腹斜筋の筋トレ7選!自重&ダンベルを使った効果バツグンの種目を紹介

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腹斜筋の筋トレ7選!自重&ダンベルを使った効果バツグンの種目を紹介

プロが激推しする腹斜筋の筋トレ7選!手軽にできるけど横腹にかなり効く種目を紹介

ここからは、パーソナルトレーナー・松浦泰山さんのレクチャーのもと、腹斜筋のトレーニングを7つ紹介。それぞれ強度が異なるので、自分ができそうだと思ったものを中心に2~3種目ほど実践するのが良いだろう。とくに運動初心者の場合は「これだったら週2~3で継続できそう」と感じた種目にトライしてみてほしい。

腹斜筋 筋トレ①「サイドクランチ」

横向きに寝そべり膝をくの字に曲げ、上側の手を耳の横に添えて、下側の手は横腹に添える。この姿勢をキープし、横腹を見ながら上体だけを横向きに起こしていく。上体を起こす際には、横腹を潰すようなイメージでグッと収縮させるのが◎ 横腹を収縮しきったら、ゆっくりと上体を元の位置へ戻していこう。このとき重力に任せて上体をすぐ戻してしまうと負荷が抜け、効果が薄れてしまうので要注意。また、片側で10回行ったら、もう片側も10回行い、それを2~4セットほど繰り返すのがおすすめだ。

 トレーナー  松浦 泰山さん
筋トレでは鍛えている筋肉を意識するのが鉄則です。この種目では横腹に添えた手で、横腹が常にしっかり硬くなっているかを確認しながら行うのが大事。途中で柔らかくなってしまっている場合は、負荷が抜けている証拠なのでフォームを見直しましょう。また、どの種目にも言えることですが息を吐ききった時に腹筋はグッと収縮しやすくなるので、呼吸を意識することも大事です。上体を起こすタイミングに合わせて息を吐ききりましょう。

腹斜筋 筋トレ②「バイシクルクランチ」

仰向けになり、両肘を外側に開いて手を耳の横に添え、足は肩幅に開いてまっすぐ伸ばしてスタンバイ。そこから左膝を曲げて胸にひきつけながら、上体を左にひねって右肘を左膝にくっつける。この動作を左右交互に繰り返していく。バイシクルクランチという名前の通り、この種目はまるで自転車を漕ぐようにリズミカルに行うのがポイント。1セット20回とし、運動レベルに合わせて2~4セットほど行おう。

 トレーナー  松浦 泰山さん
この種目では、腰だけは動かさないという意識を持つことが大事です。上体や脚は大きく動かして、身体を強くひねるようにすると回数が少なくても効いてきます。あと動作中は肩甲骨と脚を浮かせたままにしておくのもポイントですね。かなりツラいと思いますが、頑張った分だけ腹筋は成果が現れやすいので、最後までキレイなフォームでやり切るようにしてください!

腹斜筋 筋トレ③「ヒールタッチ」

仰向けになり、手のひらを下に向けて身体の横に置いておく。足は拳二つ分ほど間隔を空け、一度膝の角度が90度になるところに置いた後、一足分お尻に近づけてスタンバイ。足の位置を近づけることで腹斜筋により効きやすくなる。手足の位置はそのままに、おへそを覗き込むように上体を起こしたら、上体を左右交互に傾けてカカトにタッチしていく。この種目も1セット20回とし、運動レベルに合わせて2~4セットほど行うのがおすすめだ。

 トレーナー  松浦 泰山さん
初心者から上級者まで多くの人がやっている腹斜筋の王道種目です。この種目では腰から下は固定したまま、上体だけを動かして腹斜筋を収縮・伸展させるというイメージで行うのが良いと思います。あと肩甲骨は常に浮かせておくように意識するのが効かせるコツですが、起き上がりすぎるのもNG。肩甲骨が少し浮いている状態をずっとキープして行うのがポイントです。

腹斜筋 筋トレ④「ロシアンツイスト」

床に体育座りのような姿勢で座り、両手でダンベルを握る。そのまま上体だけを後ろに倒したらスタート。足と膝、骨盤、上体それぞれの位置がなるべくブレないようにしながら、ダンベルを持った手を左右に振っていく。大きく動かせば動かすだけ腹斜筋に効いている感覚が味わえるはずだ。ちなみに、上体を倒せば倒すだけ難しくなるので、初心者の方は浅めからスタートするのがおすすめだ。1セット20回とし、2~4セットほど行おう。

 トレーナー  松浦 泰山さん
もしダンベルがない場合は、ペットボトルなどでも大丈夫です。重たいほど腹筋に効きますが、その分怪我のリスクも高まるので初めは2~4kgぐらいからスタートするのが良いですね。あと上体を後ろに倒せば倒すほど腹筋には効いてくるのですが、フォームの乱れにも繋がるので、あまり無理せず行うのが大事です。

腹斜筋 筋トレ⑤「サイドベンド」

片手にダンベルを持って膝立ちになる。この時、左右の膝下がハの字になるようにしておくと安定性が増すのでおすすめ。そして、ダンベルを持っていない側の手を頭の後ろに添えたらスタート。まずダンベルを持っている側へと上体を傾けたら、次は反対側へと上体を傾けていく。これを10回やったら、ダンベルを持ち替えてもう10回行おう。左右それぞれ10回を1セットとし、2~4セット行うのがおすすめだ。

 トレーナー  松浦 泰山さん
本来は立って行う種目なんですが、膝立ちになることで安定性が増し、腹斜筋により効きやすくなります。サイドベンドでは骨盤の位置を固定することを意識しながら行うと効きやすくなるので、安定性がすごく重要なんですよね。また、真横に上体を倒すというよりは、気持ち斜め前ぐらいに倒すと腹斜筋の繊維に沿って収縮されるので効き目が変わります。

腹斜筋 筋トレ⑥「ツイストクランチ」

仰向けになり、90度になるよう膝を立てたら、頭の後ろに手を添えて肘は外側に開く。足は肩幅ほどに開いておくと安定しやすい。そのまま肩甲骨が浮くぐらい上体を起こしたらスタートだ。上体を起こしたまま、右肘を左ももにくっつけるようなイメージで上体を大きくひねったら、元の位置へ戻って腹筋を伸ばすように息を吸って肋骨を開く。次は左肘を右ももにくっつけるようなイメージで上体を起こしていき、また元の位置へ戻る。この一連の動作を左右交互に20回行ったら1セット。2~4セット繰り返すのがおすすめだ。

 トレーナー  松浦 泰山さん
上体をひねりながら起こした時にストップする意識を持つと効いている感覚が増します。力こぶをギュッと作るのと同じような感覚で、横腹に力を入れることを意識して上体をひねりながら起こし、収縮しきったら1秒止めるという感じですね。あと、戻す時はなるべくゆっくりとした動作を心がけるようにしましょう。鍛えている間は、狙っている筋肉が緊張している状態を保つのが筋肥大させるコツです。

腹斜筋 筋トレ⑦「ダンベルコークスクリュー」

まず右手でダンベルを持ち、左手と両足を床に着いて3点で身体を支える。床についている側の肘と膝は伸ばしておくと疲労感が軽減するのでおすすめ。この姿勢をキープしたまま、ダンベルを握った側の手を上下に大きく動かしていこう。とくに下ろす動作において腹斜筋が使われるので、下ろす動作は慎重に行おう。片側で10回行ったら、もう片側でも10回行って1セット。この種目も2~4セット繰り返すのがおすすめだ。

 トレーナー  松浦 泰山さん
今回紹介した種目の中では一番難しいですね。腹斜筋だけでなく腹横筋などにも効くので、お腹周りを効率よく鍛えたい方はぜひやってみてください。肝心なコツですが、ダンベルを持った側の手を大きく動かすことと、その動きにつられて骨盤が動かないように意識するようにしましょう。骨盤まで一緒に動いてしまうと腹斜筋の収縮が弱まるためですね。もしツラい場合には、肘をついて行うのもアリですよ。
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