷する足首を守るという意図も。飽きがこないベーシックなデザインから、オールドスクールやオーセンティック同様バンズの定番モデルとして親しまれている。
いでたちはそのままにスペックをアップデートしたモデル「OLD SKOOL DX(オールドスクールDX)」にも注目!!
クラシックスタイルのスペックをアップデートしたモデル「OLD SKOOL DX(オールドスクールDX)」。アッパー素材には、摩耗に強いタフスエードを採用することで耐久性を向上させている。オールドスクールの要でもある、バルカナイズ製法のサイドテープもルッキングはそのままに軽量化を実現。さらにインソールには、吸湿速乾性に優れた低反発素材の「ULTRA CUSH」を搭載することで、履き心地に関してもアップデートを遂げている。
復刻モデル「KNU SKOOL」も見逃せない!
VAULT By VANS(ボルト バイ バンズ)という、バンズのプレミアムラインから発売されている「KNU SKOOL(ニュースクール)」にも注目したい。ビリーアイリッシュなどが着用して大きく注目を集めたブランドのImran Potato(イムラン・ポテト)とタッグを組み、1988年にデビューした名作スニーカーをリバイバルで復刻。当時使用されていたシューズボックスも再現されているというから、そのこだわりには驚嘆を隠せない。ファットなシルエットが90年代のスケートシーンを彷彿とさせる。オールドスクール最大のアイコン、ジャズストライプ(サーフライン)も幅広い仕様。プレミア価格がつくほどの人気商品なので、気になっている方は早めのチェックをおすすめする。
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