シンプルなレースアップデザインと細身のシルエットで、どんな着こなしにもマッチする王道スニーカーの「CONVERSE ALL STAR(コンバース オールスター)」。とくにホワイトカラーの白オールスターは、カジュアルスタイルだけでなくキレイめスタイルのハズしとしても活躍する名品である。今回はそんなコンバースの白オールスターにフォーカスし、参考にしたい海外の着こなし&アイテムをハイカット、ローカットのタイプ別にピックアップ!
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永遠の定番スニーカー、コンバースのオールスターとは?
1908年、マーキス・M・コンバース氏によって米国マサチューセッツ州モールデンで設立された「コンバース・ラバー・シュー・カンパニー」。これが現在のコンバースの前身となる会社である。当初は寒さが厳しいマサチューセッツ州の冬の気候に対応した、雨や雪の日でも作業できるラバーシューズを製造していた。しかし売上が雪の多い冬場に集中していたため、通年で販売できるアイテムは何かないかと新商品の開発に着手。その結果、1917年にバスケットボールシューズとして「オールスター」を発表した。初代から現行モデルまでほとんど変わらない完成されたデザインゆえ、バスケットボールの枠を超えた普遍的なファッションアイテムとして、誕生してから100年を超える今も世界中の人々に愛されている。
コンバースの“白い”オールスターは2タイプ!
コンバースの白いオールスターと聞いてどのような色味をイメージするだろうか?一般的にコンバースから展開されている商品の中で、商品名に「ホワイト」と入るカラーは2タイプ存在する。一つは画像左の白いオールスター。もう一つは画像右の生成色。並べて見ると明らかに違う色だが、どちらも白のオールスターとして認知されている。
モデルによって若干色味が異なるのも、コンバースの白オールスターの魅力!
コンバースの白オールスターはさまざまなシリーズで登場している“オールスターの定番”的な存在だが、そのシリーズによってまた微妙に色味が異なる。例えばこちらはMADE IN JAPANモデルのオールスター。オフホワイトのモデルは黄色味が控えめでベージュに近い色合いが特徴だ。また、ピュアホワイトの方はミッドソールのラインが黒いのが特徴。このディテールが違うだけでもガラッと印象が変わるのが分かるはずだ。
純度100%の真っ白なオールスターも!
こちらはクラシックな見た目とハイスペックな機能を両立した高級ライン「コンバース アディクト」から展開されているローカットのチャックテイラー(オールスター)。ミッドソールもオールホワイトで構成されたミニマルな一足だ。このように、ひと口に白のオールスターと言ってもシリーズやラインが違うだけで色味やディテールが全く異なることがお分かりいただけただろう。
ハイカットvsローカット!コンバースの白オールスターを選ぶ際の基準は?
ご存知の通り、コンバースのオールスターには大きく分けてハイカット(ALL STAR HI)とローカット(ALL STAR OX)の2種類があり、きっとオールスターの購入を検討する際にどちらにするかで迷う方は多いはず。ここではどちらを選ぶか迷った際に選択の参考にしたい基準を紹介!
・コンバース オールスター HI
1917年に誕生したオールスターのオリジナルモデルはハイカット仕様。クラシックなオールスターにこだわりたいという方はハイカットのモデルをチョイスするのがおすすめだ。シューレースがくるぶし上の高さまで通っているため、ローカットと比べると脱ぎ履きの煩わしさはどうしても付きまとうが、よりオールスターらしさを楽しめるのはハイカットの方で間違いないだろう。インサイドにプリントされたオールスターのマークもハイカットならではのディテールだ。
・コンバース オールスター OX
ハイカットと比べてすっきりとしたフォルムに仕上げられたローカットタイプは、オールスターの誕生から40年後に開発された派生モデル。モデル名の「OX」はOxfordの略である。前述のように脱ぎ履きのしやすさはローカットに軍配が上がり、クセのないデザインなのでコーディネートへの取り入れやすさもハイカットより上と言えるだろう。よりシンプルなデザインを求めるのであればローカットを選んでみては?
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