しっかりとした髪の立ち上げ力や高いホールド力が人気のハードワックス。どの時代のトレンドヘアにも用いられてきたスタイリング剤ゆえ、使ったことがある方は多いのではないだろうか。今回はそんな「ハードワックス」に注目し、ヘアスタイルやおすすめのスタイリング剤を紹介する。
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ハードワックスの魅力とは?
ハードワックスの魅力と言えば圧倒的なアレンジ力の高さ。髪を立ち上げる力はもちろん、細かいディティールの毛束を作ることも容易だ。したがってはっきりとした動きをつけたベリーショートやショートレングスでは必需品となり、発売されている種類も豊富。またアレンジ力の高さを生かして、しなりやすい髪の動きやボリューム感を長時間キープさせたり、動かしにくい硬くて太い髪を扱ったりするのにも向いている。ナチュラルな雰囲気のふんわり感を生かしたヘアスタイルには向かないが、逆にそれ以外のヘアスタイルはカバーできるので使い勝手の良さは相当なものだ。
ハードワックスが似合うヘアスタイル5選!
ここではハードワックスが欠かせないヘアスタイルを5種類紹介する。どのヘアスタイルもそれぞれのハードワックスのメリットを活かしているのがポイント。それぞれ違った雰囲気のヘアスタイルをピックアップしたので、気になるのがあったら次の髪型候補に加えてみて。
ハードワックスが似合うヘアスタイル①「爽やか×男らしさの定番ソフトモヒカンスタイルをカジュアルに」
サイドをスッキリさせたツーブロックにクセ毛を活かしたソフトモヒカンをプラス。クセ毛のナチュラルな雰囲気が肝なので、直毛の方はパーマをかけるのがおすすめだ。特徴はサイドに流したようなシルエットのアップバング。従来の中央に集めながら髪を立たせるソフトモヒカンではなく、毛流れを魅せることでこなれ感を出したのが魅力的だ。また、やんちゃな雰囲気に仕上がりやすいソフトモヒカンにくすんだ色味のカラーを合わせて品と落ち着きを出したのもポイントになる。ハードワックスを根元から馴染ませて毛先に動きを生み出し、しっかりとホールドするのがソフトモヒカンの鉄板スタイリングだ。
ハードワックスが似合うヘアスタイル②「海外のアーティストを連想させる色気バツグンのリーゼントスタイル」
サイドとバックの刈り上げを高い位置まで施し、トップの長さと刈り上げの長さの違いを魅せるメリハリスタイル。長い髪を思い切り立ち上げ、適度にウェーブの優雅さを感じる様はセクシーさをアピールするにはうってつけだ。こちらの男性はリーゼントスタイルに仕上げているが、流行りのサイドパートやセンターパートなどにもできるので、アレンジ力の高さも魅力の一つ。長さを残した髪なので、ハードワックスのアレンジ力とキープ力を存分に発揮できるだろう。ちなみに縦のシルエットがかなり強調されるので、顔型が面長や卵型の方は髭を合わせたり刈り上げの位置をコントロールしたりするのがおすすめだ。
ハードワックスが似合うヘアスタイル③「ルーズなカールから生み出されるランダムなハネ感がアンニュイセクシーに仕上がる」
ベースのミディアムマッシュに緩めのランダムパーマをかけて動きとボリューム感を加える。そして、ハードワックスでしっかりと束感を散らして躍動感と色気を生み出す。ミディアムの長さを感じさせない程のタップリな動きと遊びタップリのハネがトレンドの無造作感を際立てているのがポイント。また、扱いやすいパーマとアレンジしやすいハードワックスを合わせることでスタイリングがしやすくなっているのも魅力だ。外ハネで小顔に見せたりひし形シルエットが作りやすくなったりしているので、骨格矯正効果もバツグンと言えるだろう。
ハードワックスが似合うヘアスタイル④「上品さと男らしさのバランスが抜群の大人ベリーショート」
クセ毛風パーマと落ち着いたマット系カラーによって品の良さを演出したベリーショート。スタイリングにクレイ系のハードワックスを使ってドライに仕上げることでワイルドさをプラスしたのがポイントだ。落ち着きや優しさ、それに清潔感と男らしさのバランスが良いのでどのシーンでも活躍すること間違いなし。また、ハードワックス1つあれば様々なアレンジができるのも魅力。スタイリングする時の注意点は、スタイリング剤をつけすぎてベタっとした質感にしないこと。元々毛量コントロールしてパーマで動きやボリュームコントロールしているので、スタイリングは補助で使うイメージで。
ハードワックスが似合うヘアスタイル⑤「遊びを加えた黒髪リーゼントでこなれ感とワイルドさを両立させる」
ハードジェルワックスでウェット感を存分に出しながらパーマの動きを引き立てたヘアスタイル。ポイントはパーマの動きを最大限に活かすためにウェットな質感にしてラフに仕上げた点だ。黒髪のリーゼントスタイルはそれだけで男らしさが満載なので、カールによる遊びを加えて洒落感をプラスすれば一気に今風になる。セットをする際はタオルドライをした髪にスタイリング剤を満遍なく揉み込むのが大切。しっかりとスタイリング剤を馴染ませたら分け目を決めて流し上げるようにシルエットを作ろう。自然乾燥で問題ないので数分もあれば仕上げられるのが魅力。
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